阿蘇の火砕流が伊方原発に!!

2017.12.13 Wednesday
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    愛媛県・伊方原発の差し止め理由が、話題を呼んでいます。

    高等裁判所は

      "「阿蘇の過去の噴火で火砕流が到達した可能性は十分小さいと言えず、原発の立地は認められない」と判断し、伊方3号機の運転差し止めを命じた。"

    と報道されています。

     

     今までなら中央構造線の直下を走る大断層のずれにともなう活断層の地震などを想定していましたが、今回は阿蘇山の噴火にともなう「火砕流」が四国のはずれまで来る可能性があるので、原子力発電所は稼働できない、という判断です。

     とすると、その中間にある大分県などは全部丸焼けになるということか、とも判断できます。

     雲仙普賢岳の火砕流の映像で近寄ってはいけないが、遠くに離れた他県にまで及ぶなどと考えるのは、火山学者の意見なのでしょう。常識はもはや通用しない局面になり、その最大値まで考慮しないと住民の安全は守れないということでしょうね。

     

     それなら、霧島連山は阿蘇山より大きい火山帯を形成していると考えるなら、川内原発なんか稼働不可に違いありません。また、火山列島である日本はどこでもそうなり、東京なんか富士山が噴火すれば火砕流で灰燼に帰します。

     問題は原発が燃えるだけではなく、何年も有害な放射線を放出し人が住めない場所にしてしまうことを懸念しているのです。

     

     早くアンモニア発電など代替エネルギーに変えないと、これは大変な事態になりそうな判決でした。

    科学はだいじだよ|-|-|-|-|by ネコスキイ

    『資本論』を薦めるコラム登場

    2017.11.27 Monday
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      評価:
      カール・マルクス
      新日本出版社
      ¥ 1,258
      (1982-11-01)
      コメント:資本論を読むにはこれが一番。ドイツ語、英語、フランス語だけでなくできるだけ多くの言語訳も参照しつつ、集団訳で偏りがなく最先端の研究も取り入れられています。同じ、出版社の単行本・新訳もありますが、電車でも読める点が違います。違いを見ながら勉強しましょう。

      JUGEMテーマ:学問・学校

       

       世界一の新聞大国であるわがニッポン、に住むと面白いこともあります。

       

       今朝の神戸新聞のコラムである「正平調」は、マルクスの『資本論』を薦めています。

       くわしくは、神戸新聞を見ていただきたいのですが、だいたい以下の通りの内容です。

       

       昔はみんな争って『資本論』を読み、その内容如何を議論したものだ。

       その内容をかいつまんで言うと、人間が生活を維持し子どもを養うに必要とするカネとそのための最低必要労働時間が一般的に一日6時間だとした場合、現在12時間働いてもその半分しかもらっていないことになる。おかしい。

       そこを解明したのが『資本論』なのだ。

       現在の長時間労働、不払い労働、過労死などを考えると、流行おくれということはない。読むべき本だ。

       

       搾取とか過密労働という相対的剰余価値の搾取についての言及がないにしても、最近の新聞の中では出色のコラムです。

       やっと、こういうことが言える世の中になったのか。

       ほんというと、だれがそのような社会にしているのか、だれが見えないようにしているのか、どうやってそれを変えるのか、という点まで言い及んでほしいのですが、まだまだそこまでは言えないようです。

       が、しかし、コラム氏の言うこの辺までは国民の最大公約数的意見として、科学的到達点として常識であるべきだと思います。

       

       京都大学教授・川上肇の『貧乏物語』も貧乏の源泉が搾取だと大阪朝日新聞に掲載したことがありますね。その連載が始まって101年。『資本論』第一巻が刊行されて今年で150年。国民常識として定着するには時間がかかりますね。

       国民の経済的権利が保障されるには、啓蒙的普及活動と国民の納得が必要となります。これも日本国憲法の歴史的要請でしょう。

       

      p.s.

