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「マルクスは生きている」を読む

2009.07.16 Thursday
0
    評価:
    不破 哲三
    平凡社
    ¥ 756
    (2009-05-16)
    コメント:新しい解明が!!恐慌論は最高だ。
    Amazonおすすめ度:
    なるほど
    ゆめゆめ購入することのないように
    知的刺激を受けた

    感想を何回かにかけて書きます。
    発売された当初、ブログで三章の概略を説明しました。
    もう少し自分なりにふかめるために何回か、読んでみました。咀嚼してはじめて新しい認識に到達できるからです。
    関連の本や引用部分をひもとくと更に系統だって勉強できます。
    「唯物論」の項では、唯物論という考えが常識になっていることが、生命科学の到達を使って解明されます。
    もともと、エンゲルスが『自然の弁証法』や『反デューリング論』で「生命は蛋白体の存在様式である」と論じたことがあり、この理解が唯物論の核心です。蛋白体とは今で言うDNAのことですね。
    DNAの話は別に譲るとして、漠然ととらえていた生命現象が、もうあたり前に分子から語られ、刑事事件でも決定的証拠とされるのです。
    そして、さらにDNA再生産の「セントラル・ドグマ」(中心原理)を基礎にあらゆる生命現象を解明しようとされているのです。
    さらには、この生命現象を分子からでなくさらなる量子からの制御と考える量子生物学に発展しています。
    また、無生物と生命の境域の物質をカオス理論から作り上げている学者もいます。
    いずれにせよ、こういう研究が許されること自体が、国民のコンセンサスを得ている証拠です。
    レーニンは革命家なのに『唯物論と経験批判論』を書き、徹底的に観念論の非現実性を暴きました!
    社会改革を進めて行くうえでは流行の革命的観念論に染まる人もでてくるからです。
    今も、脳科学者の茂木健一郎氏などは時代の寵児のように扱われますが、彼の考えは、ある部分においては簡単にいうと新デカルト主義なのです。観念論の現代版です。
    しかし、『唯物論と経験批判論』の方法を借りて、著者は三つの質問を読者に投げ掛け、どんなに観念論者であっても、右翼であっても否定できない当たり前の事実を突き付けます。
    /祐崔太犬茲蠢阿肪狼紊和減澆靴燭?
    ⊃佑惑召僚けを借りて思考するか?
    B梢佑梁減澆鯒Г瓩襪?
    笑ってしまうほど当たり前の質問ですが、レーニンの頃は、まだ答えられないか、違う答えになる人もいたようです。
    今は誰しも´↓の答えはイエスです。自民党から共産党、無党派、無関心層までイエスのはずです。
    ただ、あるイデオロギーの作用があって、自分が唯物論の陣営にいるとは言わない人の方が多いのです。 最近、岩波文庫からバークリ僧正の著書が再刊されていますが、レーニンは中途半端な唯物論者マッハより良いと、誉め殺しました!
    マッハは、「マッハ・ゴーゴーゴー」のマッハで、もとは物理学者。音速の何倍かの速度単位になって有名です。
    ソ連が崩壊したあと、マッハ物理学が一時期もてはやされましたが、復権というより物珍しさからでした。
    レーニンも、マッハをこきおろしすぎて、エンゲルスが「恥ずかしがり屋の唯物論者」とした人までなできりにしてしまった嫌いがあり修正すべきです。
    マイ・ディア・マルクス|-|-|-|-|by ネコスキイ

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