世界同時株安の原因

2018.10.11 Thursday
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    JUGEMテーマ:ビジネス

     

     日経平均が一時前日比1000円を下回ることになり、世界同時株安の様相を呈しています。

     この原因は、ファンデメンタルではないと言われますが、実は、今年はリーマンショック後10年の年であることを忘れてはなりません。

     株式における「調整」とは10%下落のことをいい、ここから買いあがることを「押し目買い」とも言っています。

     今回、10年目ということで超長期の売買では利益確定売りが進んでいるということやFRBの金利上昇による経済停滞の心配があると思われます。

     

     個別株はよく見る必要がありますが、ETFやVIXは敏感に政策と景気動向を反映するので、飛びつきやすい商品となります。

     明日にニュースのトップはこの日本株の大暴落となるでしょう。そして、その理由をアナリストやストラテジストが云々することでしょう。

     

     景気循環論という考えがあって諸説ありますが、この2年間の大波は「バブル」に近いと考える人も多いと思います。

     国民は二極分化で苦しんでいるのに、一部は民間人の月旅行に若い女優がついていくかどうか、を夢見ています。

     

     風の中の昴、砂の中の銀河、街角のヴィーナス

     みんな出てきてくれ。上しか見ないヒラメ状態のボンクラどもの頭をストームしてくれよ。

     

     

     

     

    経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ

    VIXの出番とモルディブ

    2018.02.06 Tuesday
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      評価:
      ---
      ダイヤモンド・ビッグ社
      ¥ 1,836
      (2017-08-24)
      コメント:本当に楽園か。

      JUGEMテーマ:ニュース

       

       株価が予想通り暴落しています。

       暴落したら反対に暴騰する「銘柄」があることを知っている人は大儲けをすることになりますね。

       VIXとはボラティリティ・インデクス取引のことで、暴落のリスク回避のために反対に動く「銘柄」なのです。

       「銘柄」と言いましたが、指標(インデックス)に応じて動くだけなので、実態はありません。

       

       今日の東京市場の動き長らく、と言っても二、三年の右肩上がりが続きましたが、ここらで一服という市場ではあると思うのです。

       明日、どう動くかは様子見となるでしょう。

       ワシントンはファンデメンタルは確固としている、と表明していますので、リーマンショック級の経済や金融恐慌ということはないと思います。

       

       しかし、これまで分析してきた通り、「手抜きバブル」(2017年12月25日ブログ参照)は間違いなく、実力以上の経済になっているのです。

       その証左は、「働き方改革」という皮肉な手段に表れています。

       その政策では、働かせすぎ、相対的貧困という給料・賃金という実態を解決できないばかりか、「手抜きバブル」を加速してしまいます。

       

       以前から、いつか、この「手抜き」部分が国民に影響を与えると考えていたら、自衛隊ヘリが墜落して整備不足が指摘されました。こんなところに、構造的「手抜き」が集中的に表れるというのは日本の悲劇でしょう。

       噴火観測のカメラの配置も財政が豊富なら火山大国の至るところにつけられていたかもしれません。

       

       日本株の暴落は直接はニューヨークにあり、その原因は長期金利の上昇にあるとされています。

       アメリカの金利が上がれば、世界の資金がアメリカに集まり、途上国から引き上げることになりがちなため、途上国の不安定さが増すのです。

       今回の、楽園だと思っていた小さな国の政変・モルディブ事件にはその影響かどうかは見極めなければなりませんが、今後他の国でも政変が起こる可能性があるのです。

       

      p.s.

        その後、気づいたのは北朝鮮籍の船が禁止されている「瀬取り」を行っている相手の船は、モルディブ船籍だったので何か関係があるのではないかと勘繰っています。

       2018年2月27日のパウエル新FRB議長のアメリカ金利引き上げ議会証言と合わせて考えると、どうでしょう。調べる必要がありますね。

       

       

      経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ

      手抜きバブル

      2017.12.15 Friday
      0
        評価:
        板谷 敏彦
        新潮社
        ¥ 1,404
        (2013-05-24)
        コメント:ビットコインで「億り人」となった人たちに告ぐ。

        JUGEMテーマ:ビジネス

         

         平野ノラ、登美ヶ丘高校バブリーダンス、荻野目洋子、京都のマハラジャ・・・

         

         雰囲気だけ揶揄している「バブル」のように見えてしかたありません。

         これは、2020東京オリンピック・パラリンピックまで好景気が続くのかどうか。

         簡単に卑近な言葉でいうと、・・・・

         「無理してんじゃないの?」

         