        アクセスが比較的激しいので、資本論について詳しく知りたい方は、このブログのカテゴリー一覧から「政治経済学再入門」を参照してください。

       

       また他にも、多面的に紹介しています。

       1.sharescafe

       

       2.「朝日新聞」天声人語 2017年7月23日付 資本論150年

       

       

       

      科学はだいじだよ|-|-|-|-|by ネコスキイ

      将棋ソフトで都議選を分析

      2017.07.03 Monday
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        JUGEMテーマ:ニュース

         

         将棋ソフト「elmo」は、今回の歴史的一局を最初から佐々木氏有利と判断していました。特に、藤井氏の夕食後の一手で完全に佐々木氏の勝利を読んでいました。

         夕食後の一手まで一時間以上考えたけれども良い手が見つからず時間に追われていた藤井氏の健気さに心打たれました。

         

         さて、同時に開票された都議選ですが、あまり人気がなくて見逃した人も多かろうと思います。特定候補、特定政党を支持していた人はそれなりに見ていたとしても、です。

         

         今回の選挙結果はあらかじめビッグデータで分かっていたはずです。

         多くの人は、支持なし層や無関心層の動きがもっとも多い中では、組織政党が当選するという構図は昔からあるわけで、その上の科学的データから考えるとムベなる結果を生んだのです。

         そのへんを薄々感じとった有権者は選挙そのものに嫌気をさしてきたという感じがします。

         

         この流れを早くから察して、公明党が自民党支持を離反して都民ファースト支持に回り、その下働きをして、小池都知事から宗教法人認可のお墨付きを得るよういち早く動いたとみるのが識者の常識ではあります。

         創価学会の認可権は都知事にあるからであり、勝ち馬に乗らないなら、落ち目の創価学会を不認可に陥らせることもできるのです。

         カリスマ池田大作氏の後の創価学会は迷走するでしょう、その動揺に対して権威と権力を利用するのです。

         

         将棋ソフトなら、選挙の結果を読むと最初から都民ファースト公明党優勢という結果になったことでしょう。

         特に、安部氏にまつわる利権政治疑惑、豊田衆議院議員のパワハラ暴言とそれに対する麻生氏の女性蔑視発言、最後は稲田防衛大臣の公選法違反発言!!

         この数々の暴挙の時点で、一気に都民ファーストへの勝利への階段指数が上がったのです。

         

         それにしても、日本共産党への3K反共ツイッター問題、民主党からの大量離党者問題、などなど深めてほしい点がいっぱいあります。自民党が半分以下になったと話題ですが、民主党議席は三分の一になっているではありませんか。

         

         さらに、面白い皮肉は、「野党」は共産党と自民党という相矛盾した政党の呉越同舟になったことです。

         小池氏は任期を終えたら国政に復帰し一気に総理になる勢いです。どうなるのでしょう。

         

         国民は経済的、福祉的、文化的に飢えている!この事実から出発して政治を行うよう訴えます。

         

         

         

        科学はだいじだよ|-|-|-|-|by ネコスキイ

        ひふみんの引退

        2017.06.30 Friday
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          JUGEMテーマ:スポーツ

           

           加藤一二三は、なかなか面白い人柄をおもちのようです。あのアンパンみたいな顔でありながら、しかし、将棋9段の最高位であり、紫綬褒章受領者なのです。

           

           彼は、中学生の藤井四段への深い愛情でほめちぎっていますが、将棋界をけん引し今なおひきつけている姿が素晴らしいのです。

           会話も面白いし、そのなかで馬鹿正直な面もあって突っ込みどころ満載なので、バラエティ番組では引っ張りだこでしょう。

           

           1300勝を超える棋士でもその勝率は6割程度なので、かなり厳しい世界ではあります。

           公式戦では見られないとしても、将棋の普及にこれからも大きく貢献されることを期待します。

           

           7月2日の竜王戦トーナメントは、誰も注目することになるでしょう。

           ヒフミンの解説も期待します。

           

           

          p.s.

