一定期間更新がないため広告を表示しています
マクドナルドとウクライナと抑留
マクドナルドの元の鶏肉が中国で生産されたもの確認できないとのこと。
それほど流通経路はややこしいのです。
マックナゲットも発売された当初から怪しい感じがしていました。まず、ドロドロにして固めたような食品は疑ってかかったほうが良いと当初から思いましたね。ただ、食べたらおいしい、というか今までにない食感でした。
近くのマックに行きますと、マクドナルドでは中国産の鶏肉は使っていないと表示され、タイ産ですが念のため今は発売していません、という意味のことが書かれていました。
ん!?
これは、答えになっていませんね。
タイ産だったとしても安全かどうか、衛生的かどうかということが大切です。
今は、駅前にマックがない街は、無人駅のようなところしかなくなっている日本の現状です。
「朝マック」という言葉が定着して何年になりましょうか。子どもの食べ物でなく、サラリーマン御用達の食堂になっています。良いか悪いか個食文化を発達させました。
さて、ウクライナのマクドナルドの1号店を誕生させたのは、今回の騒動で記者会見した日本マクドナルド社長、サラ・カサノバさん(カナダ人)だそうです。騒動がなくても営業利益が5割減という現状を立て直すために、抜擢された人事でしょうが、泣きっ面に蜂です。
現在のウクライナは東西に分かれて、世界を2分するかのような勢いですが、若者がマクドナルドに夜な夜な集まって政治議論を闘わせているのでしょうか。閉鎖されているのでしょうか。
その昔、第二次世界大戦が終わったあと、多くの日本人がシベリア抑留にあって強制労働させられました。
その流れで、収容所を転々とさせられウクライナにまで収容されて来た日本人たちもいました。ある資料では約5000人。
そういう人たちは、肉だって満足に食べられず、餓死した人も数知れません。マクドナルドの味なんて夢にも出てこなかったでしょう。「ダモイ」が最大の願いでした。
嗚呼、多くの血と汗と涙で造られたウクライナです。
マックとウクライナと抑留者の幸せを願います。
iTimeができれば・・
評価:
--- Sony ¥ 15,200 () |
「iTime」というのはアップルが考えているウェアラプルスマートフォンです。
この製品の特許申請があって、アップルがこの市場に参入しようとしていると言われています。
これからは、このウェアラブルが流行るでしょう。
しかし、それは一瞬でしょう。
何故ならリストバンド形式は鬱陶しいからです。
メガネ形式も同様です。
では、将来はどうなるかというと、指輪形式だと思います。
指輪から照射されるスマート画面にタッチすると、これまでのスマホの機能が実現されるのです。
スマホの代わりに「スマリング」。
それから先は、ユビキタス・スマホ(もうスマホではないが)になり、身の回りのモノに、どこにもスマホ機能があるから、一々持ち歩かなくてよいというような時代が来るでしょう。もれほど賢くも感じなくなるので、名称は「アタ・リマエ」にしましょう。
もっともっと先は、特になくても良い存在になり、スマホは石器のように博物館に展示されることでしょう。
技術の進歩は限りないのです。
月の資源を争ったり、ガザに空爆をしたり、ミサイルで民間機を爆撃したりする力があったら、他にすることがあるのじゃないの?
アメリカ経済と政府の矛盾
またアメリカ政府機関閉鎖の可能性が出てきました。7月14日のロイター通信が伝えています。
6月の雇用統計(非農業部門)がかなり予想より良かったものの、あくまで「予想」よりよかっただけであって、実態的には国家歳入に表れています。
日本の外務省の公表している米国予算を見ると、大きく驚くことが3つあると思います。
1)歳入に「消費税」がない!
