<< 早朝の風 88 やさしい悪魔 soft devil | main | ユーロドル日記9 G20声明批判序文 >>

スポンサーサイト

2024.01.18 Thursday
0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    |-|-|-|-|-|by スポンサードリンク

    ユーロドル日記8 シュタルクECB専務理事

    2011.09.22 Thursday
    0
      評価:
      欧州中央銀行,ヨーロッパ中央銀行=,ECB=
      東洋経済新報社
      ---
      (2002-06)

      JUGEMテーマ:日記・一般

       やはり、ユーロ崩壊のビッグバンは近いのかもしれません。
       これはグリーンスパン氏も、浜矩子氏も指摘していました。
       今回は、ヨーロッパ中央銀行(ECB)の専務理事で、突然辞任を表明したシュタルク氏も22日に発表した論文(注)で懸念しています。
       一部のユーロ導入国が放漫財政で、それがソブリン債務危機を引き起こし欧州経済通貨同盟(EMU)が存続の危機に陥っている、と厳しく喝破しています。
       だから、自分の力では解決できないから、辞任したのかどうかについての表明はないわけですが、ECBの中心にいた専門家がそういうのですから、なかなかパンチのある論文です。
       ユーロドルは2010年6月30日の1.1875をめざしているのか、ジグザクを経ながら下降し、午後10時現在では1.3404前後の下向きになっています。
       ロンドン、フランクフルトはいきなり4%-5%のキツイ下げがあり、それを嫌気してユーロドルも下げているようです。そうなるとアメリカ勢が参入する午後10時30分ころには、もっと下げがきつくなるかもしれません。
       ボンドドルも2010年12月30日以来の安値を更新したと言いますから、ヨーロッパは大変な状況に陥っています。
       ユーロドルも、落ち着いて月足で見てみても、MACDはデッドクロスが近いし、RSIが50まで下がっています。なにより、一目均衡表の下に終値が来て、遅行線もローソクを上から下へ勢いよく切ってきているので、これはもう売るしかないのです。
       2010年6月30日のポリンジャーバンド・ボトムと現在はほぼ同じなので、このラインまで下がっても文句なしです。そのようなテクニカル分析もできると考えます。ただ、月足は大転換の政策には弱い指標かもしれません。
       といっても、大転換しそうだった昨日のFOMC発表で逆に下げに転じているので、政治要因も考えてやっぱり下降でしょう。
       と、書いていたら、ユーロドルはピボットサポート(2)まで下げてきています。次は、下のターニングポイントをめざすでしょう。それを越えれば、これはボリンジャーバンドの1.2220をめざすことになります。
       
       (注)http://www.ecb.int/pub/pdf/scpops/ecbocp129.pdf :「The stability and growth pact: Crisis and reform」

      ユーロドル日記comments(0)trackbacks(0)|-|-|by ネコスキイ

      スポンサーサイト

      2024.01.18 Thursday
      0
        |-|-|-|-|-|by スポンサードリンク
        コメント









        この記事のトラックバックURL
        トラックバック
         
        Others
        プロフィール サイト内検索
             12
        3456789
        10111213141516
        17181920212223
        24252627282930
        31      
        << March 2024 >>
        新しい記事 アーカイブ
        カテゴリ
        リンク モバイル
        qrcode
        オススメ
        人権宣言集 (岩波文庫 白 1-1)
        人権宣言集 (岩波文庫 白 1-1) (JUGEMレビュー »)

        何事も原典にあたること。マグナ・カルタから始まります。ヴァージニア憲法には、常備軍の危険性を主張しています!!
        オススメ
        ジュエルズ(スペシャル・エディション)
        ジュエルズ(スペシャル・エディション) (JUGEMレビュー »)
        クイーン
        宇宙戦艦ヤマトを描いた松本零士氏絶賛の「ボヘミアン・ラプソディ」は、今も力をもつ。
        オススメ Others ムームードメイン
            

        ページの先頭へ