           ヒフミンの解説はありませんでしたが・・・・。

           7月2日の竜王戦トーナメントで、藤井四段は佐々木五段に負けました。AmebaTVで最終局面を見ましたが、時間がなく焦っている藤井氏がかわいそうでした。

           終盤はどう見ても大ゴマをもっている佐々木氏に圧勝されているのが素人でもわかりました。力なく「負けました」とあいさつする前にブレザーをきちんと着直したところに行き届いた礼儀を見ました。

           連勝の歴史を最年少で更新したことをみんなでお祝いしたい気持ちです。

           一方で都議選は「都民ファースト」の圧勝が伝えられ、千代田区のドンの後継も負けたようです。

           でも、こちらは投票率が悪いうえ、選挙開票の視聴率も低いでしょう。AmebaTVが途中でサーバーダウンしたのはアクセスの集中しすぎだったと思います。それほど熱中させてくれた藤井氏に拍手をおくります。

           

           

           

            

          科学はだいじだよ|-|-|-|-|by ネコスキイ

          核実験場のバレーボール

          2017.04.19 Wednesday
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            JUGEMテーマ:スポーツ

             

             アメリカの研究所は、北朝鮮の核実験場のプンゲリでバレーボールをしていた情報を得たと、発表しました。アメリカを騙す目的があると分析しています。 

             ここまではほんとうだとして、そこまで詳細に衛星の分解能からわかることは、我々もいつでも監視のもとに置かれる可能性があるということですね。

             ここまで行くと、お笑いの領域です。

             チャップリンの映画『独裁者』では、ヒトラーとムッソリーニの“秘密会談”が、ソーセージとスパゲッティの論議になっていたように、この米朝対立をよくよく観察してみると、フットボールとテコンドーの論議をしているようなものです。

             どちらがよいか、観察してみると両者得意のスポーツではなく、バレーボールだった!!!((笑))

             

             また、どちらも、髪型が特異で、アメリカは吹けば飛ぶような猫の毛で、北朝鮮はヘルメットのような刈り上げカットという絵にかいたような対立の構図です。

             誰かお笑いにしてくれないかなぁ。

             双方のそっくりさんが、それぞれの国に潜入して間違われ、アメリカの利益を北朝鮮に訴え、北朝鮮の利益をアメリカに伝えるのです。

             アメリカは繁栄していると思ったらホームレスもいっぱいで、兵士は差別されている。民主主義だと思ったら、トランプの独裁で、有権者登録もしていない人がゴマンといる。

             北朝鮮では疲弊していると思ったら地下鉄は最新式、食料は足りていないがみんなで分け与え、国民の医療は充実している。独裁政権だと思ったら、貧しくとも地方政府は充実して、金正恩は案外孤立している。

             

             まあ、こんなところでしょうか。

             北朝鮮はgooglemapのストリートビューはありませんが、主要な駅や大きい建物の写真は掲載されています。

             北朝鮮は、技術的には進んでいるが、体制は戦前の日本みたいな国という理解でよいと思います。改革開放で、交易を進めたらどうでしょうか。

             

             

             

             

             

             

             

             

            科学はだいじだよ|-|-|-|-|by ネコスキイ

            長生きは抵抗運動である!!

            2017.03.01 Wednesday
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              JUGEMテーマ:スポーツ

               

                この頃 都に流行るもの

                不倫に不義に 偽政治

               

               若人は都に憧れる

               長時間過密労働でもいいのか?

               最初からもう田舎に憧れる都会の青年

               なんにもなくていい 君がいれば

               そういう時代にパラダイムシフトしている

               覚醒せよ!

               電通の若者が犠牲者になった

               見よ!

               ピコ太郎のなした技を

               ネットで世界を席巻したのだ

               別に都会でないといけない理由なんて

               ないのだ

                

               偽政治にそれは理解できない

               

               老人は老人なのか?

                 iPS細胞移植で一石を投じた快挙

               パラダイム転換

               弁証法がまた証明された

               長生きすれば、医療が儲かるのだ

               福祉社会論を狭義から広義に

               長生きは抵抗運動だ

               社会を進歩させる

                 金がかかるから死んでほしい?

