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ドガという男

2010.10.18 Monday
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    201010171601000.jpg
    ドガ展に行って参りました!ホンモノの「エトワール」に出会いたくて行った次第です。
    モノホンは違う!それは最初のインプレッションであります。
    新聞大の大きさしかないのに、この空間の広がりは山が開けた感覚を覚えるのです。
    もっと凄いのはバレリーナにあたるライトのキツさと柔らかい光背です。
    モノホンでないと絶対味わえない素晴らしさがあります。
    期待されたプリマドンナ「エトワール(星)」が、最高の緊張で出ていく勇姿と背景の冷たさの対照がハイライトを際立たせているのです。
    彼女は何のために躍っているのか?躍らされているのか?
    背後の黒い男の存在が一つの仮説と物語を生みます。踊り子だけのカットだと“審美”を問うだけの絵画になってしまうのです。
    そんな絵なのでした!

    ドガはド・ガスのことで、ギイ・ド・モーパッサンやド・ブロイの「ド」で、フランスでは貴族の称号だそうです。
    だから彼は貴族の一員であり、昔の自画像は貴族風の装束に身を包んでます。 古典的な絵画や宗教画なども多く描き、今回の展覧では、ドガその人を知りました。
    お祖父さんはフランス革命で亡命したような貴族なのです。ドガはそのじいさんの肖像画も描いています。
    当時、最新の技術だったカメラで撮影して、それで描いたこともあるのです。 有名なバレリーナの稽古をつける振り付け師の絵画は、様々な絵の下書きをもとにアトリエで仕上げたということです。
    バレリーナの靴も所有していて、何かフェチを感じますが、正確に描くために必要としたのでしょうね。 気難しい性格で、晩年は視力が衰えてもロウで人の彫刻を作っていたようです。
    年代ごとの展示で出自や人柄もよくわかりました! それにしても「エトワール」前後に質の飛躍があるようなので、まだまだ収集できない絵画が世界に散在していると思います。
    美術を歩こうよ|-|-|-|-|by ネコスキイ

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