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最低裁とはよく言った!
JUGEMテーマ:ニュース
大阪医科大の元アルバイト職員は、正社員し比してボーナスが出ないと訴え、
東京メトロの子会社「メトロコマース」の契約社員は、正社員には支給される退職金などがないと訴えました。
正社員と非正規社員の「格差」は「同一労働」ならば同等の待遇がなされるはずなのに、それがない。
そういう訴えは様々な分野で聞かれます。
業種ごとに具体的な判断がなされる必要があると思いますが、今回の最高裁では「格差があるとまで言えない」という判断に至ったわけです。
なさけなや。
裁判員よ。
一度、労働現場を見に行ってみなさい。
こういう裁判こそ、裁判員裁判が必要と考えます。
最高裁ではなく、「最低裁」とはよく言ったものです。
冷やしマスク始めました!
JUGEMテーマ:ニュース
「冷やし中華」始めました〜♬
というのは、関西歌ネタの芸人がやっていたネタでした。
今回、朝から大うけしたのは、今、これから暑くなってマスクが蒸れるからと、冷やせるマスクを製造している会社の特集でした。
2020年5月18日、NHKおはよう日本での特集です。
さすがに、「冷やしマスクはじめました」という幟にはタッチせずスルーした報道でしたが、カメラは逃しませんでした。
こういう状況で、こういうお笑いこそ、パロディこそ本当に面白いのに、ここに焦点は当てていません。
こういう庶民の力強さに期待します。
やっちゃえ! NISSAN
JUGEMテーマ:ニュース
「やっちゃえ 日産」
の標語どおり、大金をちょろまかしていました!
それもカルロス・ゴーン会長がです。まだ、容疑者ですが、特捜が資料をつかんだようです。
10億の報酬を受け取っていること自体が問題だったのに、さらに報酬を半分しか明示していなかったのです。
だいたい、日産の経理はどうなっているのか。
組織自体も疑わしいことになりました。
日産の派遣切り。
これはもう2008年の有名な悪行でした。
アメリカの金融破綻後の経済不況によって、全国に調整弁として「派遣切り」が行われ、国民が立ち上がったのです。
「派遣村」なるもののが出現し、炊き出しなどで応援。湯浅誠さんなど有名な人が救援を呼びかけました。
日産の幹部がこれですから、当然、「派遣切り」という神も仏も涙もない所業に及ぶのも必然だったということが、10年たって判明したのです。
これからも、構造的原因を他の大企業も含めて暴いていきたいと考えています。
ルノーや日産の株主総会でも約半分の株主が高すぎる役員報酬について反対票を投じてきたのに、縛りがないためにまさに「搾取」されてきたのです。
株主民主主義の限界は東電原発事故のときに指摘したとおりですが、この場合でもそれが露呈しました。
司法取引で、日産と他の企業の経理を暴くべきです。
金返せ!!
自動運転より先に、労働者の生活を安定させよ
これから日産のスローガンは、
「嘘つけ! 日産」
です。
P.S.
(以下は、2008年12月17日のブログ「知の知人」です。)
これは、警鐘乱打です。
1500人を08年12月末までに解雇する予定でしたが、さらに500人を解雇するニュースが飛び込んできました。
栃木工場(栃木県上三川町)、九州工場(福岡県苅田町)、追浜工場(神奈川県横須賀市)の3工場などです。これで、08年4月時点で2000人いた日産の派遣社員はすべて削減されることになります。
派遣、期間工の皆さん、契約途中であるならば、訴えてください。労働契約法17条で、簡単に解雇できないはずです。
社会全体が失業者であふれるならば、困るのは企業ですからね。
金は天下の回り物。
労働者が消費するものは企業のつくった製品、サービスですから、労働者が無一文になったら、連鎖的に購買力が低まります。それが消費不況です。
たちあがりましょう。
これが、社会を作ることです。
人間は、幸せになるために生まれてきたんですよ。
p.s.2
以下、フランス「ルモンド」紙より
L’état-major de Nissan décide du sort de Carlos Ghosn
Alors que le président du groupe est toujours en détention, le conseil d’administration du constructeur automobile devrait le limoger dans la journée.