                 いや、金を使って生きてほしい

               

               偽政治にはそれは理解できない

               

               為政者よ

               裸の王様はやめよ

               小島よしお、ハリウッド・ザ・コシショウ、とにかく明るい安村、アキラ100%

               裸四天王のように裸になれ

               

               答えは風のなかにある

               

               

               

               

               

                  

               

              科学はだいじだよ|-|-|-|-|by ネコスキイ

              障害者ホロコーストの罪と罰

              2016.07.26 Tuesday
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                JUGEMテーマ:学問・学校

                 

                 戦後最大と言われる障害者殺人事件が未明に発生しました。

                 犯人とされる本人は2月に法律にもとづき措置入院し、大麻の陽性反応が出ていたとされています。

                 容疑者本人と事件の詳しい究明は警察や検察の報告に待ちます。

                 

                 いつも、犯人の罪に罰がついて終了となりますが、こういう事件はその社会的背景とその原因、そしてその断罪については司法も法律も追いつかないのが現状です。

                 

                 

                 ◆自分は一番偉い、だからあいつらは殺してもいいのだ・・・・・・・

                 こういう意識の克服は、ドストエフスキー『罪と罰』の大テーマであり、人類に現在も課された課題といえるでしょう。「デスノート」でも同じテーマを扱っていると翻訳者教授・亀山郁夫氏は言っています。

                 そのうえ個人に巣食う社会の害悪の反映は『カラマーゾフ兄弟』にも描かれているように、国家や裁判でも裁ききれないテーマなのです。

                 この分野の断罪で役立つのはやはり「文学」のリアリズムと言えます。

                 

                 

                 ◆障害者は死んだ方が世界平和に役立つ・・・・・・

                 そんな考え方は戦争時代のヒトラーのものであり、唾棄すべき対象といえるでしょう。

                 ところが、小学校教員免許を持っているとされる容疑者は、文部科学省の認める課程や教員実習、ことに介護施設の研修をへたはずなのです。

                 「頭がおかしい」から措置入院させられた、そんな人まで社会や国家に責任はないというでしょう。

                 最近の障害者施設・高齢者施設での多くの虐待・殺人事件を見ても、その遠因を多くは「弱者への差別」があると識者は指摘しています。

                 利益第一主義という観点で考えると、利益を生まない者は不要な人間になります。障害者はその範疇に大方が入ります。少し雇用に努力したとしてもです。

                 こういう資本主義の風潮が全体を暗雲のように覆いかぶさっているところに、今回の事件を置いて考えてみようじゃありませんか。みなさん。

                 

                 

                 今、ふと、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ『不協和音』が聞こえたように思います。

                 

                 

                 P.S.

                   障害者について科学的にこの問題を考えましょう。

                 もし、この世に障害者がいなくなったら、障害者でない人だけの世界になるのでしょうか。

                 その前に、障害者ってどんな人がというと、実は重度から軽度まであり、障害を持たないといわれる人にも遺伝子的に障害因子を持っているのです。単に、目に見える「障害」として発現したのが障害者なのです。

                 また、それ以外にも、先日までスポーツ万能な若者が、事故で重度の障害を負ったとしたら、どうなるのか。

                 人間の全人生と生物学的観点からみると、障害者=健常者ということになるのです。

                 

                 もし、介護がしっかりしていて経済的にも十分保障されているならば、障害者抹殺思想は絶対生まれてこないのです。

                 多くの差別と偏見にまみれた障害者を救うには、温かい目と科学的思想とお金が必要です。

                 

                  

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                科学はだいじだよ|-|-|-|-|by ネコスキイ

                ついに!!学者安保法制反対

                2015.07.21 Tuesday
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                     学者としての私も反対します。
                   芸術家としての私も反対します。
                   宗教家としての私も、スポーツマンとしての私も、当然反対します。
                   人としての私も反対します。

