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    「買い物中毒な私」のアメリカ

    2009.05.31 Sunday
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      評価:
      ---
      ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
      ¥ 3,161
      (2009-10-21)
      コメント:たんなるカワイ子ちゃんの映画ではない。おバカな女の子のそれでもないのだ。ちゃんと資本主義の本質をそれとなくわかるように巧妙に仕組まれた狡猾な映画なのだ。
      Amazonランキング: 3123位
      Amazonおすすめ度:
      一度見たら満足かな
      今いっぽ
      テンポがいい。

      昨日から公開の映画です。身分を隠した大金持ちの御曹司と相思相愛でハッピーエンドというストーリーです。(笑)
      でも、これでは浦島太郎はお爺さんになってしまいました!と言うに等しいですね。
      ただ、流れは「プリティウーマン」や「ある愛の詩」の途中までと変わりません。
      主人公の彼女は、買い物中毒!カード破産状態から始まります。当然、借金取りが押し掛けてきます。
      職業はファッション雑誌記者。その雑誌社がいきなり倒産、返すあてもなく、買い物の後の地獄についての破れかぶれの暴露記事を経済雑誌に送り付け、これが若手のやり手編集長の目に止まります。
      一般人のファッション買い物の視点から、経済を論じているとの評価。試用採用になってしまいます。
      でも、いざ投資傾向について書けと言われても、Google検索から盗用するしかありません。
      編集長は、大企業の株主総会で発言させ、ウソを見抜く方法を示唆します。
      勢いをえた彼女は、一気にファッション論から投資の危険性について記事を仕上げます。
      ペンネーム「緑のスカーフ」でブレーク!一夜にして人気者に。テレビのトーク番組まで出るようになりますが、、。
      テレビ番組の会場まで借金取りが来て、テレビの前で質問までして借金を暴露。人事管理を問われた会社まで信用を失ってしまいます。
      失意のまま実家に帰った主人公は父親に諭されます。「お前の借金なんか、アメリカの借金に比べたら大したことない」!!
      そうです。主人公の借金は1万ドル、100万円かそこらなのです(庶民には大した額ですが(T_T)/~)。
      友人に勧められた買い物中毒矯正会にも出席、でも借りて買い物バンザイ\(^O^)/と悪びれません。女友だちとも縁を切られます。 これはリーマンショック以前のアメリカ経済への痛烈な皮肉です。
      採用した編集長も首、新しい会社を立ち上げます。ところが、この編集長は大企業グループの御曹司! 再会したとき互いに愛しあっていたことに気付き、キスするのです!
      あまり、これ以上語らないことにしましょう。
      価値は値段と違う、なんて言葉が二回もでてきます。アメリカ経済批判です。資本主義批判でもあります。それより、そのように感じさせないで、納得してしまう不思議な映画です。
      映画談義のパラディソ|-|-|-|-|by ネコスキイ

