沖縄戦被害賠償必然論

2018.09.14 Friday
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    JUGEMテーマ:ニュース

     

     沖縄を象徴してきた安室奈美恵さんが引退す前に重要な判決がくだっています。

     

     太平洋戦争最後の沖縄戦で被害を受けた家族に対する賠償はしない、そういうことは却下するという最高裁判決です。

     簡単に言うと戦争の責任は国家は負わない!!!ということです。

     

     朝日新聞13日付から引用します。

     ・・・・・・

     一審・那覇地裁は、1947年に国家賠償法が施行される前の行為について、国は賠償責任を負わないとする「国家無答責」の原則を適用。国会が戦後になって軍人や原爆の被爆者らを補償・援護する法律を定めた一方、沖縄戦の民間被害者が救済されていないことについては「立法府には広範な裁量が認められ、軍人らとの差が不合理とはいえない」と判断した。
     二審・福岡高裁那覇支部も「国家無答責」の原則を適用したうえで、最高裁判例で示されている「戦争被害は国民が等しく耐え忍ばねばならない」という「受忍論」を引用。「沖縄戦で民間戦災者が受けた損害がより甚大で深刻という面があっても、国会議員に立法義務が生じるものではない」と結論づけた。

     ・・・・・

     そして、三審・最高裁は訴えを却下。

     

     戦争を止めるには、この「国家無答責」論と「受忍論」を打ち破る哲学が必要です。

     この判決で出てこないのは、現在8割の法案を提出する「行政府」であり、当時の覇権者「天皇」です。

     

     こういう判決を見る限り、この二つの機関を裁き、動かすためには、もう日本国憲法を生かすほかないことが分かります。

     憲法裁判においても、裁判員裁判の必要が生じてきました。

     戦争を推進する勢力がいかに無法で横暴であるかがこの判決群でわかります。

     憲法前文の「平和的生存権」は裁判規範として十分生かされていないと思います。

    平和問題・憲法9条|-|-|-|-|by ネコスキイ

    大坂なおみの実力

    2018.09.10 Monday
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      JUGEMテーマ:スポーツ

       

       「なおみ」と言えば、「naomiよ〜」というCMを思い出します。

       たしか、TBCのコマーシャルだったと思います。日本人の高校生ナオミが父親に反抗して出て行って、帰ってきたら黒人スーパーモデルのナオミになっていたという設定で、驚かせました。

       

       今回、大坂なおみはプロ女子テニスでアメリカオープンで優勝しました。

       あの口元を使ってしゃべるつたない日本語にかわいらしさを感じた人も多いと思います。

       スーパーモデルのナオミを知っている人は、それと重ね合わせたかもしれません。

       大坂なおみは、180センチの長身で肌は黒いのです。

       日本人とハイチ系アメリカ人の間に生まれた子どもで、・・・なんて話はあまり意味のない話になってしまいました。

       スポーツに国籍なんか関係ありません。特に個人技のばあいそうです。

       今回の応援席に日本国旗は見られなかったと思い、ほっとしました。

       

       それにしても、これから、フランス、ウィンブルドン、オーストラリアでも勝ち進んでいく実力を今回の決勝戦で観ました。

       それに対して、沈んでいく船のようなセリーナの叫びも聞いてしまいました。多くのブーイングもアメリカ・ファーストな響きがあり最高の試合を台無しにしていました。

         ところが、ロイターでは、セリーナが大坂なおみに多く学ぶと発言しているので度量の広さも感じました。

       

      P.S.

         あとで色々なニュースを見ると、中日新聞は全米オープンのトーナメント表では、セレナやキーズを「米国」と表現しているのに、大坂なおみだけ国名でなく「日清食品」と表記されています。

       どういう考えか一度聞いてみたいのですが。

       

       

       

       

       

       

       

      スポーツしよう|-|-|-|-|by ネコスキイ

      台風×地震×原発対策を急げ

      2018.09.06 Thursday
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        JUGEMテーマ:ニュース

         

