トランプ氏ですか。

2016.11.11 Friday
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    JUGEMテーマ:ニュース

     アメリカ大統領選。

     アメリカの“主要”新聞がクリントン氏当選を支持していたのに、ふたを開けるとトランプ氏が実質当選という結果になりました。

     得票数は少しクリントン氏が多かったようですが、各州のほとんどが総取り方式を採用しているため、選挙人の獲得数が上回ったためトランプ氏になったのです。

     これが民主主義というべきかどうかは別ですが、日本でも「小選挙区制」という総取り方式があるので、笑えません。

     

     今回の争点はたぶんアメリカ国民をほんとうに守れるかどうかということだったのでしょう。

     日本の米軍基地を撤退すれば、アメリカの負担は減ること間違いありません。

     トランプ氏はTPP反対なので、アメリカを支えにやってきた日本政府は困り、強行採決は茶番化しました。

     株価は急激に下がりましたが、その反対にV字回復して先行き不透明の様相を呈しています。

     

     これからどうなるのか?

     多くの人々は不安を抱えつつ暮らしているのが本音ではないでしょうか。

     ブレグジットに続く、トランプショックは当面続きますが、株価や為替はどちらに転ぶかはファンデメンタル次第です。

     木村太郎氏が当てた!と喜んでいますが、多くの人たちは分かっていた事件ですよ。

     

     

     

     

    歴史さんぽりーの|-|-|-|-|by ネコスキイ

    やっべっぇぞ南山城村の人・ナダル

    2015.10.12 Monday
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       今年のキングオブコントは、コロコロチキチキペッパーズ(コロチキ)というコンビが優勝しました。いつも、この番組を楽しみにしていて、どんなシュールなコントを見せてくれるか、その時代を反映しているかを研究しています。
       今回のコントはテレビもyoutubeも何回も見てしまいました。今朝も、「あさがきた」の前に1回見て元気を頂きました。

       さて、そのコンビの芸名ナダルさんは、時代劇に出てくる眉毛の太い僧呂のような顔、または、文楽の人形のような顔をして、声は声優です。この声は、ドクタースランプのような、声変わりしないまま気道だけ太くなったような、気取った声で、標準語に京都弁を混ぜた不思議な発音なのです。

       なのに、漫才やコントをしているという異色のコメディアンなのです。今回のようなコントもでき、また、ザ・ボンチの「おさむちゃんです」のようなギャグ、「やっべぇぞ」で1ネタ引っ張る漫才もできる両刀使いなのです(喉が緊張してストレートに発音できないという吃音の面白さ(? ここには「見下げ」という差別的意識が潜在していると思います)を利用したギャグではありますが、松竹の寛美もアメリカの歌手も利用してきた笑いと芸術表現なのです)。

       今回、優勝した理由は審査委員に任せますが、その「やっべぇぞ」を封印しつつも、奥からこみあげてくる笑いを創造するコンビと将来性に軍配が上がったように見えます。

       ナダルさんが、何かしゃべる時は、どこか夢見たような眼で斜め上を見るのは、乙女チックな狂気と緊張を意識しているのです。その正常な狂気も、中学時代の少し変わった人間を仲間はずしにする幼稚ないじめに起因することが、後で分かりました!その鬱屈した気持ちを武器として、笑いに変えたのです。「醜いアヒルの子」だったようです。

       もちろんそういうコントを意識し、決勝戦で見せた卓球コントの狂言のような諧謔性を理解したとしても、私は、決勝が決まったあとのコメントに注目してしまいました。

       彼は、京都の唯一の村、南山城村の出身で、みんなに色々と世話になったことを感謝していました。ここは、京都でも秘境の地で、宇治茶などを栽培している約3000人の村です。

       ウィキペディアによると、かつてCMにもよく出ていた書家の榊莫山先生の生地であり、現在は河内音頭で有名な河内屋菊水丸氏が住んでいるということです。

       その地で育った、小学校も中学校も1つしかない村で育ったということを、堂々と語れる勇気、村のみんなに感謝を語れる幸せをもつコメディアンを発見したのです、私は。しかも、かれは、“村民の血税で作った”、村の公共ホールで凱旋公演を、しかも、賞金で催し、残りの金は母親に渡したいというのです(う、う、っ。なんていいやつだ!!涙、涙)。
       また、相方の西野さんの支えも、だいぶん年下なのに精神的にガッシリしています。また、ツッコミもうまくかみ合っています。

