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NHK「資本論」連続講座その3
2010.09.30 Thursday
JUGEMテーマ:学問・学校
「その3」となっているのは、その二回目をみそびれたからです。話の端々から前回は「剰余価値」の搾取で資本家は利潤を得ていることを解明したようですね。
今回は恐慌。
これが経済学でももっとも難しい分野でもあります。
「資本論」第一巻の目次のどこにも書いてない!ではないか!ということは重視していないのではないかと言う堀尾アナウンサーの疑問符も納得できます。
的場教授は、この疑問にたいして、資本論のあらゆるところに恐慌の本質となる文言がちりばめてあります、と答えています。
そして、利潤率の低下が恐慌の原因と認識している資本論の一節を読み上げます。
さらに、資本家の理想的な経済サイクルである「金ー商品ー金(+α)」から飛躍して、「金ー金(+α)」という“呪術的”サイクルを生み出します。
これが株売買と言う現在普通の経済活動になっているのです。
ここで、今をときめく浜矩子同志社大学大学院教授が登場します。
資本論は英語で読んだ方が分かりやすいと豪語して、少しカチンときますが、労働者ではなく「市民」が搾取され、リーマンショックでマルクスが生きていたら「それ見ろ」って言うでしょうって、小憎らしいことも言います。
ケインズが国家の助けで景気を操つれると考えていたのに、今、経済のレスキュー隊長である国家がレスキューされる事態になっていると彼女は説きます。
その手助けが「資本論」の中にはある!とも答えています。
マルクスの墓磨き学者よりはいい解答でした。
ただ、「資本論」だけに留まらないさらに発展した考えを持っていたことが、不破哲三氏「マルクスは生きている」(平凡新書)で簡単に述べられています。
「資本論」を書く前の草稿を調べて再構成すると、恐慌について新しい理論が産まれるというのです。
市井の(とは言っても日本共産党の元トップ)人間が、これを発見するのは、アインシュタインがアカデミーを席巻したような事件です。
しかし、ほとんどの人は見向きもしませんね(T_T)/~。難しいからですが、やがては日の目を見るに違いない仮説です。
マルクスは剰余価値の発見ではダーウィンと同じ役割を果たしてと思いますが、恐慌論ではまだ成熟した仮説を展開できなかったのです。
「平均利潤率の傾向的低下」!という章が資本論第三巻にあります。
ぶっちゃけていうと、最高の技術と資本を投入すればするほど資本全体から見ると利潤率が低下するという傾向があるのです。
なんだ、もうからないならやめたら!って言いたくなりますが、資本家どうし部門、業種どうしの競争の強制力が作用してやめられないのですね。
ただ、ここで注意するのは率は減っても、利潤量が増えることにもなると意味について詳しく検討されてないことです。
利潤=剰余価値が絶対的に増えることは、俗に言うなら有り余る生活が社会全体として堪能できることですから、搾取制度がなければますます富むことになり、需要と供給のアンバランスで産まれる恐慌とは別の世界の話になりますね。
そこで、不破氏が解明したマルクスの草稿理論が生きてきます。
それは、私のブログのカテゴリー「マイ・ディア・マルクス」に説明しています。
|マイ・ディア・マルクス|-|-|-|-|by ネコスキイ
公務員給与をまずは上げよ−日経コラム
2010.09.29 Wednesday
JUGEMテーマ:ニュース
デフレの原因は低賃金!9月28日の日経新聞のコラム「大機小機」では、公務員給料を上げることからデフレを解決せよ!と異例のアイデアを述べています。 まず槐より始めよてわけで、行革の流れに反するように見えて、大きな意味合いでは税収を増やし少子化を克服する第一歩なのです。(^^)/▽☆▽\(^^)みんなの党をはじめとした政党が、行革の大合唱なのでなかなか言えないスローガンですが、日経コラム氏よ、よくぞ言ってくれました!
頑張れ日経!(^ε^)-☆Chu!!
日銀の円売り・ドル買い介入の瞬間、上がった株は日経225であって中小企業ではありませんでした!