         最近の経済事情や企業の不正を見て考えさせられます。

         どの国も間違いなくオリンピックの後は景気が下向きますから、今は上昇気流に乗っているだけです。

         

         BBCジャパンのニュースでは、以下のように報道されました。

         

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         1990年代以降長期間にわたって続く経済成長の鈍化が、大きな要因となっていると専門家は指摘する。この鈍化により、日本企業はビジネス・モデルの変更を余儀なくされており、それがこのような(最近の不正事件のこと)問題を引き起こしているようなのだ。
        「大企業はかつて、安定的で予測可能な成長市場に身を置いていた。しかし状況が変わり、一部の企業は手抜きという手段に訴えた可能性がある」と指摘するのは、都内に拠点を置く独立系リサーチ会社ジャパン・マクロ・アドバイザーズの社長でチーフ・エコノミストの大久保琢史氏だ。

         

         20年前まで、日本企業は成長戦略に注力していた。しかし日本では、これほど力強い経済成長はもはや望めないと気づいたことで、企業は再建、経費削減、極限までの合理化を進めざるを得なかった。
         富士通総研のマルティン・シュルツ上席主任研究員はBBCに対し、このような痛みを伴う調整に際し、「新しい競争のルールに適応する」のに苦労している企業もいると語った。効率性の向上を追求する姿勢から、経営陣は好調な業績を示すのに必死になり、それが時には品質管理の限界を試すところにまで行ってしまっている、とシュルツ氏は説明する。
         さらに、中核社員や管理職者がギリギリまで追い込まれ、過労や不正につながるケースも中にはあるというのだ。

         

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         以上のような考察から考えると、自動車会社や素材を扱う会社など、あらゆるところに手抜きと不正の屋上屋をかさねているように見えるので、恐ろしいのです。

         マンションの杭が少なくて大きな地震に耐えられない!!!

         この事件に象徴的に表れているように、手抜きを重ねて経済を作っているならば、大きな経済に見えるけれども、大きな力がかかれば地の底まで崩壊する可能性もあります。

         さらに、教育を受けた人間までもが学歴という「バブル」になっている可能性もあるのです。つまり、考える力のない人でも毛並みのいい大学や大学院に行ったというだけで評価され、それが指導者・管理者になっていたとすれば、不正はおろか、手抜きさえも見抜けないヨロヨロの会社や政府になっている。

         その点で、BBCは以下のように報道して、内部告発の勇気と社会的規制の重要性を指摘しています。

         

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         オリンパスの社長だった英国人のマイケル・ウッドフォード氏が自社の不正を告発。企業不正を告発した史上最も職位の高い人物となった。ウッドフォード氏は、オリンパスが1990年代からの投資の損失隠しで最大1178億円もの粉飾決算をしていたことを暴露した。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         

        「英国人」の「社長」が自ら暴露したということが、大切です。(これは、あるいは、日本人ができなかったことを英国人にやらせたという深読みもできます)

         

         すべての会社にこのような態度を求めます。

         

         

        P.S.

           その後、新幹線のぞみが重大インシデントを起こしました。

         重要な支持鋼体の17センチの内14センチが破断してても300キロ走行した事件てす。

         早くから異臭などに気づいていたのに組織的に判断した結果が、走行させるという指示になったのですから、「安全最優先」という言葉に信用性がないことを証明したようなものです。福知山線脱線事故の被害者・家族も怒り心頭でしょう。

         17分の14は、82%ですから、天気予報的にはJRは82%事故の可能性がある、と言っても過言ではありません。

         

         最近は、すばるも、ゼネコン4社の談合を見ても、大量輸送機関に関連する「悪徳」が増えていませんか?犯罪を公的機関が認知したときに「犯罪」とされるので、駐車違反のように摘発されないものは一杯あるのです。

         だから、82%の「事故可能性率」は案外正しいかもしれません。

         82%なら傘は必要です。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ

        冷や水 ヒンデンブルグ・オーメン

        2017.06.15 Thursday
        0
          評価:
          池井戸 潤
          文藝春秋
          ¥ 637
          (2007-03-10)

          JUGEMテーマ:ビジネス

           

           最高のアメリカ株価の中、冷や水をさすようですが、・・・・・・

           ヒンデンブルグ・オーメンの指標が出ています。

           

           