       すばらしきかな。それにしても、一見、オカマのようで、見た目は文楽人形のようなキラキラした目をもつコメディアンは他にいないのです。

       嫌う人は嫌うでしょう。でも、好きになったらのめりこむのです。

       これからはナダル・エボリューションを見たいものです(笑)。
       そのための提案。
       
       1.卓球ネタで使われた曲の作曲グループsurfaceとコラボしてほしい(surfaceはtwitter上でokしていますし)。
       2.文楽人形との競演をしてほしい。
       3.声優としてもデビューしてほしい(美声の京都人として)。

       以上。

        P.S.
        「モニタリング」という番組で、相方が橋本まなみ!?と結婚して引退するという決意を表明したとき、ナダル氏は、それなら僕も引退すると発言し、相方愛と腹のくくり方がわかりました(この番組は新しいビックリ番組です)。
       辛い芸能界での生き様を垣間見たようになり、ますます、コロチキを応援したくなりましたね。すばらしい、拍手。






       

       

      歴史さんぽりーの|-|-|-|-|by ネコスキイ

      JapanTimesへの投稿

      2015.08.17 Monday
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        Dear  international NewyorkTimes and Japantimes

         

        I read the INT and JapanTimes everyday.

        It’s why I can get the world-wide information by reading the newspaper.

         

        But recently,I discovered the political error in “editorial”.

        It’s the article of July,21,2015 in INT,“JAPAN WRESTLES WITH PACIFISM”.

        The article is as follows :

        <<<<<< 

        At the core of the debates is Japan’s Constitution,imposed by the AmericanArmy in 1947.It has permitted the Japanese military,known as the Self-Defense Forces,to engage only in self-defence.

        >>>>>> 

         

        I think,

        There are two errors in this article.

         

        #First

        The big error is “imposed by the American Army in 1947”.

        This expression is an error or mistake of the translation,and that is poltically nervous problem.There are many theories and opinions on the present Constitution on the point of this term,as you know.

        To some extent,Japan’s Constitution was constructed by Japanese modern thoughts since Meiji Era.The Japanese thoughts had reached the 1947’s Constitution ,like the scholar,Yasuzo Suzuki e.t.c..

         

        #Second

        “It has permitted the Japanese military,known as the Self-Defense Forces,to engage only in self-defence.” This is a mistake,too.

        It’s why the article 9,the second term is “land,sea,and air forces as well as other war potential,will never be maintained”

        So,Japan’s Constitution has “not” permittied the Japanese Military.But the right of defence only remained.

        But ,in fact,the Self-Defence Forces(SDF) is the real military force obviously at the point of its military equipment ,so that SDF cooperate with the American Forces in the big drill.

        Maybe,the Americans can hardly understand its reason. The conservative politicians occupied the major of the congress seats and  ignored the new pacifist Constitution.

        In spite of that,literally thinking,the old imperial Japanese military had to be destroyed. It had the important reason.that is :

        If the American Army,especially Macarthur,did not impose the present Constituition to the old ruler in those days,Japan’s imperial politicians would have refused the new one,as you know.

        And the old japan’s politicians oppressed the all of the Japanese people,progressive or conservative,especially democratist,Christian,and so on against the war.

        The democratists,socialists,communists in the wartime studied the western democracy and the legacy of Japanese democracy ,and insisted the independence and the sovereignty of nation,the right of revolution,and the fundamental human rights before the WW

        Its theory and thoughts corresponded to “imposed Constitution” eventually or naturally,and it’s was fortunate.So,the people welcomed the new one willingly.

        The persons that call it “imposed Constitution” is the old rulers or the successors that oppressed the people in wartime.

         

         

        The article of “editorial” is not fair historically as a newspaper.

        I’m afraid that the article will spread all over the world.