2)法人税より個人所得税の歳入が多く、3倍もある。
3)歳出の国防関連費が、全体の4分の1もある。
1)について
消費税(売上税、別の名称のものもある)は、各州の独自の判断で課税しているので、ゼロの州もあるのです(オレゴン、モンタナ州は0%、カリフォルニア州約10%が最高)。
また、これを国家予算に納入することもないようです。
日本は、所得税、法人税、消費税のだいたい3分の1分担で支えているのですが、今年度から消費税率がアップしたため、もっと多くの比率で支えていることになります。
2)について
1)とダブりますが、国へのタックスぺイヤーとしての請求権が大きい理由にもなります。
3)について
国防「関連費」ですから、ベテランへの恩給や遺族への支払なども大きいでしょう。それにしても、日本は歳出の5%程度(プラス自衛隊退職者への年金、旧軍隊関連への恩給)です。そういうものを足しても、25%に及ぶことはないと思います。
ということから考えると、歳入面では、国防、とはいっても世界全体へのプレゼンスを抜本的に考え直さないと、歳出を抑えることが出来ないでしょう。
また、歳入面でも、法人税、社会保険税を直さないといけないと、金持ちだけに頼っていてはダメだと思うのです。
その上、疑問に思うのは、日本にある「地方交付税」もなさそうなところです。金持ち州と貧乏州の格差が出るはずです。破綻したデトロイトもそういう無策の影響を受けたところの一つです。
アメリカが「社会主義的」と考える施策にも目を向けて、資本主義にある「衡平性」を導入した方がいい時期にきていますね。
アメリカ企業は世界で儲けてアメリカにはそれ相応に貢いでいるわけではなく、アメリカ国民には還元されないところが、国家予算の赤字や財政規律違反、ひいては政府機関閉鎖の連続につながるのです。
一度、資本による「もうけ」とは何のためにあるのか、議会で議論したらどうかと思うところです。
- マクドナルドとウクライナと抑留 (07/29)
- iTimeができれば・・ (07/23)
- アメリカ経済と政府の矛盾 (07/14)
- January 2024 (1)
- December 2023 (1)
- October 2023 (1)
- September 2023 (1)
- August 2023 (1)
- May 2023 (2)
- April 2023 (1)
- March 2023 (2)
- February 2023 (1)
- January 2023 (1)
- October 2022 (5)
- September 2022 (10)
- August 2022 (6)
- July 2022 (2)
- June 2022 (1)
- May 2022 (1)
- April 2022 (1)
- March 2022 (2)
- February 2022 (3)
- January 2022 (4)
- December 2021 (2)
- November 2021 (5)
- October 2021 (19)
- September 2021 (8)
- August 2021 (11)
- July 2021 (2)
- June 2021 (1)
- April 2021 (1)
- March 2021 (4)
- February 2021 (6)
- January 2021 (6)
- December 2020 (8)
- November 2020 (11)
- October 2020 (15)
- September 2020 (12)
- August 2020 (2)
- July 2020 (8)
- June 2020 (1)
- May 2020 (2)
- April 2020 (1)
- March 2020 (3)
- February 2020 (2)
- January 2020 (8)
- December 2019 (6)
- November 2019 (3)
- October 2019 (5)
- September 2019 (2)
- August 2019 (2)
- July 2019 (3)
- June 2019 (11)
- May 2019 (4)
- April 2019 (3)
- March 2019 (3)
- February 2019 (5)
- January 2019 (8)
- December 2018 (4)
- November 2018 (4)
- October 2018 (7)
- September 2018 (4)
- August 2018 (7)
- July 2018 (6)
- June 2018 (4)
- May 2018 (3)
- April 2018 (5)
- March 2018 (6)
- February 2018 (9)
- January 2018 (10)
- December 2017 (8)
- November 2017 (1)
- October 2017 (3)
- September 2017 (5)
- August 2017 (1)
- July 2017 (2)
- June 2017 (5)
- May 2017 (4)
- April 2017 (4)
- March 2017 (6)
- February 2017 (2)
- January 2017 (5)
- December 2016 (1)
- November 2016 (2)
- October 2016 (2)
- September 2016 (2)
- July 2016 (2)
- June 2016 (4)
- May 2016 (4)
