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財前五郎、半沢直樹、そして?

2019.06.03 Monday
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    ¥ 324
    (2019-05-29)

    JUGEMテーマ:ビジネス

     

     最近、朝日系列のテレビで山崎豊子原作『白い巨塔』がリメイクされ新しいキャストでドラマ化されました。

     主人公・財前五郎は愛人のいる大学医師で妻は大学でなりあがるための政略結婚でしかありませんでした。

     内容は、テレビを見るか、原作を読めばわかりますのでここでは述べません。

     

     今回のドラマは4回目のリメイクのため、医学などの技術の進歩に応じた小道具になっていましたが、家族観がそのままなのでがっくり来ました。主人公は、田宮二郎、佐藤慶、唐沢寿明、岡田准一と変遷しましたが、家族は出世・蓄財の道具として扱われる構造は変化がなかったため、多くの人には受け入れられませんでした。

     

     大銀行の腐敗構造を描いた『半沢直樹』は、その主人公・半沢演じる堺雅人の「倍返し」が流行語大賞になるほど流行りました。半沢直樹は財前五郎と比較すれば家族思いなので、自分に降りかかる害悪や友人に降りかかる腐敗構造からくる犯罪に立ち向かい、無法と思えるほどの反逆をします。

     

     この財前と半沢の差は、「家族」観の変遷であり、いま「白い巨塔」を演じても、受け入れられないのは当たり前です。せいぜい、昔を懐かしむ老人の回顧として存在するだけでしょう。

     

     ところが、こんどまた来年「半沢直樹」を再演するようですから、この家族観の変遷に注意しないと不発に終わる可能性が高いと思います。

     「半沢直樹」でさえもうひと昔前の「家族観」です。

     悪いことしてまで家族を守ろうという考えは古くなっています。組織悪と闘う理由としての「家族」はもうないのです。

     どういう家族が今あるかというと、組織悪=ブラック企業には就職しない。大企業にも未練はない。就職した企業がブラックだったら即辞めることで対抗する。

     これらは、夫婦で働くという共働きから出る考えです。

     だから、財前、半沢ときたら、次は「X」という主人公が社会的に闘う姿勢をしめして、英雄となるでしょう。

     以上、近未来予想図でした。

     

     

     

    歴史さんぽりーの|-|-|-|-|by ネコスキイ

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