二回目の介入(?)の時も同じで、ファンデメンタルズが悪い会社は、まったく逆の動きをしました!しかも、その日は大引けで前日比マイナスとなってしまいました!これではデイトレを儲けさせるだけでした。 さらに、今日の日刊ゲンダイは、一時83円に戻ったことを揶揄して「介入不発」と一面を抜いています。 やはり、賃金を上げること。年収400万円以下の労働者は6割を超していると昨日の統計では出ています。
にもかかわらず、その点の対策が政府から聞こえてきません。
黒船一隻で日本がかわり、漁船一隻で「売国」となりはてる!小池百合子議員の話は面白いですが、雇用についても、同様のことが皮肉で言えますね。
雇用一つで日本が変わり、漁船一つでは憲法は変わらないと。
|経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ
NHK「資本論」連続講座その1
2010.09.28 Tuesday
昨日から教育テレビで始まった「資本論」連続講座は、注目されてもおかしくないです\(^O^)/。
一昨年あたりから、ドイツでは売れ行きが伸び、日本でもかなり解説などの発行が相次ぎました!
その一端をこのブログで紹介していましたら、結構アクセスが多くてビックリしました。
リーマン・ショックは資本主義の根幹を揺るがし、中国「社会主義」との対比で描かれ、原点に戻れとばかり、「資本論」に一足飛びに飛び火したようです。 中国で資本論を読んでいる人はどれほどいるのでしょうか。
でも、その問は、愚問です。何故なら、この資本主義世界でどれほどケインズやアダム・スミスを読んでいるかを問うようなものです。
昨日の番組では、神奈川大学の的場教授や経済評論家の森永卓郎が資本論の始めの部分を語りあっています。
司会の堀尾さん(おっと!移籍したかと思いきやフリーで司会とは)は、学生時代に資本論を読み始めて挫折したとかカミングアウトしたりして、一般の目から見て、どうなのかを語り合います。
大原研究所から出品されたマルクス直筆のサインのある初版(1867年)を見ながら、資本主義の細胞は「商品」であり、これを分析することから資本主義を研究するのだ!と言う有名な一節から、テレビの解説が始まりました!(数年前に法政大学で展示していたので、見に行ったことがあります!感動)
それにしても膨大で読めなかった!という嘆きに対して、マルクスのフランス語版序文の「学問に王道なし」の引用をもって答えていく親切ささえあります(テレビでは王道とは訳されてませんでしたが)。
商品を交換していくと、金ー商品ー金(+α)、と言う交換過程がある部分が見つかり、ここに貨幣が資本になる秘密があるところまで、説明があります。
それが搾取であること、利潤が交換過程でなく、資本の生産過程で産まれる事実については説明がありません!これからでしょうか。商品ー金ー商品、という構図は労働者が労働力を売ることを抽象したものです。(^^)/▽☆▽\(^^)
それにしても、1967年と言えば、龍馬が暗殺された年です。日本ではこれから本格的に資本主義にしようとしていたとき、その模範になるイギリスで早くも資本主義の没落とその後の未来社会を展望する書籍が発行されたとは。
一昨年あたりから、ドイツでは売れ行きが伸び、日本でもかなり解説などの発行が相次ぎました!
その一端をこのブログで紹介していましたら、結構アクセスが多くてビックリしました。
リーマン・ショックは資本主義の根幹を揺るがし、中国「社会主義」との対比で描かれ、原点に戻れとばかり、「資本論」に一足飛びに飛び火したようです。 中国で資本論を読んでいる人はどれほどいるのでしょうか。
でも、その問は、愚問です。何故なら、この資本主義世界でどれほどケインズやアダム・スミスを読んでいるかを問うようなものです。
昨日の番組では、神奈川大学の的場教授や経済評論家の森永卓郎が資本論の始めの部分を語りあっています。
司会の堀尾さん(おっと!移籍したかと思いきやフリーで司会とは)は、学生時代に資本論を読み始めて挫折したとかカミングアウトしたりして、一般の目から見て、どうなのかを語り合います。
大原研究所から出品されたマルクス直筆のサインのある初版(1867年)を見ながら、資本主義の細胞は「商品」であり、これを分析することから資本主義を研究するのだ!と言う有名な一節から、テレビの解説が始まりました!(数年前に法政大学で展示していたので、見に行ったことがあります!感動)
それにしても膨大で読めなかった!という嘆きに対して、マルクスのフランス語版序文の「学問に王道なし」の引用をもって答えていく親切ささえあります(テレビでは王道とは訳されてませんでしたが)。
商品を交換していくと、金ー商品ー金(+α)、と言う交換過程がある部分が見つかり、ここに貨幣が資本になる秘密があるところまで、説明があります。
それが搾取であること、利潤が交換過程でなく、資本の生産過程で産まれる事実については説明がありません!これからでしょうか。商品ー金ー商品、という構図は労働者が労働力を売ることを抽象したものです。(^^)/▽☆▽\(^^)
それにしても、1967年と言えば、龍馬が暗殺された年です。日本ではこれから本格的に資本主義にしようとしていたとき、その模範になるイギリスで早くも資本主義の没落とその後の未来社会を展望する書籍が発行されたとは。
|マイ・ディア・マルクス|-|-|-|-|by ネコスキイ
お廻りさんのはじまり
2010.09.26 Sunday
JUGEMテーマ:読書
龍馬伝が今週から最終章を迎えます。 それとの関連で、故あって「日本の警察−1200年の制度・機構・歴史のすべて」をひもとく機会があり、幕末の警察機構について調べてみました!