                   私の敬愛する益川さんも反対しています。池内さんも反対しています。
                   
                   学者1万人としいう数字は多いのか少ないのか、わかりませんが、問題は数ではないので(笑い)。
                   
                   参議院での審議について、まだまだ時間はあります。
                   前も言ったように、国会会期延長こそが、改憲勢力の最大の弱点なのですから、その弱点で戦いましょう。
                   国会の数の力で安保法案を通そうとするのは、ファシズムだと指摘されています。
                   また、安倍クーデタとも呼ばれています。
                   その意味で、金子兜太さんの「安倍政治を許さない」というスローガンは的を射ています。
                   
                   もし、これを阻止すれば歴史的民主主義の勝利です。火と血の文字で教科書に書かれるでしょう。歴史に「もし」という言葉があれば、それは「今でしょ」。
                   
                   国際社会は日本国憲法の解釈をゆがめることを要請していますか。
                   していないのです。

                   アメリカだって、この問題について「ノー・コメント」としています。
                   三権の一つでしかない行政府が憲法の従来解釈を変えるなどというのは、国際社会に恥じることです。

                   アメリカで、アメリカ憲法解釈を変えると言ったら、大ブーイングですからね。
                   自分の憲法を守れない日本を誰が信用するでしょう。
                   昔、憲法もないような国とは対等に付き合えないと言われたのではないでしょうか。
                   今は、憲法も守れない国と対等に付き合ってくれる国はあるのでしょうか。

                   具体的闘いとして、
                   〃鎧産業からの献金の有無を暴露すること、
                   ⇒薪浹聴への説得工作、特に公明党と良心的自民議員を説得すること、
                   それで、60日ルールを使っても否決できるようにすること、

                    (もし、安保法制に賛成したら、公明党は平和の党と言えない大打撃をこうむります)
                   

                   このような、国民的包囲こそが民主主義を守り発展させるのです。
                   学者のみなさん、国立大学法人法案反対の運動を思い起こしてください。日本を世界に誇れる平和国家にしましょう。恥ずかしがりやの学者にも声を挙げてもらいましょう。

                     (ラップ調で)

                   輝く太陽 青空を 再び戦火で汚すな

                   われらの友情は 原爆あるも 絶たれず

                   闘志は火と燃え、平和のために闘わん 

                   立てよ、団結  かたく  ラララ わが行く手を守れ

                  科学はだいじだよ|-|-|-|-|by ネコスキイ

                  身代金ウイルスCrypt0L0cker

                  2015.06.20 Saturday
                  0

                     パソコン内のファイルを開けなくしてしまい、金銭を要求する身代金ウイルス「Crypt0L0cker」の日本語版が流行しているそうです。
                    検知名は、ウイルスセキュリティソフトで、Trojan ( 0040f9071 )  または  Trojan ( 004b74591 )
                    スーパーセキュリティソフトなら、Trojan.agent.xxxx (xxxxの部分は任意の数字が入ります)
                    クラウドセキュリティソフトなら、Trojan.agent.xxxx (xxxxの部分は任意の数字が入ります)
                    というウィルスですので、みなさん注意しましょう。

                    最近は、Passwordstealerというあからさまな名前のウィルスが毎日攻撃してきます。
                    こういうコンピュータウィルスに感染すると、預金もなにもかも盗まれてしまう可能性があります。ソフトをいつもアップデートして対策をとりましょう。

                    それにしても、盗むことが犯罪であるという倫理はこの世界ではいうことを聞かないのです。MERSやSERSも危ないですが、コンピュータも同時にチェックしましょう。

                    科学はだいじだよ|-|-|-|-|by ネコスキイ

                    STAP細胞研究についてのメモ

                    2014.10.12 Sunday
                    0
                      評価:
                      井尻 正二
                      福音館書店
                      ¥ 1,296
                      (1976-02-01)