最低賃金を2000円に!
JUGEMテーマ:ビジネス
最低賃金が少し上がり全国平均で874円となりました。
これだと、一カ月、874円×8時間×20日=139840円の給料となります。
でも、これでは暮らせません。
成人男子の1日カロリーは2000Kカロリー必要とされ、30日で60000万Kカロリーです。
だいたい、1000Kカロリーは1000円なので、食費等に6万円必要です。
それ以外、水光熱費、通信費、部屋代、合わせると、14万弱では暮らせないからです。
これに残業代、休日出勤、ダブルワークなどで20万円ほど確保しても、体が続かないでしょう。
当然、「文化的な」生活というのはままならないでしょう。
20万×12カ月=240万円也。
もし、これが母子家庭ならば苦しい生活を強いられることは間違いありません。
逆に、年収500万円なら、時給換算で500÷12カ月÷20日÷8時間=2604円
年収800万円なら、時給換算で800÷12カ月÷20日÷8時間=4167円 と単純計算されます。
専門性や危険度もあって単純に比較できないという人もいますが、
ここでは同じ労働力の支出という生理学的立場に立って考えてほしいと考えます。
問題は、生活できるかどうかという瀬戸際に日本全体がたたされているからです。
国連の委員会でも、生活水準を下まわっているからこの点をちゃんとしろ、という勧告まで出ているのです。
ニッポンの未来は・・・・、世界もうらやむ・・・・そういう社会にしないと労働力が離れていくのも見えています。
そこで、最低賃金の全国平均2000円を提案します。
2000円×8時間×20日×12カ月=384万円。
それでもこれだけです!!子どもがいたらギリギリの生活でしょう。
物価のように生活する最低基準のラインを商品等で決めてはどうかと思います。
P.S.
労働問題に取り組む若者グループ「AEQUITAS(エキタス)」は2019年6月23日、東京・新宿の繁華街で「最低賃金上げろデモ」を行い、最賃を全国一律化し、時給1500円へ引き上げようと呼びかけました。300人が参加しています。
2019参院選を控え、この問題にずばっと切り込む政党が表れることを期待します。
このブログの「デモで最賃上がる国」も参照してください。
メーデーを休日に!
評価:
高橋 幸美,川人 博 連合出版 ¥ 1,620 (2017-11-01) コメント:過労死から始まった「働き方改革」 |
JUGEMテーマ:ビジネス
「働き方改革」なるものが国会で議論されています。
昔は血尿が出るほど働いたとか、月月火水木金金とか、一日一歩三日で三歩とか、休むことなく働くことが至上の道徳のように語られていた時代があります。
この「働き方改革」という命名に注目すると「長時間労働」、「過密労働」をなくすことを銘打っていないところが今回の法案の穴であることに気づかされます。
改革と言えば、「政治改革」=小選挙区制導入、「財政改革」=消費税導入、「規制改革」=安全性軽視、「金融改革」=銀行再編など、もともとの高邁なネームとはかけ離れた施策に陥りがちなのです。
「働き方改革」の目指すところは、一連の過労死を反省して長時間・過密労働をなくすところにあると国民は解釈しています。
にもかかわらず、今回は「高度プロフェッショナル」部分については裁量労働を残し、一般の裁量労働制についてはデータが不備のため国民と少なくともその代表と言える国会議員の理解は得られません。
子どもの日に健やかな成長を祈る行事を開催し、体育の日には健康維持増進のスポーツを考えるように、5月1日は世界がそうであるように休日にし、労働と労働力、賃金、労働時間、その内容について議論する日にすれば、牧歌的にはもっと国民の側、企業の側から変化が生じると思います。
NHKで「ゴールデンウイーク」と言わず「大型連休」というのは、連休中も働いている人からの批判があったためで、一斉に休む日を作らないならば、誰かが働きそれにつれた労働が生じるからです。