         

         

                                                            August 15,2015

        歴史さんぽりーの|-|-|-|-|by ネコスキイ

        世界史学習ノート3 〜海賊の役割

        2015.06.28 Sunday
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           ノルマン人は、「海賊」の子孫とは言え、川を遡れるがゆえに、内陸まで進出することになります。
           デーン人やノール人は前回、西ヨーロッパに進出したと書きました。

           この点をもっと深めてみましょう。
           
           セーヌ河口一帯に定着したデーン人は、ノール人出身のロロを首領に立て度々西フランクを脅かし、10世紀初めにには西フランク王国のシャルル3世からその土地の領有を認められ、ノルマンディ公国を建てました。この「ノルマンディ」が第二次世界大戦で西部戦線の局面を転換させる歴史的な土地になりました。アニメ「ワンピース」に出てくるロロノア・ゾロはフランス西部の街、サーブル・ド・ロネー出身の海賊ロロノワがモデルですが、遍歴してカリブの海賊に成った"有名人"です。ハバナを侵略するスペイン人と戦っています。「ロロ」というところが何か歴史的因縁を感じますね。


           また、イングランドにはしはしば侵入し、その対抗の意味もあってウェセックス王のエグバードは9世紀前半にアングロ=サクソン七王国を統一し、その後もデーン人は侵入を繰り返しましたが、9世紀末のアルフレッド大王によって一時撃退されたのです。
           

           さらに、11世紀初めになると、デーン人のクヌートはイングランドを征服してデーン朝を開き、その後デンマーク王位を継承。そのうえノルウェー王にも即位したため、北海を内海とする一大帝国を築き上げました。
           

           その後、ノルマンディ公ウィリアムは、王位継承を主張してイングランドに侵入し、ハロルド2世をヘースティングズの戦いで破りました(ノルマン・コンクェスト)。この戦いの様子はフランス・ノルマンディ地方のバユー市立美術館にある70メートルにも及ぶタペストリーに詳細に描かれています。 日本の絵巻物に相当しますが、このタペストリーに描かれている船はまさしくヴァイキングの船ですね。ハレーすい星まで描かれています。詳しくは下記。

           「ヘイスティングス」をグーグルMAPで見ると、「バトル・ロード」とか「コンクェスト・ホスピタル」だとか、歴史にちなんだ命名があります。それにしても、「コンクェスト・ホスピタル」って、「征服病院」ですよね。あまり良い名前とは思えませんが。

           この征服が始まりで約300年間、フランス語がイギリスの上層部に定着する結果となりました。イギリス議会を「parliament」というのは、フランス語の「parle」(話す)の変形なのです。この言語支配を打ち破ったのが、チョーサーであり、シェイクスピアだったのです。

           


          https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%9A%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC

           

          歴史さんぽりーの|-|-|-|-|by ネコスキイ

          「共産党が変質した」????

          2015.06.28 Sunday
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               ジャーナリスト神保哲生氏と社会学者の宮台真司氏が、ネットの「ニュースコメンタリー」で、外国特派員協会での志位氏の発言をとりあげています。
             志位氏の発言とは簡単に言うと、政権を取った場合、ー衛隊は当面は維持する、天皇制も維持する、ということです。

             これらの発言を踏まえて、二人は「共産党は変質した」という認識を引き出していますが、ほんとうでしょうか。
             
             外国特派員協会のビデオを見ても、自民党の作り出した自衛隊という矛盾と「共存」するという所など、前より踏み込んだ発言をしているのは間違いありませんが、共産党は命をかけて守ってきた民主主義の政党として当然のことを言っているようにしかみえません。
             「政権を取った場合」ということを前提に話しているのであって、政権を取っていない政党としての政策として、自衛隊違憲、天皇制は憲法を守るなかで維持するのも、しごく当然です。
             
             問題なのは、宮台氏が日本共産党のことを、彼の人生経験を踏まえて「民主主義ではない」「独善」と言っていることです。機関決定のことしかできないなどというのはお門違いというほかないでしょう。

