トイレ革命FOREVER

2017.12.25 Monday
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    JUGEMテーマ:ニュース

     

      中国では「トイレ革命」を号令でおこなっているというニュースが伝わってきています。

     それに関連して、・・・・・

     

    『ワイルド・スワン』という中国革命からその後の文化大革命までを女性三代にわたって描いた小説がもう30年近く前に流行りました。そこに、毛沢東賛美の集会が天安門ひろばで行われたときのトイレの凄惨を描いたシーンがあったのを覚えています。

     ほんとにキツイ臭いがしそうで飛ばしながら読んだように思います。

     海外旅行をしたらいつも困るのが、実はトイレ文化の違いです。

     韓国では、大便をしてお尻を拭いたあとのペーパーは流さず横に置いてあるボックスに入れるようになっていて、その臭いに辟易した思い出があります。これは田舎の話ではなく、ソウルの真ん中の国立の戦争記念館や世界に羽ばたく延世大学の学食だったりするから、他は推して知るべしなのです。

     日本も最近はお尻洗浄機がついているトイレが普通で、普通の公園の公衆トイレでさえそうなっています。それはトイレ先進国だからという事情と、命がけの日本人のトイレテクノロジーのなせる業だけではないと思うのです。

     現在、中国には日本のテクノロジーと資本が入り込んで、「革命」を後押ししているようですが、日本で「トイレ革命」の成功した理由は実は「日本国憲法25条」にあるのではないかと薄々は感じています。

     

    日本国憲法25条

    1.すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

    2.国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

     よくよく読むと、この「公衆衛生」いう点の具体化が、美しいトイレの発展に尽くした功績は大きいでしょう。国の責務、国民の請求権としての社会権として規定されているところは従来の「社会主義的」な規定ではあります。さすがの安倍総理でもこの部分を改正・改悪するとは言いにくいでしょう。

     植村花菜の「トイレの神様」という歌が流行った背景には、掃除をするという自分を律する国民性があります。ドラマにもなり、岩下志麻扮するおばあちゃんが芦田愛菜扮する孫に「トイレにはな、それはそれは綺麗な神様がおるんやで〜」と諭すのです。

     オールコックの『大君の都』でも、ハナカミ用の紙を懐に忍ばせていることを称賛していたし、歴史学者のトインビーも畳文化の清潔性を見て自らを恥じた記事をどこかで読んだように思います。

     そういう伝統と進んだ技術と「日本国憲法」のお墨付きで、全体として衛生的な日本になりつつあるのです。

     

     そう考えると、中国で技術的にトイレ革命が進んでも、国民意識と憲法実現の違いはあると思うのです。技術ですべては解決しないのです。池上彰氏は中国の道徳観念の低さの原因は「文化大革命」にあると主張していますが、どうでしょうか。

     

    中国憲法(中華人民共和国憲法)

     第111条 都市及び農村で住民の居住区ごとに設置される住民委員会又は村民委員会は、基層の大衆的自治組織である。住民委員会及び村民委員会の主任、副主任及び委員は、住民がこれを選挙する。住民委員会及び村民委員会と基層政策との相互関係は法律でこれを定める。 住民委員会及び村民委員会は、人民調停、治安保衛、公衆衛生その他の各委員会を置いて、その居住区における公共事務及び公益事業を処理し、民間の紛争を調停し、社会治安の維持に協力し、人民政府に大衆の意見及び要求を反映し、並びに建議を提出する。

     

     これだけ見ると中国憲法で公衆衛生は「国の責務」としては規定されていないのですね。比較憲法学者はこの点どう考えているのでしょうか。

     We call it a Big Ben!

     

    正義・道徳|-|-|-|-|by ネコスキイ

    ヘクター・トルヒーヨ

    2017.12.11 Monday
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      JUGEMテーマ:ニュース

       

       ヘクター・トルヒーヨ氏は、沖縄の多重事故で日本人を救出した直後、自らは別の車にはねられて死亡した英雄です。

       アメリカ海兵隊軍曹という肩書で報道されています。

       

       人としての任務を全うしたと思います。その結果が、死という事態で終結したことに痛ましい思いがします。

       当然、日本政府からも「英雄」として扱われることを期待し、深い哀悼の意をささげます。

       

      ・・・・・・・・

       しかし、個人と組織とは違うということをここではっきり認識する必要があると思います。

       「軍隊」として日本に来たからには、人間として日本人を守ってほしいと願うのは当然ですが、最終的に軍隊は国民から乖離して、軍隊や時の政府や要人を守るだけの、反国民的な組織になります。

       沖縄戦で見た旧日本軍の所業は、軍隊が国民を守ると意識がないことを露呈し、それは沖縄の人々は代々伝えられています。

       満州から国民を守らずに早々と引き揚げたのは旧日本軍幹部だったし、中国侵略の皇軍も中国人や日本人を組織として守ったという話は一つもありません。

       

       それは、アメリカ軍とてそうなのです。

       海兵隊がアメリカ内国民を救うことはないし、お笑いでありませんが、経済的に困窮する人を救うことはありえません。

       尖閣諸島や竹島侵入に対して、自衛隊の出動はなく、当然アメリカ軍の出動はありません。

       北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通っても撃ち落とすことはせず、情報提供のみです。

       日本国憲法に禁止されている「威嚇」という軍事行動に自衛隊を巻き込み、ともに演習しているのは、日本国民を守っているわけではありません。

       北朝鮮からの「漁船」の不法侵入も誰一人防げていません。

       ある人は言うでしょう。北朝鮮を「威嚇」で抑制し、その結果、国民を守っているのではないか、と。

       北朝鮮の目的はアメリカであり、追随するからついでに日本も攻撃するのだ、と言っていますから、結局、アメリカという得体のしれないものを"守っている"としか言いようがありません。

       国連事務次長が訪問してアメリカとの対話の道を切り開こうとしていますが、まだ五里霧中です。

       いずれにせよ、軍隊ではなにも解決できないのが歴史の教訓ですから、日本海のアメリカが軍隊を撤退し、対話の道を選ぶことを期待します。

       

       トルヒーヨ氏の死亡で、様々な議論が巻き起こると思いますが、軍隊賛美につながらないように注意をしないといけません。

       

       

       

       

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