      トルキッシュ・エアラインズ

      2009.05.31 Sunday
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        200905311748000.jpg
        日本に就航してまだ20年なんですね。あまりに美麗なコマーシャル写真なのでパチリと撮ってしまいました!写っているビッグベンは150年になったそうです。これは旅したくなる宣伝です。「トルコへ、そして世界へ」がキャッチコピーです。私のブログコンセプトとぴったり合います。
        トルコといえば、イスタンブールといえば、「飛んで…」の庄野真代、「飛んで」といえば円ひろし、ですね。歳が分かりますが。 必ずコマーシャリズムが飛び付く単純性があります。ならばヘイセイジャンプも起用すべきでしょう。
        さて、イスタンブールのモスクの下には、キリスト教のモザイク画があり、東ローマ帝国が栄えた証拠があるそうです。そう、ビザンチン文化です。こういう血塗られた文化をもっと現地で知りたいですね。その前は、コンスタンチノープルと言っていたのかな。弾圧したキリスト教を一転、公認したのもこの場所だったはずなのです。
        そしてモーツァルトがトルコ行進曲を書いた未知の国でもあったのです。本当の行進曲は日本のドラマのテーマにも使われたのです。
        またトルコはギリシャ時代にはトロイがあったところでもあります。シュリーマンの夢が発掘で証明されたのです。トロージャン・ホースは商標の前に、本物だったのです。ブラッド・ピットの映画は面白かったですよ。アンドロマケを題材にした絵は様々に描かれています。
        世界史で習ったヒッタイト。世界で初めて鉄製武器を使った学説が、最近覆っていますが、まだまだ憧れの地であります。
        アメリカの基地があり、イラク戦争への重要出撃拠点でもありました!
        首都アンカラは、地震の多いポリスです。あれからどうなったのか、なかなか追跡調査されてませんね。 サッカーのイルハンは、トルコ人ではありましたがドイツリーグに属しトルコ代表に抜擢されてました。一時期、日本のヴィッセル神戸に移籍しましたが、あまりパッとした成績は聞いてません。それよりインタビューがドイツ語だったことが印象に残りました!
        トルコのEU加盟もうなづけるのですよ。市場はトルコを席巻してますね。雇用市場もそうです。
        日本の街角ではシシカバブーの街頭販売が回ります。本物のトルコ料理かどうかは保証しませんが、トルコの入り口ではあります。 エアラインだと、8時間でトルコでしょうから、トルコこそ世界を集中的に表現しているように思うのですが。トルキッシュ・エアライン様は、どうお思いになるのですか。
        世界政治を語れば|-|-|-|-|by ネコスキイ

        駅めぐり−永田町

        2009.05.31 Sunday
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          200905181054000.jpg
          右端にメトロの青い標識が見えますが、この右に永田町の入り口があります。
          ご存知、国会議事堂のある駅です。こちらは参議院側。衆議院側は丸の内線の方が近いです。
          永田町駅は赤坂見附と地下でつながっていて、半蔵門線、銀座線、丸の内線、有楽町線と結んでます。
          ただ、赤坂見附から永田町までは10分近く歩き、しかも、半蔵門線のプラットホームを突っ切って有楽町線に出なくてはなりません。
          東京は田舎と違って、ドアツードアでなく、駅内でさえかなり歩くのです。
          東京駅の横須賀線から京葉線の乗り継ぎなんか1キロくらい歩きますから、脚を鍛えていないとね。
          駅めぐり|-|-|-|-|by ネコスキイ

          駅めぐり−天王洲アイル

          2009.05.31 Sunday
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            200905081748000.jpg
            地下鉄とモノレールの駅があり、この写真は地下鉄の入り口です。
            ビルはJALの建物です。地下鉄とモノレールの乗り継ぎが悪いので、一旦、外にでなければなりません。 ホリプロの銀河劇場に行くためにこの駅を利用します。ただ、何か人の息遣いを感じないのです。まだまだ新しい駅だからですね。駅前に商店街がないからですよ。きっと、そうです。
            駅めぐり|-|-|-|-|by ネコスキイ

            三十六童子

            2009.05.31 Sunday
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              200905101414000.jpg
              これは鎌倉の称名寺の今泉不動の奥にある仏像群です。どれだけ由緒があるか分かりません。
              本当に36体あって一人一人の表情と表現が違うので見ていて飽きません。
              子どもの一人一人の個性を分け隔てなく尊重することから来たものでしょう。 案外、明治時代以降のものかも知れません!
              やっぱり訪れてみないとガイドに紹介されていないところが多いのに気付かされます。また、階級闘争としての社会発展、そのなかの自然、神社仏閣を観ると違うものも見えてきますね。
              この近くに「おかめ」?を彫刻した大理石がありましたが、正面からみたらどう見ても女陰!後ろからみたら、なんと立派な男性器という代物です。
              写真は無理ですので、
              (*^_ ’)直接、訪れて見てください。比較的新しいもののようですが、田舎に来ると開放的なものが多い傾向にしたがっただけでしょう。
              鎌倉歴史文化研究所1|-|-|-|-|by ネコスキイ