江戸城無血開城についてはよく語られますが、当時の治安維持については、あまり知られていません。
権威の低下した幕府の奉行所に、治安を維持する力はなくなって、藩から禄を得られない武士たちなど、横暴略奪を働いていたそうです。
上野の反乱軍を押さえたあとは、新政府支持の各藩が区割りを決めて、江戸を見回りをして、犯罪を防いだそうです。
このとき、この見回り武士に、江戸市民が名付けたのが「お廻り」!だそうです。
へぇ〜。って感じです。 その昔は、ケビイシ、ツイブシとか言っていましたが、過渡的な警備から、警察の愛称が付けられたとは初めて聞きました!
藩制度が崩壊して、明治になってもまだ、強盗に浪人や博徒を当てて、逆に強盗を働くような警察だったそうです。
勝手に札を立てて政府の「御用地」と言い張って地主から金をせしめたりする“お廻り”もいたそうですから、統治機構の始まりは大混乱でした!
既存の統治機構が機能しないなかでの警備ですから、暴力と政府の権威しか、人を黙らせるものはなかったのかもしれません。
そんななか、フランスに留学して「ポリス」を調査した官僚もいて、親切な警察を目指す近代的な警察を提案した人もいると聞いて一安心です。
統治機構を暴力で破壊すると、暴力でしか支配できなくなるの典型かもしれません。
どうやって民主主義の警察に脱皮したかは、詳らかではありませんが、大正時代の社会主義運動に対抗して闘ったことが、1200年史の部分に割かれているところを見ると、やはり存在意義がはっきりしますね。
各年度の警察白書では、オウム、ゲリラ、右翼と並んで日本共産党について述べられています。これと1200年史の論旨は同じなのです。
幕末に兵庫や西宮ではコメ価格暴騰のため女性たちが一揆をおこしましたが、これを鎮圧しようとした幕府軍が負けてしまい、幕府の権威はガタ落ちました! 女も抑えられない幕府!ということで、そのカウンターとして新政府の警察機構ができたのです。
すなわち、大衆運動弾圧機構としての“警察”。したがって、大正時代の社会主義も現在の日本共産党も西宮女性のコメ騒動も同列です。
支配者が変われば、この時代的制約のある統治思想も変化するはずです。
NEXの勇姿。
2010.09.24 Friday
美しいフォルムです。
大船駅に止まった成田エクスプレス、略してNEXの勇姿です。
きれいに磨かれたボディは光輝いてます。
でも、人が乗ってないのはいかんともしがたいです。
円高とは言え、デフレスパイラルで国民は疲弊しているから、外国に行く余裕のある人は少ないのです。 何!