             何かをバックにした発言のように見受けられますし、共産党に対する偏見と差別の歴史が心から払拭されていなのでしょうね。そして、それらが、アメリカ、ソ連、中国などという大国からの干渉、またそれと結びついた経済界からの圧力から生まれていることも、本当に知らないのかという疑問も残りました。
             六全協以降の議会主義路線についてまで知識としては持っているようなので、政治史とともに運動史・差別史を学者としては勉強してほしいものです。そういうところが、まさに「日本の難点」ということです。
             また、その点を、神保氏もジャーナリストとして掘り下げて、質問してほしかったですね。

             
             
             それにしても、躍進すると政権論が出てくるというのはうれしいものです。
             偏見を払拭して、「共産党わさび論」でなく、「共産党主食論」に転じる日がくることを祈ります。

            歴史さんぽりーの|-|-|-|-|by ネコスキイ

            世界史学習ノート2 〜海賊の役割

            2015.06.21 Sunday
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               ノート1では、点から始まる宇宙誌と世界史、そのうちチェチェンに見られる弾圧から戦争放棄の位置づけと独立問題について考えました。
               今回はテーマ学習として、「海賊」(パイレーツ)を選びます。
               尾田栄一郎氏の「ワンピース」の発行部数が3億を超え、ギネスに記録されたことから、「海賊もの」についての歴史的位置づけをきちんとしておく必要があるからです。
               
               ディズニーランドの施設「カリブの海賊」やジョニー・ディブ主演の映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」、そして「ワンピース」。NHK大河ドラマ「平清盛」は瀬戸内海の海賊と交流から富をなしたという設定でした。
               これらは時代の英雄であり、むしろ賞賛される必要悪として登場します。
               ところが、観察する視点が違えば、倭寇のような海賊になり、鄭成功のような海賊の子も、善と悪を行き来する人物もあらわれます。「チャングムの誓い」でも済州島で倭寇が暴れ、そのどさくさまぎれに主人公が監獄から脱出するというシーンがありました。
               現在は、ソマリア沖、マラッカ海峡での海賊による被害が多発している状況で、自衛隊派遣がなされるようになりました。これらは、貧困と無知から海賊になるという道をたどった哀しい物語なので、武力よりも教育援助が求められています。
               
               
               ヨーロッパにおける「海賊」として、歴史上有名なのは、ヴァイキングと呼ばれたノルマン人です。ノルマン人はスカンディナビア半島やユトランド半島に原住していた北方ゲルマン人の一派で、主にノール人(ノース人、ノルウェー方面)、デーン人(デンマーク方面)、スウェード人(またはスヴェア人、スウェーデン方面)に分かれていたのです。
               彼らは8世紀半から本格的に活動を開始し、9世紀には爆発的にそり活動範囲を拡大させたといわれています。
               ノール人やデーン人はおもに西ヨーロッパ地域(イングランドのノルマン・コンクェストなど)に進出しましたが、さらにここから分かれた一派は南イタリアとシチリアにおいて新たな国家を建設しました。11世紀の南イタリアでは、イスラーム、ビザンツ帝国、教皇勢力、神聖ローマ帝国の支配が入り乱れて紛争が絶えなかったため、ノルマン人は傭兵として勢力を伸ばし、ついにはノルマン人の指導者であったルッジェーロ1世は、ローマ教皇支援のもとシチリアを征服したのです。
               一方、スウェード人の一派は北西ロシアに進出し、ロシアの起源となる国家を建設しました。
               こうしたノルマン人の活動は、マジャール人やイスラーム教徒の侵入と合わせて第2次民族大移動とも呼ばれ、フランク王国に新たな社会システム(土地を保護するための封建的主従関係、フューダリズム)を展開させることになりました。
               
               ノルマン人は、北ヨーロッパの原住地において狩猟・牧畜・漁業などで生計を立て、製鉄などの手工業においてもすぐれた技術をもつ一方、他地域との交易をおこない、商業・植民活動を進めました。宗教については、当初、北欧神話の神々を信仰していたが、西ヨーロッパへ進出する過程でカトリックを受容しました。進出に利用した船は、全体に細長く両端が反りあがった形をしており、船足が早く、吃水が浅くてオールでも漕げることから河川の遡行も可能でした。こうした当時のヴァイキング船が、オスロ郊外のゴクスタやオセベルで出土しています。
               ノルマン人はアイスランドにも進出していて、文学作品『サーガ』や神話・英雄伝説を集めた『エッダ』がつくられ、今に伝わっています。