         台風と地震が同時に起こる確率はかなり低いとみなされていましたが、今回、それが発生してしまいました。

         山津波の報道も凄いですが、全北海道が停電する事態に至り泊原子力発電所の外部電源がなくなったことで、すわっ、原発事故再来か?という危機が迫っています。

         発電所のディーゼル発電機が稼働して冷却していますが、これも7日しか持ちません。

         はやく復旧しないとフクシマの二の舞になりそうな危機感から世耕経済産業大臣が緊急記者会見を開き「数時間以内」に復旧のメドをたてるよう指示しました(ただし、そういう「危機感」は発表していません)。

         

         北海道の電力発電が集中している苫小牧東地区周辺を震源としたため、電力供給が間に合わなくなったため、そのあおりで泊原発への供給も停止したのです。

         北海道では台風による豪雨と地震が重なって人々は苦しんでいます。

         

         今回は、それに原発被害が加わる危険性があったのです。いや、これからもあるかもしれません。

         

         台風と地震、それに原発に対応する「三位一体」の災害対策が打てていたのか検証が必要なのではないか、と感じました。

         考えたくないですが、そのうえ津波がきた場合はどうなるのか。

         

         「四重苦」!!

         

          政府におかれましては、「四重苦」が同時に多発することも考えていただきたいものです。

         

        安心・安全のために|-|-|-|-|by ネコスキイ

        週刊新潮の反共主義

        2018.08.31 Friday
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          JUGEMテーマ:ニュース

           

           週刊新潮9月6日号では矢部太郎氏の『大家さんと僕』の連載をしばらくお休みするという記事が出てニュースになっています。

           「矢部さんのマンガが載るようになって週刊新潮があかぬけた」と言っていた大家さんが亡くなったからです。

           

           その「あかぬけた」週刊新潮の記事で、しかし、もっと注意を引く記事もあり残念に思いました。

           それは、反共主義と偏見、無知に基づく下記の記事です。

           

            峩眤農」校歌“作詞者は共産党員”で『赤旗』小躍り

            この記事では、評論家の徳岡孝夫氏氏が「ゴルバチョフやエリツィンをして“失敗”と言わしめた共産主義という実験を今も一人続ける日本共産党」と言っています。

            旧ソ連は共産主義・社会主義ではなかったとの認識が不足して、彼は完全にうそを言っているのです。

            また、配達・集金もしたことない元共産党幹部の筆坂氏のコメントは愚の骨頂です。

           

           綾瀬・女子高生コンクリ詰め殺人、「鬼畜少年」を育んだ「共産党一家」のその後

            この記事では、表題からして共産党が殺人を犯したとでも言うようなフレーズになっています。まるで宮本顕治殺人者という特高プロパガンダのようなもので、古めかしい反共を感じます。

            記事の中身も「その後」という割にはほとんど書いていないため、国民に反共偏見を植え付けるためだけの情報操作なのです。

            騙されてはなりません。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・

           

           「矢部さんは戦争に取られたくない」と言っていた大家さん。

           この戦争に政党として正面から反対し、その根源である絶対主義的天皇制や経済体制を暴いてきたのは日本共産党であるということは、今はだいたい誰でも知っています。

           今話題の「昭和天皇の戦争責任」についても命を懸けて主張してきたのです。

           ソ連に対する認識を180度改めて、勇気をもって共産主義・社会主義でなかったと再認識したのも日本共産党でしたね。

           その点、この週刊新潮も早く考え直して編集方針を改めないと、読者から飽きられ、それこそ部数を激減させると思います。

           

          真面目なメディア論|-|-|-|-|by ネコスキイ

          桜桃小丸子byさくらももこ

          2018.08.28 Tuesday
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            評価:
            TVサントラ,ManaKana,KinKi Kids,DELiGHTED MINT,LOVE JETS,まる子,たまちゃんのお父さん,友蔵,山根くん,B.B.クィーンズ,野口さんwithまる子&ハマジ
            ポニーキャニオン
            ¥ 2,346
            (2004-10-20)

            JUGEMテーマ:漫画/アニメ

             

             「ちびまる子」の作者さくらももこさんが亡くなったとの報道がありました。

             作中のちびまる子の姉の声優も乳がんで亡くなったと聞いているので、これは偶然でしょうか。

             さくらももこさんもちびまる子もファンだった西城秀樹も最近亡くなりました。これも偶然でしょうか。 

             

