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感激! パラ開会式
JUGEMテーマ:ニュース
パリンピックの開会式を見ましたでしょうか。
オリンピックに比して、13歳の主役を中心にしたプロットが明確でしたね。
障害をもった子どもが飛びたいのに悩み、周りが励まし、飛び立てる。
世界観は「ジブリ」っぽく、現象は「ピクサー」っぽい、という人口に膾炙した理念で理解しやすい内容でした。
「パラ・ポート」という空港に擬人的な飛行機たちが舞い飛びます。みんな個性的な形の飛行機です。そのなかで片翼しかない子どもの飛行機が飛行に憧れるも飛び立つ勇気がない。
そこに現れるのが風の妖精や励ます物たち。そこに障害をもった人達と健常者の世界がどぎつく現れ、自立を見せつけます。
徐々に元気になり前を向く子ども飛行機。
ついには、使えなかった部分も訓練で使えるようになり飛び立っていく・・・・。
ジブリは少ないエネルギーで「飛行」することを夢想します。
ピクサーは擬人化に優れています。「ファインディング・二モ」は、片方のヒレが小さくて不自由だったのです。
プレーンの演劇だとここまで想像力豊かに、大空間を使えなかったと思います。
障害者が壁を越えていくシーンに励ましを与えました。
障害者で素人の子どもをここまで演出できるウォーリーに拍手を送りましょう。
13歳の和合さんにも、初出演がパラリンピックの世界で世界に知られ、今後のプレッシャーを支えてあげましょう。
安楽死の特集に怒り
JUGEMテーマ:ニュース
NHKの「安楽死」の特集を見た方も多いと思います。
日本で禁止されている積極的「安楽死」を推奨する番組ではなかったので、消極的安楽死を選択しない生き方もしっかり描かれていました。
それにしても、スイスでの日本人の話ではありますが、薬物を投入して30秒後に死に至る瞬間は得も言われない感覚に陥った方もいらっしゃることでしょう。賛否両論、非難ごうごう、だと思います。
私は震えました。涙を流して見送った人もいることでしょう。
死に至る寸前までしっかり会話していたのにだんだん眠りに落ちていくような感じで死んでいくのです。
そしてそれを家族が見守るのです。
BPOはどう判断するでしょう。
積極的「安楽死」を選ぶまでの本人の過程は、存分に描かれていたと思います。
不治の病から意識からだんだんなくなり家族に感謝も言えなくなる状態になって生きていくことは家族にも申し訳ない。そうできないのは自分の尊厳を汚すことになる。などの判断から積極的「安楽死」を認めているスイスで入院し、「安楽死」を選択したのです。
しかし、関連して、最近の川崎の事件では、引きこもりの51歳が殺人・自殺をしたことを思い起こすと、社会的にどうしようもできない彼を「安楽死」させてあげたかったような気もしてならないのです。
逆に、社会的にまさに救済することこそ急務であって、積極的「安楽死」は「社会の罪」を覆い隠すことに他ならないと考えます。
オプジーボに賭けた小野薬品
JUGEMテーマ:ビジネス
免疫療法でがんを治療する薬「オプジーボ」。
この薬に使う分子を発見した本庶佑氏がノーベル賞を獲得しました。
さまざまな情報を総合すると、原理が分かっても大量生産する会社を探すのにはノーベル賞級の努力が必要だった、ということです。並々ならぬ政治力をもつ本庶さんしかできなかったかもしれません。
これで革命的にがんを治療できるようになりました。
日経新聞が2014年10月24日付で、この「オプジーボ」開発、治験、医療にまでできた経過を概観しています。
そこに注目すべき記事がありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
小野薬だけが“しぶとく"開発を続けてきた背景には「機能が分からなくても、珍しい機能を持つ分子を見つけ、何らかの治療薬につなげるという企業文化があった」(粟田浩開発本部長兼取締役)という。
もともと小野薬は極めて研究開発志向の強い会社だ。売上高(14年3月期は1432億円)に対する研究開発比率は国内製薬メーカーでは断トツの30%台だ。しかもがん治療薬は初めて参入する分野で、「かならず成果を出す」という研究者の意欲も高かった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