               漫画大賞を受賞した『ヴィンランド・サガ』は、以上の歴史をフィクションを交えて描いています。日本の漫画は世界をヴァイキングのように席巻しつつあります。

               

               海賊といえども、長い歴史でみれば支配者であり被支配者であったのです。貴族でもあり貧民でもあったのです。

               ゲーテの『教理問答』をパロディ化したマルクスを思い出します。

               「その土地は、おじいさんからもらった。その前も先祖からもらった。その前は盗んだのです!!そして、また盗まれたのです。」


              歴史さんぽりーの|-|-|-|-|by ネコスキイ

              世界史学習ノート1 〜チェチェン

              2015.06.21 Sunday
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                 高校では世界史は、猿人の発見から入るのですが、どんどん発掘され現在では約500万年前までわかっています。
                 このブログでも紹介した浜林正史さんの『世界史再入門』では、世界史の記述がビッグバンから始まっています。
                 そこまでさかのぼるならついでに、曲面的な点から始まったインフレーション宇宙から始めてほしかったのですが、そこから始める意義は人間は「運動」を含む「物質」から出来上がったのだという唯物史観にあります。
                 いくらさかのぼっても、神が存在しないということが、歴史学からも宇宙理論からも詳細に証明され、古代から中世にあらわれ現在でも多大な影響を及ぼす宗教が自然消滅する契機をつくるのです。
                 
                 この歴史の連続の中で、大きな画期となったのは‥(その前はまだ解明されていない)、▲咼奪哀丱鵝↓C狼紊涼太検↓だ弧燭涼太検➄人類の誕生、搾取の開始点、➆戦争放棄、です。
                 量子生物学というのが存在するように、クォークやレプトン、そしてストリングのレベルから歴史を考えなおしてもいいのではないかと思うこの頃です。
                 極端な話をすると、超弦理論のストリング様態が、人類全体の戦争放棄の要因になるという結論を導きだすことができる歴史学なら、物理から歴史まで一貫して学ぶ意義があるように思います。

                 そこで今回から、現在問題になっている「戦争か平和か」という安保法制に関連して、歴史を学んでいきます。
                 まずは、チェチェン共和国から。なぜかというと、旧ロシア、旧ソ連、そして現ロシアから独立しようとたたかっているからです。それを学ぶと今の日本のかたちと状態が見えてくると思うのです。

                 以下の文章は、歴史検定1級の過去問から引用し、学習用として私なりに改編したものです。
                 


                 ロシアとチェチェンとの間には、征服と抵抗の歴史がある。ロシア帝国による植民地化、ロシアからおこった共産主義の支配(注:本当は共産主義ではない--ブログ著者)、スターリンが進めた民族ぐるみの強制移住、ソ連消滅後のロシアによる軍事的弾圧など、絶えず大国ロシアと小国チェチェンの間には緊張関係が存在した。『屋根の上のヴァイオリン弾き』はその強制移住を反映したパフォーマンスである。
                 これらに対し、チェチェン人は絶えまない抵抗をおこない、その独立不羈の性格と勇猛心はしばしばロシア文学でも描かれている。
                 たとえば、ノーベル賞作家ソルジェーニツィンは、「反革命分子」に対する凄惨な拷問と処刑を告発する小説『収容所群島』のなかで、チェチェン人について「いつも胸を張って生き、その敵意をかくそうともしなかった」と表現している。
                 
                  それほど抵抗しているのに、日本人的感覚からいうと、ロシアは何故チェチェンの独立を認めないのだろうか。チェチェン共和国はスンナ派のイスラーム教徒であるチェチェン人が多数派を占めている。それゆえギリシャ正教を主とするロシアとの紛争は宗教と民族問題がロシアとの緊張関係の大きな要因となっている。
                 近年は、さらに大きな要因として資源問題が存在する。チェチェンはカスピ海沿岸に産する石油・ガスを黒海沿岸に運ぶパイプラインのルートにあたっていて、これがロシアがチェチェンを独立させない譲れない理由である。
                 また、それがロシア経済のアキレス腱ともなっている。
                 