             ともかく、漫画だけでなくエッセーも面白くてよく読んだものでした。

             この漫画の良いところは、普通の家族が三世代で地方都市の清水市に住んで、ばかばかしく愛おしい日常を楽しんでいるところです。それは、サザエさんにも通じるものがありますが、「地方都市」という現代性が好評を博した原因です。サザエさんは東芝事件で味噌をつけたし、東京のどこを探してもあの昭和の昔の世帯は見受けられないようになったのと対照的です。

             

             みんなで東京に出かけると言っては喜んだり、東京に行けば芸能人に会えると狂喜したり、その芸能人は坂田としお(アホの坂田)だったりするのです。

             ちびまる子は「うらら、うらら」を歌い、ヒデキに感激したり、ちょっとした駄菓子屋の菓子に一喜一憂するという次第です。

             「コマネチ」のたけしや青い髭剃りあとのナガシマも登場し、深い感傷に浸ります。

             

             家族も友達も普通の人間なのにまる子に振り回され、いや逆にふりまわされ、それぞれのキャラを発揮し一人ひとりの違いを明確にします。

             野口さんが笑ったり、花輪君が気取ったり、ももぞうじいちゃんがドジをしたり、ありそうな話をデフォルメしつつ本質に迫っています。

             

             エジソンは偉い人 そんなの常識   ・・・・おなかが減ったよ!

             

               これだって、書けないキュービックな歌詞です。

             

             現代の清少納言の名前にふさわしい、さくらももこさんでした。

             

             桜桃小丸子は、ちびまる子のことを中国語でこのように書くらしいです。

             

            マンガにメーション|-|-|-|-|by ネコスキイ

            空飛ぶ車を救急車に

            2018.08.27 Monday
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              JUGEMテーマ:ニュース

               

              空飛ぶ車を官民で研究しようという協議会が立ち上がったようです。

              それが、ドローンなのかたんなる小型飛行機なのかわかりません。

               

              エアバスやロールスロイス、中国の企業などに遅れないよう早く提言と実行をお願いしたいものです。

              というのは、緊急搬送にドクターヘリだけでは小回りが利かないからです。

               

              どの空間をどう走るのか、事故の対応など法整備や保険、病院側の受け入れ態勢など早急に準備すべきです。

              消防・警察との連携や訓練も必要です。

               

              この分野は夢のある将来性のあるテクノロジーなので、資本投入とリスクを勘案しながら導入を急ぐ必要性があります。

               

              科学はだいじだよ|-|-|-|-|by ネコスキイ

              富田林の犯人×Sボランティア

              2018.08.20 Monday
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                JUGEMテーマ:ニュース

                 

                 富田林警察署さら逃亡を図った容疑者がまだつかまらず、もうはや一週間になります。

                 警察は何をしているのかイライラしている人も多いと思います。

                 ひったくりなどを繰り返し、計4万円程度盗み、バイクでも逃走しているというのですから、かなり遠くまで逃げているに違いありません。

                 ひったくり時間・場所から考えると北へ北へと逃げているように見えますが、実は、南の方かもしれない陽動作戦を取っている可能性もあります。

                 

                 今回、同時に報道のトップに上がっているのは、「スーパー・ボランティア」と名付けられている「オバタ」さん。

                 78歳に見えないおじいちゃんですが、西日本豪雨災害などにも人知れず駆け付け、ついでに、幼児捜索にも加わり、なんと30分程度で見つけたというのです。

                 警察や消防は何をしていたのか、という批判も散見されます。

                 

                 この逃亡事件とボランティアを結び付けて、容疑者探しをしたらどうか、というのが今回のテーマです。

                 何回も犯罪を繰り返し逮捕されているわけですから、悪知恵が働くというものです。

                 

                 Catch me if you can

                 

                 のように、逃亡犯経験者に予想される逃走経路を聞くとか、「オバタ」さんの勘を働かせてもらうとか、総合的な捜索をしないと関西全域、日本全域に不安をひろげてしまいます。

                 オウムの誰かは20年近く潜伏していたし、千葉の事件の場合も沖縄まで隠れていたとか、組織的に隠蔽するとか、そういうことのないようにしてほしいものです。

                 

                p.s.