                      JUGEMテーマ:学問・学校

                       STAP細胞発見について、本来素早く反応すべきでしたが、少し様子がおかしいので静観していましたら、案の定大変な事態に進展し、組織的な問題になり、現場指導者の自殺にまで発展しました。
                       
                       そこで、団体として、組織として研究することについて、模索する苦しみ除去と目的達成というものについて、立ち入った提言をしている文献を見つけましたので、引用してみましょう。

                       


                       第1に、
                       団体研究(以下、組織的研究と同一のものとして扱う=筆者)に際しては、各研究者が研究主題(目的・立場)を明確にして把握してかかることが、必要である。研究主題に対する理解の不徹底は、研究の終結にいたって、研究成果の不統一や混乱を招来する恐れが生じるのである。

                       第2に、
                       研究方法および研究手段の大綱(単位)を一応統一して、研究者間の有機的連繋を体系だてておく必要があるのである。研究方法や研究手段が研究者ごとに異なり、研究の単位が統一を欠いていては、全体的認識を把握することが不可能である。しかしながら、方法や手段を一応統一することは、研究者個人個人の独特の方法や手段をこれに追加することを妨げるものではなく、団体研究の過程(統一された方法・手段および単位)におけるこの種の個人差※(偶然性)こそは、むしろ、団体研究方法の重要な特色の一つを形成するものなのである。
                       (※ 多数の専門家が集合する団体研究においては、個人研究におけるよりは、遥かに大なる研究の自己矛盾を内蔵し、多面的な偶然性が現出することは当然である。この著しい自己矛盾こそは、団体的研究方法の独創性の根源であり、このような多面的偶然性こそは、団体研究の方法論的質を決定する特質なのである。) 
                       

                       第3に、
                       各研究者に分担された問題(材料・対象等)の要点は、全研究者が必ずものにそくして観察し合い、検索し合い・考究し合い・かつ、検討し合う必要があるのである。多数の目による観察は、観察結果(事実)をより客観的にすると共に、新しい事実の発見をもたらす可能性をあたえ、多数の頭脳による検索・考究・衆智を集めた討論は、問題の解決を容易にするのみならず、更に、新しい問題を提起して研究を進展させてゆくにいたるのである。

                       第4は、
                       研究過程において一研究者が新たに発見した事実、または、新たに発想した問題は、それが如何なる研究者によって発見され、発想されようとも、必ず、全研究者がこれを検索し・考究し・討論して、もしその問題が団体研究の趣旨に合致するものであったならば、従前の研究問題を廃棄しても、全研究者をあげてその問題を研究すべきである※。
                       (※ ここで、個人研究の偶然性が淘汰されて、団体研究の必然性に発展的に転化するのである。)

                       第5に、
                       研究の統帥をつかさどるものは、年齢・学歴・地位にわずらわされることなく、研究主題の発想者が一応これに当たるべきである。しかる後に、研究の進展に応じて、合議の上で統帥者を選出すべきである。こうすることによって、若い世代の独創力・実行力と、年長者の綜合判断力・経験等が巧みに融合されるのである。なお、一たび選出した統帥者の指揮には絶対服従すべきことは、特に論ずるまでもないところである。

                       第6に、
                       団体研究に際しては、研究者の世界観・社会意識・特に思想の一致が、研究者の団結・研究の進展上に、最も必要であって、一人の異分子の存在は、団体研究を根底から瓦解させる結果となるのである。

                       

                       

                       以上は、組織的研究についての提言です。現場での研究を踏まえての提言なので、ある種の現実味があり、STAP細胞の組織的研究と比してどうだったか、かみしめてみましょう。
                       


                       この研究提言をまとめたのは、国立科学博物館の井尻正二という科学者でした。野尻湖発掘を主導された先生です。参考にしましょう。
                       引用文献は、『井尻正二選集 第1巻』(P126〜P129、1983年、大月書店)です。

                       

                      科学はだいじだよ|-|-|-|-|by ネコスキイ
                       
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