上司が怖くて休みづらいという人が出るため、強行規定として休日があるわけですから、それを利用すればいいのです。
グローバル化する社会の今こそ、労働者連帯の日としての休日を規定することは、労使にも、内外にも求められていると考えます。
ハローワーク改革
大学病院と同じですね。
社会が病気だから、待っているのです。
まず、離職票をもって総合受付に行きましょう。
職業紹介の順番待ちの整理番号を受け取り、10人以上待ちなら、コンピュータ検索をします。
だいたい、検索は30分しか時間が許されてないので、その時間内に自分の求人会社を数社見つけます。
これがクセもので、求人年齢・性別が「不問」となっているのに、電話したら「若い人を」とか「女性の方に向いている」とか言われることもあるのです。
ハローワークの窓口で聞いたら、それは法律で最近決められて、年齢・性別は限られた場合をのぞいて、明記できないことになっているそうです。
その会社のホームページ採用情報をみたら、ちゃんと明記されているのに、公的には言えない偽善を感じます。
もうひとつ。
あまりにも、技術・資格を要求しすぎです。半分以上は資格がないとできない仕事が多すぎて、これでは同種の転職機関になりさがってます。
一方、雇用保険期間が短か過ぎて、職業訓練も十分でないまま無理に就職することになります。
こういうところを解決しないなら、失業者はなくならないでしょう。
ていうかぁ、フイリップス曲線は失業率ゼロを想定してないようです。
マルクスも産業予備軍を想定して失業は潜在的に資本に必要とされます。
求職するための失業は、資本主義に不可欠なのですよ、悲しいことに。
ハローワークは資本主義の補完的機関!
人を待たして人間と思わない。疎外感を持つ人も当然の感情です。今日の新聞は、何社も断られてうつ病になった人を報道してました。
浅尾大輔推薦本『大搾取』
評価:
スティーブン・グリーンハウス 文藝春秋 ¥ 2,200 (2009-06-25) コメント:ここまで言って委員会。内部留保を労働者に還元する会社。ほんとうにあるのですね。「搾取」の科学的規定をしっかりしてほしい。 |
千葉新聞の書評欄で知り早速パラパラ読んでみました!
書評を書いているのは、なんとあのロスジェネ編集長だった浅尾大輔氏でした。解説は「年越し派遣村」の村長だった湯浅誠氏が書いてます。
書評で目についたのは、内部留保を非正規労働者の福利厚生に使っているという経営者がアメリカにはいる!ってところでした。
それは初めて聞きましたので、早速書店に走った次第です。
アメリカは抵抗に対しては脅し、労働組合の組織率は1割程度など、民主主義にはあり得ない現状です。 アメリカ的帰納法で語られるので、少々読みづらいですが、まあ、オバマ氏の著書も似たよなもんです。 限りなく具体例が羅列されるため、ある程度の初歩的知識が必要ですが、その些事を捨象すれば、内容は簡単なのです。
万国のモデルよ、団結せよ!
ワーキングプア脱出大作戦
コンビニで普通に売られているエロマンガ労働法解説本です。「ご主人様〓残業代払わんかい!!」「虐げられているすべての労働者たちよ、今すぐ法律武装しよ!」など過激なスローガンが掲げられています。スペシャルインタヴューは、雨宮処凜、松本はじめ、湯浅誠とワーキングプアの闘いの先頭に立つ硬派のメンバーです。また、解説も本格的です。ただ、政治の変革思想がなく、派遣法を一緒に改悪し、最近の派遣切りを容認している日本最大の組合「連合」しか連絡先が書いてない欠陥があります。闘わない組合にいくら連絡しても権利は絵に描いた餅ですね。マンガは面白いですが。
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- 最低賃金を2000円に! (07/25)
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