今日も再度、円売り・ドル買い介入がなされたと。 自動車と鉄鋼業界は90円で予算を組んで、政府に圧力をかけているようです。 日米首脳会談後。
予想的中!\(^O^)/
|鎌倉歴史文化研究所1|-|-|-|-|by ネコスキイ
検察の反動性
2010.09.23 Thursday
シェイクスピアの「オセロ」を見るような逆転劇です。
厚生労働省の女性局長が無罪放免になって、一転に、彼女を捜査した検察官を逮捕するという逆転です。 権力犯罪を権力側が裁けるのか根本的疑問がありますが、資料の改ざんが本当なら、厳しく裁いてほしいものです。
口を割らせる「割り屋」としてエリート街道を驀進して、小沢疑惑についても秘書尋問したと言いますから、小沢氏には青天の霹靂でしょう。
そんな検事に尋問されたなら、白を黒と描かれても仕方ない!だから、小沢氏は無罪のはずだ!と言う世論ができても不思議ではありません。
大阪の検事補にある事件で抗議したことを思い出しています。
私にまつわる事件の告訴を不起訴にしたからです。 検事補は取り調べ、検事は裁判を担当することになっているようです。検察官は職務を表し、検事は階級です。
全員がそうだとは言えないでしょうが、私の会った検事補はイメージが悪かった。
反共的な人ほど出世する!社会です。元々、政府の施策に抵抗する人を「共産主義」と呼んで来たのは、「共産党宣言」以来です。 共産主義排除と犠牲で、自分がのしあがるは、支配者の論理と差別です。
国家公務員が政党ビラを配るところをビデオで隠し撮りし、それどころか女性とカラオケに行ったプライベートな行動まで追跡した公安警察について、テレビで暴かれました。
人を売って出世する社会がこの民主主義国家にまだ残っています。
この反共主義が今回の事件の奥にありますね。
結論先にありき。それに合わせてシナリオを書く!不都合があれば改ざんする!それは「民主主義国家」において必要悪である!と言う事件です。今回のは。 そういう人物を主任にまで押し上げた組織に、成果主義はなかったか?検討すべきです。
成果が上がれば結果オーライで、過程の検討がないという組織は、巨悪に違いないと思うのです。
検察組織はその一つであり、バブル時代の銀行もしかりでしょう。正しいことと成果は別次元です。
資本主義全体を見渡しても然りと言えます。
たとえ正義感で成果を批判しても、トップが成果主義なら、ものが言えなくなる組織になり、正義感を持っている人が「悪人」になってしまいます。
組織が大きければ大きいほど、本当の悪人が正義になり、弱々しい善人が「犯罪者」に祭り上げられるのです。
検察のトップと組織構造を洗うべきではないか。
また、支配政権も洗うべきではないか。
厚生労働省の女性局長が無罪放免になって、一転に、彼女を捜査した検察官を逮捕するという逆転です。 権力犯罪を権力側が裁けるのか根本的疑問がありますが、資料の改ざんが本当なら、厳しく裁いてほしいものです。
口を割らせる「割り屋」としてエリート街道を驀進して、小沢疑惑についても秘書尋問したと言いますから、小沢氏には青天の霹靂でしょう。
そんな検事に尋問されたなら、白を黒と描かれても仕方ない!だから、小沢氏は無罪のはずだ!と言う世論ができても不思議ではありません。
大阪の検事補にある事件で抗議したことを思い出しています。
私にまつわる事件の告訴を不起訴にしたからです。 検事補は取り調べ、検事は裁判を担当することになっているようです。検察官は職務を表し、検事は階級です。
全員がそうだとは言えないでしょうが、私の会った検事補はイメージが悪かった。
反共的な人ほど出世する!社会です。元々、政府の施策に抵抗する人を「共産主義」と呼んで来たのは、「共産党宣言」以来です。 共産主義排除と犠牲で、自分がのしあがるは、支配者の論理と差別です。
国家公務員が政党ビラを配るところをビデオで隠し撮りし、それどころか女性とカラオケに行ったプライベートな行動まで追跡した公安警察について、テレビで暴かれました。
人を売って出世する社会がこの民主主義国家にまだ残っています。
この反共主義が今回の事件の奥にありますね。
結論先にありき。それに合わせてシナリオを書く!不都合があれば改ざんする!それは「民主主義国家」において必要悪である!と言う事件です。今回のは。 そういう人物を主任にまで押し上げた組織に、成果主義はなかったか?検討すべきです。
成果が上がれば結果オーライで、過程の検討がないという組織は、巨悪に違いないと思うのです。
検察組織はその一つであり、バブル時代の銀行もしかりでしょう。正しいことと成果は別次元です。
資本主義全体を見渡しても然りと言えます。
たとえ正義感で成果を批判しても、トップが成果主義なら、ものが言えなくなる組織になり、正義感を持っている人が「悪人」になってしまいます。
組織が大きければ大きいほど、本当の悪人が正義になり、弱々しい善人が「犯罪者」に祭り上げられるのです。