                その後、8月27日の報道では尼崎市の立花駅の防犯カメラに逃亡犯が写っていたという情報もあります。

                金銭的に時間的に日本全国どこでも潜伏している可能性があるので、「監視社会」の特質を生かして捜査しないといけません。

                「警察24時」で頑張っているところを誇示してもつかまりません。

                 

                安心・安全のために|-|-|-|-|by ネコスキイ

                実践『新エロイーズ物語』

                2018.08.16 Thursday
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                  JUGEMテーマ:読書

                   

                   最近、文学史にこだっわっているのは、名作に時代反映が正確に表れ、現在の道徳に直結しているからです。

                   長く『パンセ』を読み続け、なぜパスカルがそう断言したのかを考えていたことが、最近やっと解けてブログにしたためたのもそのこだわりからでした。

                   

                   ギリシャ・ローマ時代からランダムに考えて、時代に文学で抗い今も伝わっている面白い小説は、 悒螢紂璽轡好肇薀董(アリストパネス)、◆愎清(コメディア)』(ダンテ)、『ドン・キホーテ』(セルバンテス)、ぁ悒螢船磧璽瓢粟ぁ(シェイクスピア)、➄『新エロイーズ物語』(ルソー)、Α愽活』(トルストイ)、А愿椶蠅里屬匹Α(スタインベック)、─愎繃伝』(羅漢中)、『佐倉義民伝』(歌舞伎脚本)、『圓生と志ん生』(井上ひさし)などです。

                   

                   今後、折に触れてその面白さを解説していきますが、今回は『アンナ・カレーニナ』の愛について触れた続きで、ルソーの『新エロイーズ物語』を考えたいと思います。

                   ルソーと言えば論文『社会契約論』と小説『エミール』は有名ですが、今回『新エロイーズ物語』を取り上げる根拠は、自由な意思に基づく恋愛と結婚という今では当然の社会規範を作り上げた当時の大ベストセラーだったからです。

                   テレビもネットもないのに、社会を席巻する、という言葉どおりゴロっと社会の雰囲気を変えた小説だったのにあまり最近は取り上げられません。

                   詳細は読んでもらうとして、この小説は当時の不合理な身分制度とその結婚を弾劾するものであり、そういう制度の最大の被害者である女性のために、恋愛と結婚の自由を主張しました。いわゆる、ロマン主義小説の源泉です。これが、スタール夫人、ジョルジュ・サンド、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』などに強く影響しているのです。

                   

                   簡単に申し上げると、

                   悒螢紂璽轡好肇薀董戮禄性の側がセックス・ストライキで軍隊を解散させ平和を取り戻す喜劇

                  ◆愎清福戮蓮中世キリスト教、とくに法王などの教会批判

                  『ドン・キホーテ』は、中世封建制度をちゃかした小説

                  ぁ悒螢船磧璽瓢粟ぁ戮癲⊂祿下圓任劼佑れて育った貴族が権力闘争に敗れる反語的小説

                  ➄『新エロイーズ物語』は、自由に恋愛と結婚を主張、自然描写で引き立てた小説

                  Α愽活』は、陪審員の手落ちで罪にされた美女を良心で救済しようという物語

                  А愿椶蠅里屬匹Α戮蓮30年代アメリカの恐慌下での農民の苦労とたたかい

                  ─愎繃伝』は、中国の政治腐敗とたたかう108人の義民のたたかい

                  『佐倉義民伝』は、歌舞伎にもなった江戸時代、農民の窮状直訴物語。

                  『圓生と志ん生』は、戦後の焼け野原から立ち上がった落語家師匠の物語。

                   

                  文学ディスカシォーネ|-|-|-|-|by ネコスキイ

                  警察失態の原因

                  2018.08.15 Wednesday
                  0

                    JUGEMテーマ:ニュース

                     

                     富田林警察の失態で、住民を不安に陥れています。

                     弁護士接見の後、確認が遅れたため、容疑者を留置場から逃がしてしまい、まだ捕まっていません。

                     最近、四国の島の刑務所から逃走して広島まで逃げた犯人もいました。

                     これだけ失態が続くのは何故か?