                 2002年に起こったチェチェン武装勢力によるモスクワの劇場占拠事件は、パレスチナの自爆テロと同じく、国際的に糾弾されるべき事件だった。それはテロでは問題は解決しないからである。
                 20世紀においてフランスの第一次インドシナ侵略戦争、ベトナム侵略戦争、アルジェリア侵略戦争など、自国より優越した軍事力を持つ国にたいして、自立と独立を目指して激しく抵抗し、成功した事例が数多く存在するが、チェチェン人は今後も自立を目指して独立運動を続けていく。このことがアメリカ、フランスをはじめとした帝国主義戦争、反共産主義戦争の無意味と良い意味での大国の地位低下を招いてきた(この事態は、第2次世界大戦で日本が中国に侵略戦争を仕掛けたことやドイツがポーランド・オーストリアに侵略した歴史を反省しないという意味では、2重の加速度的地位低下を招いている)。
                 一方で、弾圧した側のロシアはBRICsの一員として経済的な上昇の道を歩みつつ、最近ではウクライナ内にあるクリミア編入問題など、チェチェン以外でも軍事的に「強いロシア」をアピールしつつ黒海での覇権を握り、帰ってきた浦島太郎のような「大国」としての地位を強固にしようとした。
                 それに反して、2014年にはOPECのシェールガス対策の影響もあって、原油の値段が半額になりサウジに次ぐ原油原産国としての地位が揺らぎつつあるため、核兵器廃絶の大きな世界的流れに反してなお一層、クリミア編入問題に核兵器使用で威嚇するなど国際的に孤立を強めているように見える。

                歴史さんぽりーの|-|-|-|-|by ネコスキイ

                スコットランド考

                2014.09.15 Monday
                0
                  評価:
                  佐藤 猛郎,岩田 託子,富田 理恵
                  河出書房新社
                  ---
                  (2005-12-16)

                  JUGEMテーマ:学問・学校
                    スコットランドで思い出すのはアン=ブーリンですが、その土地の中でもハイランド地方を描いた映画「ブレイブ・ハート」です。
                   ショーン・コネリーやJ.K.ローリング(「ハリー・ポッター」の作者)を輩出し、なかでも『諸国民の富』を書いたアダム・スミスは現在の経済学の古典中の古典になっています。
                   スコットランドが、昔はイングランド王国に支配された地域であったことは、高校世界史でも習います。
                   しかし、アダム・スミスの出身地だということとは結びつけない不十分さがあります。
                   その土地で育った精神的背景やなにかが、『諸国民の富』に反映されていないか、犢佑┐覘瓩海箸癲∈2鵑瞭販についての世論調査に触れて、必要かと思います。
                   この間、折々触れてきましたが、アダム・スミスは、この著書をアメリカ独立の1776年に上梓し、米(コメ)の高生産性についても強調しています。
                   つまり、沼地という最も生産性が低そうな土地から、1エーカーあたりにして他の穀物よりはるかに多い収穫を得る、という意味のことを述べています(『諸国民の富 』(二)、岩波文庫、p38〜39)。
                   地代という観点から考えると「濡れ手で粟」どころか、「濡れ手でコメ」と言うべき一粒万倍の富を手にすることができる植物なのです。
                   このような考えも、スコットランドで乾燥地の穀物や牧草を目にしてきた、アダム・スミスならではの観点なのかもしれません。
                   
                   独立については、どうなるか予断はゆるされません。が、他国の干渉も当然許されません。
                   このムーブメントが他国に影響して、カタルーニャやケベックといった地域、また、台湾、チベット、ウイグルという地域の民主化・独立に火を付けるというドミノも見てみたいと思います。
                   
                   これまで、「独立」というのはアフリカの南スーダンやザイール、ナミビアなど発展途上国を想定していたところ、成長をとげたUKでの独立運動がどういう意味をもたげるのか、楽しみではあります。