- March 2016 (1)
- February 2016 (1)
- January 2016 (2)
- December 2015 (4)
- November 2015 (1)
- October 2015 (1)
- September 2015 (6)
- August 2015 (3)
- July 2015 (4)
- June 2015 (12)
- May 2015 (3)
- April 2015 (1)
- March 2015 (1)
- January 2015 (5)
- December 2014 (2)
- October 2014 (3)
- September 2014 (1)
- July 2014 (3)
- June 2014 (1)
- March 2014 (1)
- December 2013 (2)
- October 2013 (3)
- September 2013 (1)
- August 2013 (4)
- July 2013 (6)
- June 2013 (1)
- May 2013 (3)
- April 2013 (2)
- March 2013 (4)
- February 2013 (5)
- January 2013 (4)
- December 2012 (4)
- November 2012 (3)
- October 2012 (4)
- September 2012 (3)
- August 2012 (2)
- July 2012 (5)
- June 2012 (6)
- May 2012 (6)
- April 2012 (3)
- March 2012 (7)
- February 2012 (9)
- January 2012 (5)
- December 2011 (6)
- November 2011 (5)
- October 2011 (10)
- September 2011 (16)
- August 2011 (5)
- July 2011 (4)
- June 2011 (14)
- May 2011 (7)
- April 2011 (6)
- March 2011 (17)
- February 2011 (19)
- January 2011 (18)
- December 2010 (58)
- November 2010 (8)
- October 2010 (28)
- September 2010 (18)
- August 2010 (20)
- July 2010 (32)
- June 2010 (32)
- May 2010 (41)
- April 2010 (51)
- March 2010 (16)
- February 2010 (30)
- January 2010 (17)
- December 2009 (8)
- October 2009 (37)
- September 2009 (30)
- August 2009 (45)
- July 2009 (53)
- June 2009 (62)
- May 2009 (88)
- April 2009 (56)
- March 2009 (79)
- February 2009 (104)
- January 2009 (95)
- December 2008 (161)
- November 2008 (114)
- 映画談義のパラディソ (73)
- 勝手なギャラリーノ (20)
- 美術を歩こうよ (30)
- 鎌倉歴史文化研究所1 (176)
- 演劇はサクレ・クール (98)
- 音楽は楽しい (61)
- ネコとあそぼう (4)
- 日記だょん (80)
- 論評desse (21)
- スポーツしよう (55)
- 居酒屋探訪 (25)
- 鎌倉歴史文化研究所2 (7)
- 文学ディスカシォーネ (62)
- 歴史さんぽりーの (121)
- 宗教の時間でございます (20)
- 科学はだいじだよ (68)
- 哲学のラ・フォンテーヌ (41)
- マンガにメーション (10)
- はい!こちら社会部 (19)
- 国会・地方議会・自治体 (10)
- 安心・安全のために (32)
- 学習・教育・文化論 (13)
- 裁判員制度を考える (3)
- 平和問題・憲法9条 (37)
- 社会保障・医療 (8)
- 真面目なメディア論 (6)
- 日本政界への気合だ! (152)
- 世界政治を語れば (128)
- 経済・税財政論・会計学 (69)
- 雇用を守れっつーの (33)
- 芸能を正しく見る〜と (21)
- テレビーノTV (9)
- 地球環境・農業 (9)
- ポエミック・ポエム (3)
- おすすめ書籍 (1)
- 小説ブログ (3)
- 人権ドロワ・ド・ロム (5)
- チョコレート評論 (10)
- 久々の物理学 (48)
- 数学へのプロムナード (3)
- 労働力価値研究 (1)
- 駅めぐり (40)
- 健康手帳 (6)
- マイ・ディア・マルクス (12)
- 外国語習得への道 (7)
- 笑いがイチバン (8)
- 料理のピカソ (4)
- マルクス・ガール (10)
- 政治経済学再入門 (53)
- 図書館学私論 (20)
- アダルト童話 (2)
- Foreign news (4)
- どこ吹く風 (12)
- トルストイに学ぶ (4)
- マルエン全集ノート (3)
- ユーロドル日記 (22)
- 科学・技術論 (1)
- 古い法学系ノート (11)
- 実践FXの記録 (4)
- 正義・道徳 (4)
- 早朝の風 (101)
- 短歌・俳句など (1)
- 超約 韓流時代劇 (4)