研究者と開発者側の努力はもちろんですが、発見の偶然と必然、開発者のおしりに火という点は教訓とすべきでしょう。
大企業が開発できなくて、中小でしかも収益率が減っていた小野薬品が開発できた歴史を見て、政府も基礎をおろそかにすることの愚かさを早く知るべきです。
韓国MERS問題と済衆院
評価:
--- --- --- (2015-06-03) |
韓国のMERS問題は、セォウル号沈没事件と合わせて、韓国国政のあり方を問う問題です。
けっして日本だけが素晴らしいという知見を持っているわけではありませんが、やはり、
このような広域問題についての国家の厳しいチェックがないところに、大きな欠陥を見ます。
ところで、朝鮮でも国家を挙げて西欧医学を導入しようとした血塗られた歴史があります。
ソウルの延世大学に付属のセブランス病院を見学しましたが、かなり大きい現代の総合病院
でした。その原型となったのが、ドラマ化された「済衆院」(チェ・ジュン・ウォン)です。
現在でも、その建物は残されており見学は可能です。
その時代は日本では明治時代にあたりますが、国を挙げて、というより王朝をあげて最新技
術を導入しようとした経緯もわかります。
このようなむしろ地味な事実をドラマ化しようとする国民性があるというところに、今回の
MERS問題解決の糸口があるようにも思いました。
IMFの監視のもとの国家財政のあり方で、医療行政に割く予算が少なくなっているのではない
かと心配します。韓国予算の内訳資料の正確なものが手に入らないので、軽軽にいえないとし
ても、もし、アメリカ的財政であるならば、その可能性があると思います。
この結果が、MERS蔓延という事態を引き起こしたならば、財政のあり方を考え直さないとい
けません。
そういう分析を、誰か、詳しくしてほしいものです。
韓国のみなさん。
フランス出生率の回復について
受診抑制4割!!
キター!! 75歳以上医療費無料
R15は残酷映画に、R18はポルノ映画に適用され、R25は無料雑誌です。R75は、「医療費無料」の旗印ですね。ここで、ちょっと、なかり無茶な試算ですが、マクロで考えましょう。日本の年間GDPは約600兆円です。国民1.3億人で割ると、一人当たり430万円です。だから、家族4人(2人は無収入の子ども)で、1600万円になりますね。ただ、公共に使う分や、将来に備えたり、危機に備えるという費用をこの3分の1とすれば、1000万円が4人家族の年収になります。なのに、現実は、200万円以下の家庭が1000万以上あるといいいます。どこかに偏りがあるということですね。
介護の苦労は誰のせい?
評価:
阿久津 美栄子 ディスカヴァー・トゥエンティワン ¥ 1,404 (2017-02-28) |
NHKで認知症の方どうしが介護しあう「認認介護」を取り上げています。驚きです。でも、2008年11月の全日本民主医療機関連合会の実態調査の資料を見、もっと愕然としました。
これは早く制度を変えないといけない。
たとえば、訪問介護・訪問看護を利用していて、経済的にも困っているご老人は、食費を切り詰め、衣服も亡くなった旦那さんが残した衣類を直して生活。尿失禁があるため紙おむつをしているけれども、1パック(20枚入り)8000円が1万円に値上がりになったために「もう水を飲まないようにしていくしかない」ともらしています。こんな例が、累々と1000例も報告されています。
私は、91歳の祖父を看取ったとき、私の名前を呼んでくれたとき、手足が動かなくなった眼光の中に、逝く瞬間まで人間性を感じました。上の例は、政府による人間性否定です。
- 感激! パラ開会式 (08/25)
- 安楽死の特集に怒り (06/03)
- オプジーボに賭けた小野薬品 (10/02)
- 韓国MERS問題と済衆院 (06/13)
- フランス出生率の回復について (01/14)
- 受診抑制4割!! (12/29)
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