検察のトップと組織構造を洗うべきではないか。
また、支配政権も洗うべきではないか。
|日本政界への気合だ!|-|-|-|-|by ネコスキイ
尖閣問題に漁夫の利
2010.09.21 Tuesday
勝手に世界政治を評論すると。
23日にニューヨークで日米首脳会談があり、普天間基地を維持するため、抑止力論の理論的構築のため、世論操作がありそうです。
中国はリュウジョウコウ事件79周年で対日感情を煽り、一部の跳ね上がりが愛国心をあらわにします。
資源を関税なしに分配するシステムをつくれば、日中合弁会社で利益があげられるのに、紛争を平和的に解決しようとしない。
双方、テーブルにつくよう道を開くべきです。
29日の勾留期限までに日本側が起訴を決めれば、中国はもっと強硬措置をとるでしょう。
それは中国内部の経済的勝ち組の圧力だと分析します。資本の圧力と中華思想の渾然一体となった反動派閥です。
だから、「社会主義」VS資本主義と言う構図を描きつつ、その本質は資本主義VS資本主義なのです。中国は本当の社会主義じゃないのに、社会主義として敵に祭り上げられています。
アメリカは仲裁しつつも漁夫の利益を狙います。
グアムのアンダーソン基地に無人偵察機を配備したのは、実は両にらみのはずです。
23日にニューヨークで日米首脳会談があり、普天間基地を維持するため、抑止力論の理論的構築のため、世論操作がありそうです。
中国はリュウジョウコウ事件79周年で対日感情を煽り、一部の跳ね上がりが愛国心をあらわにします。
資源を関税なしに分配するシステムをつくれば、日中合弁会社で利益があげられるのに、紛争を平和的に解決しようとしない。
双方、テーブルにつくよう道を開くべきです。
29日の勾留期限までに日本側が起訴を決めれば、中国はもっと強硬措置をとるでしょう。
それは中国内部の経済的勝ち組の圧力だと分析します。資本の圧力と中華思想の渾然一体となった反動派閥です。
だから、「社会主義」VS資本主義と言う構図を描きつつ、その本質は資本主義VS資本主義なのです。中国は本当の社会主義じゃないのに、社会主義として敵に祭り上げられています。
アメリカは仲裁しつつも漁夫の利益を狙います。
グアムのアンダーソン基地に無人偵察機を配備したのは、実は両にらみのはずです。
ケイマン諸島と中国株
2010.09.19 Sunday
不動産バブリーな中国株式を調べたら、株が上昇している会社の登録は、ケイマン諸島やバミューダが多いことが分かります。
もちろん、香港市場の話です。
「サーチナ」と言うネットサイトで確認できます。 ケイマン諸島と言えば、タックスヘイブン(租税回避地)として有名なところ!法人税を払わなくてよいところなんです。利益率1%〜5%を稼ぐのに四苦八苦しているのに、法人税を会社利益の20%〜40%も払っていたら大変だから!利潤第一を考えると、法人税は低いか、無い方がいいに決まっているじゃないですか。
こんなところがある限り、法人税を下げよ!と言う圧力は世界的に必ず生じるように思います。
でも、逆に考えれば、事務所は香港、工場は広大な中国、登録だけケイマン諸島になるだけで、一般の人には見えないのです。
日本の企業はたぶん法律があり、そういう事ができないので、別会社、ペーパーカンパニーを作って、飛ばしを行う可能性があるのですね。
崩壊した山一証券がそうだったのですから、飛ばしを法律で禁止し、連結決算で透明度を上げても、抜け道はあるのです。
それは、香港に会社を設立することです。香港なら正々堂々とケイマン諸島に登録して、稼げるわけです。飛ばしや粉飾は要りません。村上ファンドが香港に行ったのはそのせいなのかどうか、分かりませんが。 サーチナを見るかぎり、私の分析では、そうなります。
そろそろ、世界的にそもそも税金を払う意義を考える必要があります。
香港市場以外、そんなとこあるのか知らん。世界経済は香港から嵐が来るかもしれません。
租税条約って、締約国でないと守らなくても良いのですから。
Amazonジャパンが法人税を払ってないと、腹立てていたら、それは日本政府が条約に基づいて、判断してないからだと言うではありませんか!払えと言えば払う用意があるそうで、200億円くらいの税収にはなりそうです。
そんな取れるところから取らず、100円の利子でも2割の税金を“巻き上げる”税制を改革することを訴えます。
1000万円以下の貯金利子課税廃止せよ!\(^O^)/そのため、万国の労働者よ、働く日本人よ、団結せよ!ポルトス、アトス、アラミス、ダルタニアンよ。
1人はみんなため、みんなは1人のための標語を、理解しよう。
香港はみんなのため、みんなは香港市場を注目せよ!\(^O^)/(笑)
もちろん、香港市場の話です。