          パニック売りとなる可能性は41%

             その発生条件には諸説あるが、

             1.ニューヨーク証券取引所の52週高値更新銘柄と52週安値更新銘柄の数が共にその日の値上がり・値下がり銘柄合計数の2.8%以上

             2.ニューヨーク証券取引所インデックスの値が50営業日前を上回っている

             3.短期的な騰勢を示すマクラレンオシレーター(騰落統計数の平滑化された差に基づくモメンタム系指標)の値がマイナス

             4.52週高値更新銘柄数が52週安値更新銘柄数の2倍を超えない

             などが有力で、これらのシグナルが同日に発生した場合を指す。

             ヒンデンブルグ・オーメンが発生すると、

             1.77%の確率で株価は5%以上下落する

             2.パニック売りとなる可能性は41%

             3.主要銘柄は24%の確率で暴落する

             とされているが、常に株価が大暴落するわけではない。

             ヒンデンブルグ・オーメンが一度発生すると「呪いの期間」は30営業日と言われているものの、マクラレンオシレーターがプラスに転じると「呪いは解ける」ようだ。

             1985年以降のNY株価暴落には、ヒンデンブルグ・オーメンが先行して発生していると言われるがすべてに当てはまるわけではない。ただ、現在のNY株は史上最高値を更新し続け、投資家に高値不安があるのも確か。利益確定売りが出やすい地合いとなっていることに間違いない。ヒンデンブルグ・オーメンが投資家の不安心理を呼び覚ます可能性は否定できない。

           

           

           

           

          経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ

          国債不安定化に穴

          2016.06.08 Wednesday
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            JUGEMテーマ:ニュース
            ロイターによると、
            ・・・・・
             三菱東京UFJ銀行は国債市場特別参加者(プライマリーディーラー)の資格を国に返上する方向で調整に入った。日銀のマイナス金利政策の影響で国債利回りが低下し、損失が出かねないと判断した。財務省も資格の返上を受け入れる公算が大きい。
             三菱東京UFJ銀は、特別参加者の一角として国債の安定消化を支えてきた。メガバンクによる資格返上は今回が初めて。発行予定額の4%以上の応札を義務付けられる資格を返上する動きが広がれば、今後の安定消化に影を落とす可能性がありそうだ。
             今年5月時点でプライマリーディーラーに名を連ねているのは22社。同銀の離脱で資格を保有する金融機関は21社となる。系列の三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券は資格を維持するとみられる。
            ・・・・・
             このニュースは簡単に淡々と事実を述べていますが、並外れて大きい“津波級”のニュースです。
             読み飛ばした人は、もう一度検索して読んでください。
             日本が米国債を売却する以上に世界のバランスを崩す事実なのです。
             しかも、これは構造的矛盾となっており、国際資本の本質にかかかわることです。


               このニュースは投資家の日本離れを加速するはずです。
             そもそも「マイナス金利政策」は日銀によるものですが、その発端となっているのは「アホノミクス」ですから。
             これこそ、「アベノリスク」でもあるのでした。
             その矛盾を孕みながら、世界一の銀行としての本領を発揮した結果なのです。
             日本国債の不安定化が何を招くのかはいうに及ばないのです。
             イギリスのEU離脱どころではない、不安定化を招くのではないでしょうか。




             
            経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ

            グッバイ・ジャパン

            2016.06.05 Sunday
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              JUGEMテーマ:ニュース
              この標語は、日本株を買う衝動が外国人投資家から去った、という意味らしいです。
              たしかに、この間の全体としての薄商いや一部よりマザーズ人気というような商いからみて、アベノミクスは終わったと見てよいからです。
              こういう標語をみると「グッバイレーニン」という映画を思い出しますが、それとおなじような現象がこの資本主義国・日本でも起こっているのでしょう。多くの証券関係者が口をそろえています。
              いくら口で1億総活躍を唱えたとしても、年収1000円以上の富裕層の数を増やし、中間層は没落していくという構造に、将来は見えてこないのです。
              消費税増税延期に対する国際的失望を買い、財政出動だけなら国民の負担はますます増えるだけです。
              加えて、頼みのアメリカの非農業部門の雇用統計は予想をはるかにしたまわる結果となり、6月利上げ期待は破壊されました。
              また、予想がこれほどずれると、その信頼性に揺らぎも生じます。

              明日のウェリントン、シドニー市場から東京の寄り付きを考えると、大きく窓を開けて下げるか、はたまた、一度はたいて下げてくるか、いずれにせよ、傾向的に低下してくることは必至の情勢です。