              マキラージュ、メーキャップ、化粧

              2009.05.30 Saturday
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                200905301615000.jpg
                井上ひさし作、木村光一演出、渡辺美佐子出演の演劇です。一人芝居。
                今日、600回記念公演でした。写真は、挨拶する渡辺美佐子さんです。この公演は、新しい劇場「座・高円寺」のこけら落とし公演として5月のはじめから開催されていました!
                もう30年の積み重ねです。渡辺美佐子さんは、最近、燐光群に出演されてましたが、こちらが長いのですね。フランス、アメリカ、カナダ、ベルギー、シンガポール、マレーシア、タイ公演もこなしました。
                大衆演劇の女座長の悲喜劇を二幕で息も尽かさずみせるのです。
                幼い子どもを抱えた女座長は旦那に逃げられ育て切れず教会に引き取ってもらいます。悲しみに耐えられず20年目にして、息子が有名俳優になって実母の座長を探し当てます。
                おお、こんな立派になってと大衆演劇舞台で挨拶を頼みます。忘れ形見の鬼子母神のお守りは母と子どもは同じはずでした!
                ところが、お守りは似てはいるものの谷中と雑司が谷の鬼子母神の違いで、本当の親子とは違うことが突然わかります。
                一転、気が狂ったかのように、いや気がおかしくなります。実は、観客のいない舞台で何日も演じるなかでの妄想だったのです。
                それでも舞台上でドウランを塗り直したり、劇中一人芝居を打つなか、芝居への情熱はますます燃えるのです。
                が、大衆演劇は映画や新劇に押されて、小屋まで潰されていきます。命と人生をかけた大衆演劇が時代に押しつぶされる悲喜劇です。そのなかに何を感じるかは自由ですが、私は日本文化の崩壊過程を見ました。ちょっとチャップリンの「ライムライト」の主題に似ていました。
                演劇はサクレ・クール|-|-|-|-|by ネコスキイ

                釈迦内柩唄

                2009.05.30 Saturday
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                  水上勉原作の戯曲です。
                  これを、劇団希望舞台と俳優座の有馬理恵さんが演じました!
                  以前、彼女の同じ演題の一人舞台を観たのですが、その時はお寺の中ででした!
                  今回は600は入ろうかと思われる鎌倉芸術館の小ホールが満席、要員は立っていました!
                  話は死体焼却場の管理人の差別問題です。かなり暗い社会的な演劇なのでチケットが売れるのか心配でした。というのは、観劇実行委員会で販売していたからです。
                  しかし、それは杞憂でした!むしろ、一般の宣伝だけでは売れなかったのかもしれませんね。
                  鎌倉中にポスターが貼ってあるし、主要書店にはチケットを取り扱っている、新聞折り込みに入ってくるという念の入れようです。 これは、鎌倉市民なら観るべきだと言われているようで、明るい気分になったのです。超満員御礼で実行委員会の皆さんは満面の笑みをたたえていました。
                  演劇は捨てたもんじゃない、一つの演劇で国家を変える!だいそれた言葉かもしれませんが、真理でもあります。何もアメリカ大統領だけの革命権ではないはずです。革命権は市民にあることは、アメリカ憲法にあるのです。
                  焼き場の公務員が差別状態にあり、それは娘にも引き継がれ人間性を破壊されます。その中でも、人間としての尊厳と正義を主張します。軍隊は証明書なしに死体を焼くが、管理人は焼かないのです。これこそ人間性の最期の抵抗であり、国家権力への革命権利の発露です。
                  内密に焼く段で兵士は涙を拭います。兵士も人の子、見えない国家権力に翻弄されて行う強制なのですね。
                  朝鮮人や戦争に反対する者は、人扱いされないのは、戦争権力としての政治が非人間であり、それを操る資本が人間であることを許さないからです。それが差別をあらゆる階層、分野で手段として用いるのです。 ここを理解してこそ、400回になりなんとする、愛して止まれない釈迦内柩唄上演の本質が観てとれるのではないでしょうか。
                  演劇はサクレ・クール|-|-|-|-|by ネコスキイ

