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デモで最賃上がる国

2018.12.12 Wednesday
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    JUGEMテーマ:ニュース

     

     フランス・パリの凱旋門はナポレオンのために作られました。

     ヒトラーはフランスを占領したときこの門を行進しました。

     

     今度は、「黄色いベスト」の労働者がデモンストレーションしました。

     フランス革命以後、典型的な階級闘争の場所としてパリは語られ、世界に知られています。

     

     「一部暴徒化」は当局の労働者分断の秘密作戦と考えた方がよいと考えます。

     圧倒的多数は燃料税などの急激な上昇やそれに関連した物価の上昇に賃金が追い付いていないことに怒りを感じ、「団結」の印に黄色いベストを着てデモを行いました。

     しかも、冷静な労働者は政治家や大統領との話し合いを望んでいたのです。

     

     この大運動を受けて、マクロン大統領は、最低賃金の引き上げを宣言しました!!!

     日本にはこんな素早い動きはありません。

     日本の消費税分8%に相当するような金額を最低賃金に上乗せするのですから、太っ腹です。

     しかも、日本のような「審議会」経由の最賃上昇ではなく、デモ一発で最賃を上げる強硬は素晴らしいという言うべきか。

     強制執行というべきか。

     いずれにせよ、事態の解決には「街に繰り出せ」という国民性どおり実行し、国民性を反映させました!!

     

       万歳

     

     時給が低いと言われている日本はどうする?

     

     ちなみに、最低賃金(時給)を今日の為替レートで計算すると、国によってさまざまな条件の違いがありますが、

      

      アメリカ 1243円 (カリフォルニア州)、847円(ニューメキシコ)

      フランス 1264円

      ドイツ  1196円

      イギリス 1157円

      韓国    840円

     

     そして、日本は、ダららららららララ・・(ドラムロールのつもり) ドン!!

      

      日本   874円 (平成30年10月、全国加重平均)  

     

     これは立命館大学の大野威教授のご研究を参照しました。

     これらの時給をさらに購買力平価で考察することが必要ですね。

     

    p.s. 

      それから、「最低賃金制度」の趣旨は、それを下回ってはならい賃金で、それを下回って労働者を雇用した場合、使用者は罪になるということです。と、同時に最賃であることは最低条件としていつまでもそこに留まらないということも、法の趣旨にはあるのです。その趣旨を欠落させている経営者も多く、国や審議会が最賃を上げるまで待っている悪辣な経営者もいるし、早出や休み時間削りを強要し実質最低賃金を下回る働かせ方をしている会社もあります。

     

    p.s.2

     フランスの歴史学者トッド氏は、フランスのデモを「フランスしかできない」とテレビで強調しています。

     

    p.s.3

     この最低賃金については2019年発行の「jcpマガジン」が詳しいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    世界政治を語れば|-|-|-|-|by ネコスキイ

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