                   P.S.
                     その後、イギリスで総選挙があり、スコットランド独立党が大躍進しました。これは、イギリスの二大政党制を崩す大きなうねりとして、ヨーロッパに多大な影響を与えつつあります。
                   日本は自民・民主という偽の対立をあおって「二大政党制」という幻想をマスコミが作り上げていますが、本当の二大政党は自民党と日本共産党だと古い自民幹部が主張しています。
                   アメリカでは、たまに二大政党を破る動きがありますが、それも澱みに浮かぶうたかたのように見えます。
                   かつ消え、かつ結びてとどまりたるところを知らず、ですね。






                   
                  歴史さんぽりーの|-|-|-|-|by ネコスキイ

                  藤沢・新林公園の古民家

                  2010.10.06 Wednesday
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                    JUGEMテーマ:地域/ローカル
                    201010061310000.jpg
                    市民の憩いの場所になっている巨大な公園が藤沢にはあります。
                    それが江ノ島からも近い新林公園です。
                    ここからは富士山も遠景で見えるので富士見台という地名がつけてあり、溜め池や小高い山まである公園となってます。
                    藤沢の柄沢の方面から移築した庄屋の古い民家が展示されて、祖先は足利尊氏に使えた小池氏と言います。
                    都会の喧騒を忘れさせてくれそうな場所ではありますが、巨大な公園であるため全貌を堪能出来ませんでした。
                    こうして公園散策が続いていきます。新しいカテゴリーにしよう。
                    歴史さんぽりーの|-|-|-|-|by ネコスキイ

                    お廻りさんのはじまり

                    2010.09.26 Sunday
                    0
                      JUGEMテーマ:読書
                      龍馬伝が今週から最終章を迎えます。
                      それとの関連で、故あって「日本の警察−1200年の制度・機構・歴史のすべて」をひもとく機会があり、幕末の警察機構について調べてみました!
                      江戸城無血開城についてはよく語られますが、当時の治安維持については、あまり知られていません。
                      権威の低下した幕府の奉行所に、治安を維持する力はなくなって、藩から禄を得られない武士たちなど、横暴略奪を働いていたそうです。
                      上野の反乱軍を押さえたあとは、新政府支持の各藩が区割りを決めて、江戸を見回りをして、犯罪を防いだそうです。
                      このとき、この見回り武士に、江戸市民が名付けたのが「お廻り」!だそうです。
                      へぇ〜。って感じです。 その昔は、ケビイシ、ツイブシとか言っていましたが、過渡的な警備から、警察の愛称が付けられたとは初めて聞きました!
                      藩制度が崩壊して、明治になってもまだ、強盗に浪人や博徒を当てて、逆に強盗を働くような警察だったそうです。
                      勝手に札を立てて政府の「御用地」と言い張って地主から金をせしめたりする“お廻り”もいたそうですから、統治機構の始まりは大混乱でした!
                      既存の統治機構が機能しないなかでの警備ですから、暴力と政府の権威しか、人を黙らせるものはなかったのかもしれません。
                      そんななか、フランスに留学して「ポリス」を調査した官僚もいて、親切な警察を目指す近代的な警察を提案した人もいると聞いて一安心です。
                      統治機構を暴力で破壊すると、暴力でしか支配できなくなるの典型かもしれません。
                      どうやって民主主義の警察に脱皮したかは、詳らかではありませんが、大正時代の社会主義運動に対抗して闘ったことが、1200年史の部分に割かれているところを見ると、やはり存在意義がはっきりしますね。
                      各年度の警察白書では、オウム、ゲリラ、右翼と並んで日本共産党について述べられています。これと1200年史の論旨は同じなのです。
                      幕末に兵庫や西宮ではコメ価格暴騰のため女性たちが一揆をおこしましたが、これを鎮圧しようとした幕府軍が負けてしまい、幕府の権威はガタ落ちました! 女も抑えられない幕府!ということで、そのカウンターとして新政府の警察機構ができたのです。
                      すなわち、大衆運動弾圧機構としての“警察”。したがって、大正時代の社会主義も現在の日本共産党も西宮女性のコメ騒動も同列です。
                      支配者が変われば、この時代的制約のある統治思想も変化するはずです。
                      歴史さんぽりーの|-|-|-|-|by ネコスキイ
                       
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