                  青年座「その受話器はロバの耳」

                  2009.05.29 Friday
                  0
                    土田英生作品を連続して観ました!先日の円と今回の青年座です。
                    フリーライターの尾上そら氏によると、土田英生を勝手に「京都文芸派」と名付けているそうです。
                    なぜなら、土田が京都にある劇団「MOMO」に所属しているからです。
                    シュールな社会派ですか。昔の島民が世界の中心だと思ってつけた「へそ島」に、東京の大手菓子メーカーが電話対応だけの消費者相談室を設置します。
                    まるでNTTが沖縄に104センターを置いているように、電話をしてもなんら違和感なく対応してくれます。 東京に一度も住んだことない島民から採用された人と東京本社から管理職として派遣された人が、一緒になって働いています。
                    そこへ、菓子メーカーの大ヒット商品に有害物質が入っているという本社からの衝撃ニュースが。
                    ところが、本社は「調査中と応えよ」という命令をだします。現場は大混乱。朝から夕方まで苦情電話で社員は疲労困憊。そのうえ、時間を延長してクレームに対応せよとの命令まできます。
                    東京から派遣された相談室長は、本社と社員の板挟み。でも命令に従わざるを得ない使命があります。
                    ほとんどが労働時間延長に反対するなか、相談室長と不倫関係にあった若い社員が、残業に賛成します。 それでも、それぞれ家族を抱える人は、残業に反対、相談室長の弱みを暴露して、阻止しようとします。 相談室長は、次長とも不倫して三つ股をかけていたのです。その間、島民との軋轢や島ならでは悩みなど複雑な人間模様が絡み合います。
                    それを知ってしまった不倫関係の若い社員は激怒して、会社の真実をクレームの電話に暴露してしまいます。それで、会社は信頼を一気にに無くし倒産。倒産し、片付けをしている間に解放された自由と哀愁がただよい、これでよかったんだ!と納得させられました。その
                    虚飾にまみれたプライバシーと嘘にまみれた会社。その関係構造まで絵描ききりました。
                    演劇はサクレ・クール|-|-|-|-|by ネコスキイ

                    スタンダールが注目した縁切り寺

                    2009.05.28 Thursday
                    0
                      唐突ですが発見です。
                      最近、鎌倉女性史をまとめた一連の書籍に大注目してます。
                      なかなかお目にかかることがないので、私が驚いたところをおいおい、紹介して行きたいと思います。
                      まずは東慶寺。
                      北鎌倉の閑静な谷戸にあり、昔から縁切り寺として全国に知られてます。
                      ここで3年の修行を積めば、離婚できるという勅命(天皇の命令)が出たのは、800年も昔なのです。
                      今でいう、ここだけに適用される特別措置法でした。
                      しかし、これに注目したのは日本人だけではなかったのです。なんと、「赤と黒」を書いたフランスの文豪スタンダールが、羨ましいと評価しているのです。ザルツブルクの廃鉱の塩の結晶過程を恋愛と表現した「恋愛論」に書いてあるようです。
                      鎌倉女性史が、そういう世界的観点から書かれていることに感服いたします。もっと調べたいですね。
                      鎌倉歴史文化研究所1|-|-|-|-|by ネコスキイ

                      おとなりさん

                      2009.05.28 Thursday
                      0
                        これは映画です。今月公開されるようです。ブログのカテゴリー「日記だょん」で書いた「ドラマ・ロケ」は、多分、この撮影だったのかもしれません。
                        鎌倉駅から見える「ホテルニューカマクラ」の一室を使って撮影された模様です。主人公のアパートの設定でレトロな雰囲気を出していそうです。
                        いそうです、っていうのはまだ観てないからです。「散歩の達人」に掲載されたから知りえたのですね。 このあたりの旅館で、岡本かの子が、あこがれだった小説家・芥川龍之介に出会ったそうです。「鶴は病みき」はそのあたりを書いたということです。岡本かの子は、岡本太郎の母親です!
                        鎌倉歴史文化研究所1|-|-|-|-|by ネコスキイ
                         
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