                       マスコミがこの点をあまり追求できないのは、権力と絡んでいるためです。

                     警察体制は、犯罪を犯す前段階を抑制する「警備」と犯罪を犯した後の「刑事」があります。

                     「警備」に偏重があるという点は昔から指摘されてきています。

                     犯罪組織などの「協力者」を養成する、一種のスパイ養成に力を注ぐことに力点がおかれ、単純な犯罪については逮捕後もおろそかにされがちです。

                     そういう点が、今回も露呈したという他ありません。

                     犯罪を未然に防ぐという点は可としても、多くの運動団体にも情報提供者やスパイを送り込む手法は、旧特別高等警察(特高)以来の手法です。そんなところに力点を置くのではなく、施設整備や人間養成、休暇や教養に力点を置いて、民主主義とは何かを徹底する警察にしましょう。

                     

                     「容疑者が留置場から逃げましたので戸締りしましょう。」

                     と警察が言っても、警察署自身、「戸締り」できていないので迫力がありません。信頼を失っているのです。

                    安心・安全のために|-|-|-|-|by ネコスキイ

                    送り火のパスカル

                    2018.08.15 Wednesday
                    0

                      JUGEMテーマ:読書

                       ときどき自分は歴史の上でどこにいるのか、考えてみることも長い人生では必要かと思う。
                       現代人はホモ・サピエンスの生き残りであり、様々な危機を奇跡的に乗り越えてきたのであり、その先祖がいて今がある、ということをこのお盆の送り火のなかでひしひしと感じることも大切である。
                       また、無意味な戦争があってそれを克服してきた、人権と平和主義の前世紀があり、自分がいるのだと考えると世界一とか日本一ということに無意味さを思わざるを得ない。
                       ボクシング協会の会長が朝鮮人のハーフだとか、ヤクザの子分だったとか、週刊誌に書かれているとひどい差別意識がまだあるなぁと、感じる。東京医大という先進的と思しき組織であっても女子差別意識が底流にあると考えると、静かなたたかいこそ絶対的な歴史のエンジンであると感じる。

                       この世界の片隅であっても、全世界を感じ、歴史の一端を担っているのではある。

                       

                       と、考えていた時、パスカルの有名な言葉「人間は考える葦である」という言葉を思い起こし、この静かなたたかいを進める人間はそれほどヤワではないのではないかと思った。

                       そのような言葉を欲するパスカルに透徹した精神と人類進歩への不理解を感じたのである。

                       デカルトは人間の理性によってすべては解決すると信じたが、パスカルは、どんな努力でも人間の認識しえない部分は残るから、人間は絶対的真理に到達しえないため、理性を捨てて神に頼らなければならぬと考えた。デカルトも絶対的主観では批判すべきところがあるとしても、当時としては進歩的だった。

                       マクロ・ミクロを見ても人間の認識は相対的で絶対的真理を追究することが使命であって、その意味で100%認識はありえないので、それが科学であって、だからと言って絶望することはない。

                       パスカルは、解決できないことは神に頼ろうとした当時の普通の人であって、「葦」だと嘆くほどのことでもないのに嘆いた悲劇が「パンセ」であり、他方、パスカルは楽観的には喜劇役者にも見える。

                       

                      「帰するところ人間は自然の中にあって何ものであるか?無限に比すれば虚無、虚無に比すれば一切。無と一切の中間物」(断片72)

                      謙虚にこの一節を受け止め、「一切」に近づくように努力するのが成長と歴史なのではないか。

                       

                       

                      文学ディスカシォーネ|-|-|-|-|by ネコスキイ
                       
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                      何事も原典にあたること。マグナ・カルタから始まります。ヴァージニア憲法には、常備軍の危険性を主張しています!!
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                      宇宙戦艦ヤマトを描いた松本零士氏絶賛の「ボヘミアン・ラプソディ」は、今も力をもつ。
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