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シン・ゴジラと北朝鮮への対応

2017.05.01 Monday
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    JUGEMテーマ:映画

     

     遅ればせながら、DVDで『シン・ゴジラ』を観ました。

     

     政府の危機対応が素晴らしく、いまの安倍政権の対比でみると対照的でした。

     ゴジラのエネルギー源が核反応であり、それが発する放射線にモニタリングポストが反応してアメリカ空母が非難していくシーンは現在の日米同盟のあり方に一石を投じます。

     この映画の主役はもちろん「ガッジーラ」(ゴジラ)ではありますが、それが出現した背景に海中への核物質投棄があり、それを飲み込んで“進化”しつづける生物だったとの仮説が面白い点です。旧ゴジラも核兵器への反語として出現したのでしたから、それを踏まえて脚本上で深めたものと考えられます。

     この映画は一方で自衛隊の宣伝にもなっていて、知らなかったのは御殿場あたりからの誘導ミサイル弾を東京まで飛ばすことができたり、青森の三沢基地から東京までスクランブル発進して空爆できることや、朝霞・練馬駐屯地で作戦計画全体を練ることなど、いつでも首都東京を壊滅できる火力を自衛隊がもっているということが理解できました。

     ゴジラがこの火力を使っても“駆除”できないため、さらに米軍に応援をたのみ核兵器に次ぐ巨大な貫通力をもつマザー爆弾投下でさえ、ゴジラを壊滅できないので、国連安保理は熱核兵器を使うことを決議しますが、ここでムクムクと唯一の被爆国である日本人の心が大きく台頭してきます。

     物語は主に、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ演ずる配役が回していきます。それぞれ革新政治家、保守政治家、アメリカの利益を代表しています。ただ、石原さとみ演ずるアメリカ特使は、祖母が日本人という設定で日本人の心を奥深く宿しています。

     これらの駆け引きで、最終的には熱核兵器を使わせないギリギリの選択を長谷川(総理補佐官・国会議員)にさせ、石原(日系アメリカ特使)も本国アメリカの意に反して同調します。

     最後の選択が、核エネルギーを使うゴジラに対して国連軍に核兵器を使わさないという選択だった、というところが今回の北朝鮮危機への対応として学ぶべきところでしょう。

     あらためて、『シン・ゴジラ』の現在的意味を浮き彫りにしたと言える“危機的”状況になっています。

     しかし、危機なのは誰か?

     明日にも過労死、さもないと失業する労働者がゴマンといる日本ではないか。

     

     

     

     

     

     

     

     

    映画談義のパラディソ|-|-|-|-|by ネコスキイ

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