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早朝の風 99 在外米軍撤退のポール氏

2012.01.18 Wednesday
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    JUGEMテーマ:モブログ

     「ポール氏」はアメリカ共和党の下院議員で大統領候補指名を争っている一人です。
     共和党は、言わずと知れたタカ派の連合ですが、ニュースで見る限り、この議員のこの部分の主張は研究に値します。
     「小さな政府」を主張する氏は、その政策として在外米軍の撤退を主張しています。
     これは、私が前から主張していたこととぴったり合います。まさか、アメリカの政治家が主張するようになるとは、思ってもみませんでした。
     しかも、大義なきイラク戦争を強行したブッシュ元大統領の属する共和党の議員であることも、驚嘆に値します。
     共和党大統領候補指名争いに出馬し、「在外米軍の撤退」を主張するとは命をかけた勇気ある発言だと思います。
     ところが、彼の主張に対しては大ブーイングが起こりました。
     
     一方、報道に間違いがなければ、他の候補である前マサチューセッツ州知事のロムニー氏は、「タリバンは米国人を殺している。我々は世界中のどこにでも行き、彼らを殺す」と述べ、ギングリッチ元下院議長は、「13歳で独立戦争を戦った彼(ジャクソン大統領)は、米国の敵について明快な考えを持っていた。『殺せ』ということだ」と演説。拍手喝さいをあびています。
     報道したのは『読売新聞』(電子版2012.1.18)。アメリカ共和党TV討論会の模様を報道しています。どちらがいいかどうかの判断は報道機関として避けています。
     
     しかし、公の立場にある人が公共の電波で「殺せ」ということは、一般的に許されないはずです。
     インターネットで大統領を「殺す」などと主張したら、脅迫罪でとっ捕まるでしょうね、一般人は。
     日本では考えられない事態です。

     その議論の背景には、オバマ大統領がビンラディン殺害命令を出した「正義論」があると考えます。
     アメリカとはそういう国なのです。そして、そういう規制ができない「常識」があるのです。
     さらに言うなら、その常識的「非常識」を止める世界政府が機能していないのです。
     
     沖縄や横須賀で、米軍人が日本人を殺害したからといって、「アメリカ人を殺害せよ」と野田首相や各党の党首は、絶対に言えない。
     日本人は今までも何人も殺され、犯され、傷害を負わされているのに、裁判でさえ、正式には何も言えないことは、先日も共産党の赤嶺議員の質問で具体的に明らかにされています。

     世界はひとつ、世界はせまい。
     と、ジュッパひとからげにして世界をとらえる世界観も、あのネズミとポートを先頭に浸透しています。
     「殺せ」という殺し屋の言葉が、世界に浸透しないようにするのが、現在に生きる大人の使命です。
     にもかかわらず、法の下の平等であるトップまたはそれを目指す人たちが、誇らしげに主張する!!
      大統領選挙の中心課題は、この「正義論」を否定することに集中してほしいものです。

     ポール氏は、たぶん、戦争肯定論者でしょう、一時的小さな政府論者でしょう。その意味で日和見でしょう。
     でも、「在外米軍の撤退」政策は、ノーベル平和賞級です。

    早朝の風|-|-|-|-|by ネコスキイ

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