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小曽根真のラプソディ・イン・ブルー

2018.02.19 Monday
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    JUGEMテーマ:音楽

     

     昨日、小平奈緒さんの金メダルで大騒ぎするニュースの裏番組で、NHKはレナード・ストラットキン指揮、小曽根真ピアノでガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』の演奏をしていました。

     もちろん、金メダルは興奮しますし、小平奈緒さんのリベンジと友情の物語は見逃せん。

     しかし、小曽根氏のジャズ的な『ラプソディ』は聞き逃せませんでした。

     ちょうど、小平さんの500m競技の最中と重なったので、チャンネルを交互にしながらみていました。

     

     小曽根氏は、井上ひさしの小林多喜二を扱った演劇『組曲虐殺』で音楽を担当した異色の有名ジャズピアニストです。

     その舞台の楽曲はすべて彼の生演奏という内容でした。

     先日亡くなった神戸ジャズの父、小曽根実さんの息子です。

     

     その人となりは調べていただくとして、今回の演奏ではシンフォニック・ジャズの域をもっとジャズに引き寄せた演奏で魅惑されました。演奏している指を見ていると、滑らかに激しく動き、まるでひとりでに動いているように見えました。

     『ラプソディ・イン・ブルー』は、最初の出だしの眠そうなクラリネットや、強弱の強いドラムが印象的で、20年代アメリカ社会の現実を描写していることがよくわかります。

     また、ピアノとブラスの交感にドビュッシー的な繊細なさざ波を感じさせる部分がありながら、大きな機関車や機械のハンマーが強大な資本主義を奏でています。

     今回の演奏は、そういう独奏と協奏の部分にうまく共鳴してジャズの自由な即興性を取り混ぜているところに、新味を感じさせる内容でした。

     あとで調べたら、小曽根真さんの奥さんは、なんと、私の好きな劇団「こまつ座」の名女優、神野三鈴さんだというのが分かってさらに感激しました。

     神野三鈴さんは、井上ひさし氏の『圓生と志ん生』で、シスター役でみごとなとぼけ役を好演されていたのを思い出します。私は、これを新宿紀伊国屋劇場で観て以来、他の演劇がかすんで見えるようになりました。

     

    p.s.

    少し間違った情報と名前の漢字を間違えていたので、修正しました。

     

    音楽は楽しい|-|-|-|-|by ネコスキイ

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