              どこまでグッバイジャパンが来るか?
                これは見ものですね。
              (笑)

              P.S.
               その後、日経平均は下がるどころか少し上げていますが、日本経済をみて「アベノミクス」を「アホノミクス」とか「アベノリスク」とか言われるようにあまり信用されていないのが実態です。
               実績として消費税増税をストップしたという‘実績’は評価されますが、参院選大敗予想を数値で示されるとビビってしまい、財界の反対を押しのけて‘与党政権の持続性’を優先させたのです。
               こういう実態から考えると6月23日のイギリスのEU離脱国民投票後の世界経済混乱のあと、日経平均は大きく乱高下することでしょう。
               
              経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ

              「潮目」を見極め真の実力を!!

              2016.05.11 Wednesday
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                JUGEMテーマ:ニュース
                  11日 ロイター通信によると、トヨタ自動車は、2017年3月期の連結営業利益(米国会計基準)は前年比40.4%減の1兆7000億円となる見通しだと発表しました。
                  前期よりも円高水準にある為替レートが収益を圧迫、東日本大震災やタイ洪水の影響があった2012年3月期以来5年ぶりの減益を見込んでいるようです。
                  売上高は前年比6.7%減の26兆5000億円を計画しており、減収減益が避けられない見通しです。
                  明日の日経平均株価は大きく下げるでしょう。
                  今日の株価はこの引け後のトヨタ決算をにらんで前日と同じ水準で推移しています。
                  政府が企業支援としてETFやJ-REITを買ったとしても歯が立たないでしょう。
                口先介入も意味をなさないと専門家の指摘があります。
                「実力」を見極める潮目なのです。

                 
                  その点、さすが超巨大企業トヨタの豊田章男社長は「今年に入って大きく潮目が変わった」と指摘しました。
                その視点に立って、「これまでの数年間の決算は為替による追い風参考記録の部分が多かったが、その風がやんだことで自分たちの等身大の姿が見えてきた」と述べ、真の実力が試されるフェーズに入ってきたとの認識を示しています。
                  
                  さすが、です。さすが。
                 
                経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ

                パナマ文書に三木谷氏の名前

                2016.05.10 Tuesday
                0
                  JUGEMテーマ:ニュース
                  パナマ文書がついに公開され、文書には法人約21万社、200超の国・地域の個人名が記載されているもようです。
                   
                   さあ、大変だ!
                   と、様々な今後の経済情勢のシナリオが描かれていて面白い状況になっています。
                   今日の東京市場は?
                    タックスヘイブン国を経由した巨額取引の解消が起こると、資産価値が全体として下落するとも予想されています。
                   資産回収の動きが強まるならば、最終的には(←ここがミソ)アメリカに還流しドル高の原因となるとも指摘されています。
                   さて、日本では?
                   すでにジャパン・タイムズで報道されているように、ブラック企業やギャンブル系・やくざ系の企業や個人がパナマ文書に記載されていると報道されています。
                   ここにきて、楽天の三木谷会長が租税回避地法人の株主に名前があるとの、ビッグニュースが入っています。
                   どうする? 彼は政府の○○会議の委員かなにかに入っていたのでは?
                    とすると、政府はトカゲのしっぽを切らざるを得ないでしょう。
                   また、任命責任を負うでしょう。
                   われわれ庶民には関係ないのではなく、消費税増税とか、福祉関係費増額とか、取られてばかりの陰で資産を不正に増やしたかどで逮捕者がでること必至です。
                  「マネーポスト」とかいうホームページによると
                  「日銀が公表している国際収支統計によると、日本が取りっぱぐれてきた税金額はケイマン諸島に隠匿された分だけで、約14兆円に上るという。消費税1%分の税収が約2兆円といわれるから、これは実に7%分に相当する。当然、パナマなど他のタックスヘイブンを合わせた額はさらに大きく膨らむ。これらを納税させれば、消費増税の先送りどころか、減税が十分可能となる額となる。」
                  らしいので、腹立ちを通り越して、日本政府の無能ぶりにあきれています。
                   
                   道理で!という感じで、高笑いがとまりませんよ。ははは!


                    p.s.
                    それにしてもパナマ文書についての堀江貴文氏のツィートには腹が立ちますね。
                   ろくに税金払ってないやつは黙れ!という威嚇は平等主義と表現の自由に反します。金の亡者には耳を貸さないよう注意しましょう。