「サーチナ」と言うネットサイトで確認できます。 ケイマン諸島と言えば、タックスヘイブン(租税回避地)として有名なところ!法人税を払わなくてよいところなんです。利益率1%〜5%を稼ぐのに四苦八苦しているのに、法人税を会社利益の20%〜40%も払っていたら大変だから!利潤第一を考えると、法人税は低いか、無い方がいいに決まっているじゃないですか。
こんなところがある限り、法人税を下げよ!と言う圧力は世界的に必ず生じるように思います。
でも、逆に考えれば、事務所は香港、工場は広大な中国、登録だけケイマン諸島になるだけで、一般の人には見えないのです。
日本の企業はたぶん法律があり、そういう事ができないので、別会社、ペーパーカンパニーを作って、飛ばしを行う可能性があるのですね。
崩壊した山一証券がそうだったのですから、飛ばしを法律で禁止し、連結決算で透明度を上げても、抜け道はあるのです。
それは、香港に会社を設立することです。香港なら正々堂々とケイマン諸島に登録して、稼げるわけです。飛ばしや粉飾は要りません。村上ファンドが香港に行ったのはそのせいなのかどうか、分かりませんが。 サーチナを見るかぎり、私の分析では、そうなります。
そろそろ、世界的にそもそも税金を払う意義を考える必要があります。
香港市場以外、そんなとこあるのか知らん。世界経済は香港から嵐が来るかもしれません。
租税条約って、締約国でないと守らなくても良いのですから。
Amazonジャパンが法人税を払ってないと、腹立てていたら、それは日本政府が条約に基づいて、判断してないからだと言うではありませんか!払えと言えば払う用意があるそうで、200億円くらいの税収にはなりそうです。
そんな取れるところから取らず、100円の利子でも2割の税金を“巻き上げる”税制を改革することを訴えます。
1000万円以下の貯金利子課税廃止せよ!\(^O^)/そのため、万国の労働者よ、働く日本人よ、団結せよ!ポルトス、アトス、アラミス、ダルタニアンよ。
1人はみんなため、みんなは1人のための標語を、理解しよう。
香港はみんなのため、みんなは香港市場を注目せよ!\(^O^)/(笑)
|経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ
LONDON PUBのヒューガルテン!
2010.09.17 Friday
LONDONのPUBは、OED(オックスフォード・イングリッシュ・ディクショナリー)では、歴史的に日本の寿司屋に似ているそうです。
藤沢の「LONDONPUB」と言うところは、その精神を受け継いでいるのかもしれません。
改札口を出てすぐ右側にあるカウンター6つぐらいしかないパブです。
そこで、ヒューガルテンの500ミリリットルを頼むと、500ミリリットルの“グラス”が出てきて、度肝を抜かれます。
生中なら把手つきの大きいジョッキが出てくるのですが、なんとグラスなのでどうやって飲んだらいいのか分かりません!
重いので両手で、たらいの水を飲むように、黒田藩顔負けで、喉に注ぎますと、天にも昇る気持ちです。 馬盥と言うのがありますが、馬並みにガボッガボッっと飲めるところが、PUBのダイナミズムなのです。ちょっと他で味わえない雰囲気でした!
そう言えば、アイリッシュ・パブも懐かしいですね。
円高還元イタリア・ワイン!
2010.09.16 Thursday
こんなに安くなるなんて!円高は消費者にとって幸せの黄色いハンカチかな。
専門の酒屋で大安売りしてました。
このイタリアワインは通常3000円するのに、円高還元で1200円になりました!(@_@;)
円高の限界は82円ということで、日銀は円売り・ドル買いの単独介入を行いました!
午前中に発表されたため、日経平均は後場で一気に200円上昇。
でも、グリーンスパンはあまり評価していないようです。世界の為替は300兆円取引されているのに、単独で2兆円かそこらで変わるもんじゃないと言います。欧州、アメリカにも介入!ですが、東証は鋭く反映せず、むしろ、今日は下がりました!明日は知れませんが、日本株暴落に備えて、全て売却せよ!と過激さをます見方もあります。
その代わり、中国、韓国株を買えばなんとかなるかと言うと、そうは問屋は卸さないのです。
共産党独裁を許す中国憲法がある限り社会主義にはなりえない不思議な国ですから、腐敗した中国を買いまくれ!と言うハゲタカがいるかぎり、負けてしまいます。
庶民はワインでも楽しむばかりです。
尖閣諸島で領海と資源を独り占めしたい国は、世界から追放すべきです。
それは日本と中国とどちらにめ言えます。
ニューヨークで首脳会談をする準備に、ボズワーズ氏が来ていますが、その影でアーミテージ氏が糸を引いてますよ。
|経済・税財政論・会計学|-|-|-|-|by ネコスキイ
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- ケイマン諸島と中国株 (09/19)
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