                   
                  経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ

                  ミンスキー・モメント

                  2016.02.02 Tuesday
                  0
                     【ウィキベディアより】
                     ミンスキー・モーメント(ミンスキーの瞬間)とは、信用循環または景気循環において、投資家が投機によって生じた債務スパイラルによりキャッシュフロー問題を抱えるポイントである。このポイントにおいて、どのカウンターパーティー(金融取引参加者)も事前につけられた高い提示額に対して値をつけることができず、大きな株の投げ売りが始まる。その結果、市場決済資産価格の突然かつ急激な崩壊、市場流動性における急激な落ち込みが発生する[1]


                     この用語はエコノミスト・ハイマン・ミンスキーの名前にちなんだもので、1998年ロシア財政危機を説明するためにパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のポール・マカリーによって造り出された[2]。ミンスキー・モーメントは、長い繁栄と借金による投機を促す投資価値の増大の後にやって来る。

                     

                     その概念はいくつかの点でオーストリア景気循環理論と類似しているが、ハイマン・ミンスキー自身は"急進的な"ケインズ学派である。

                    JUGEMテーマ:ビジネス

                     このミンスキー・モメントが中国にもやってくるかもしれないのが、今年、2016年であるといわれています。
                     ニューヨークタイムズの2016.1.4付けのオピニオンで、ウイリアム・ぺセク氏も指摘している。日本とアメリカの不動産バブルのあとにやってきた、経済的転換点です。
                     ロイター通信でも、そろそろそのような状況になっているとの記事もあります。
                     
                     これは注意すべき状況なのです。
                     まずは、言葉の経済学的意味と実際の経済について、自分なりに分析しましょう。






                    経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ

                    ピケティ「資本論」の結論

                    2015.03.22 Sunday
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                      評価:
                      トマ・ピケティ
                      みすず書房
                      ¥ 5,200
                      (2014-12-06)

                       この頃大流行のトマ=ピケティ氏の「21世紀の資本」を読みました。
                       現代教養人必須の書物ではあります。「パリ白熱教室」
                      (http://video.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%83%91%E3%83%AA%E7%99%BD%E7%86%B1%E6%95%99%E5%AE%A4)
                       で人気なのですから。
                       以前も、「ハーバード白熱教室」という流行ものがあり、このブログでぶった切ったような記憶があります。
                       ただもう、このごろあまり見かけなくなりました。
                       
                       一般的にこの手の本の真偽は、旧ソ連が社会主義・共産主義ではなかったと認識しているかどうかで決まります。
                       

                       結論からいうと、「21世紀の資本」の内容は「偽」です。
                       

                       旧ソ連を共産主義だったと認識しているからです。この軸をしっかりしないと、他の議論は皆嘘っぽく聞えるのです。
                       
                       題名はフランス語版ではまさに「資本論」となっていて、もちろんマルクスにぶつけてきています。
                       「資本論」なるものは、多くの人が書いていて、あのホリエモンも書いているで、そのことはどうでもいいことです。

                       問題は内容です。
                       クズネッツ理論を資料的に打破し、帝国主義国アメリカで大流行したのが話題になっています。
                       解説本も、この本はマルクス理論とは似ても似つかないものだと結論しているほどです。
                       
                       
                       「資本主義の根本矛盾は r > g  にある」!!


                        つまり、資本所得 > 労働者所得 が資本主義では続き、格差社会がひどくなる。
                       格差が縮まるというクズネッツ理論よりも良いとしても、なぜそうなるのかの分析がまだないのです。
                       
                       受験生なら、この覚え方は、「レーザーラモン r g 」プレミアムなフォー!!という感じです。
                       そういう意味で、あまり科学的でないということです。
                       雑誌「プレジデント」で言うように金儲け理論にも使えます。
                       

                       とはいうものの、資料も納得のいく配置、様々な貧困についての文学の引用も興味を引く内容になっています。
                       こういう風に読めば、世界文学も面白いのだという解説でもあるのです。
                       困ったことに、マルクスを明らかに誤解しているし、致命的なのはそれを自覚していない点です。
                       これは当代随一の経済学者としては情けない限りです。
                       

                       こういう思想も、かつての「ハーバード云々」と同じ運命をだどるでしょう。
                       しかしながら、これから逐次的な解説を試みるつもりです。
                       乞う、ご期待。

                      経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ
                       
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