一定期間更新がないため広告を表示しています
海外FXのわなにハマってみる
XM.comという海外FXのデモ版で、1ヵ月取引を行いました。
最大888倍のレバレッジを誇る海外FXで、口座開設だけで3000円のキャッシュバックときたら、一度は覗いてみたくなるのは、高齢者の人情ではあります。
さて、レバレッジ300倍で、1ヵ月のデモ取引の結果は、マルチンゲール法のEAと裁量と合わせ、MQL4で少し改編した結果、なんと投資資金の2倍以上になりました。
途中で大きく損切りしましたが、その前段階では1週間で投資資金の4倍にもなっていました。
ところが、平成24年、この業者は、下記のように「無登録」業者として、平成24年に金融関係を取り締まる関東財務局から「警告」され、そのホームページで「公表」されました。
だいたい、ネットで大々的に宣伝しているこの業者は代表者が「不明」とかいう、いい加減な会社でありまして、「業者名等」「所在地又は住所」は虚偽の可能性があります、とまで発表されているのです。
ネットで噂などをみると、出金もしっかりしている、他の業者より安全とか言われていますが、これもやらせと考えれば納得はできます。海外FXで儲けた金は169万円までは15%の税金となり、国内よりは安いことになっているのも魅力なのに、この業者はその宣伝さえしていません。
しかも、この業者の所在地は「キプロス」ですから、なんとも不穏な感じがぷんぷんしますね。
その後、どうなったかわかりませんが、最大限、注意喚起すべきです。
(平成27年9月18日段階でも、無登録として一覧表に掲載されています。ただし、XM.comの名称はTradingPointとなっていますので、注意してください。)
【無登録で金融商品取引業等を行う海外所在業者について】
平成24年6月14日
関 東 財 務 局
無登録で金融商品取引業等を行う者について、金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針II−1−1(7)に基づき、本日、警告を行いましたので、下記のとおり公表いたします。
・業者名等 Trading Point of Financial Instruments Ltd.
・所在地又は住所 12, Richard & Verengaria Street, Araouzos Castle Court, 3rd floor, 3042 Limassol, Cyprus
・内容等 インターネットを通じた、店頭デリバティブ取引
・備 考 代表者等の氏名は「不明」。
当該業者が提供するサービスの名称は「Trading Point」である。
当該業者が上記のほかに提供するサービスの名称は「XM.com(XM)」である。(平成26年10月22日追記)
※上記は、勧誘資料等に基づいて記載しており、「業者名等」「所在地又は住所」は虚偽の可能性があります。
金融庁ホームページ「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」
(警告書の発出を行った無登録の海外所在業者)へリンク
注意事項
〇海外所在業者であっても、日本居住者のために、又は日本居住者を相手方として、金融商品の取引を行う場合は、原則として、金融商品取引法上の登録が必要です。
〇登録を受けていない海外所在業者が、インターネットに日本語ホームページを開設する等により、外国為替証拠金取引(FX取引)や有価証券投資等の勧誘を行っている例が見受けられます。
〇海外無登録業者との取引において、返金がされない、連絡がつかなくなるなど、詐欺的な投資勧誘が多発しております。安易な儲け話には応じないよう、十分にご注意ください。
SEALDs奥田愛基という男
勇気ある発言と大義ある思想でした。
SEALDsとは、「Student Emergency Action for Liberal Democracy s」。日本語で言うと、「自由と民主主義のための学生緊急行動」だそうです。
報道により、その一部を再録し、感想を述べてみたいと思います。
◆「あのー、すいません、こんなことを言うのは大変申し訳ないんですが、さきほどから寝ている方がたくさんおられるので、もしよろしければ、お話を聞いていただければと思います。僕も2日間ぐらい緊張して寝られなかったので、早く帰ったら寝たいと思っているので、よろしくお願いします。」
---------学生らしい、むしろ当たり前の鋭敏な感覚です。よく言ってくれたね。エライ。
◆「しかし、さきほどもご説明させていただきました通り、私たちはひとりひとり個人として、声を上げています。不断の努力なくして、この国の憲法や民主主義、それらが機能しないことを自覚しているからです。」
---------これは憲法を習った人なら常識ですよね。それを実践しているからエライ 。
◆「2015年9月現在、いまや、デモなんてものは珍しいものではありません。路上に出た人々が、この社会の空気を変えていったのです。デモや、至るところで行われた集会こそが、不断の努力です。そうした行動の積み重ねが、基本的人権の尊重、平和主義、国民主権といった、この国の憲法の理念を体現するものだと、私は信じています。」
---------60年安保でデモをした丸山真男が泣いて喜ぶ発言です。芦部信喜氏もです。とにかく凄い。
◆「ある金沢の主婦の方がフェイスブックに書いた国会答弁の文字おこしは、またたくまに1万人もの人にシェアされました。ただの国会答弁です。普段なら見ないようなその書き起こしを、みんなが読みたがりました。なぜなら、不安だったからです。」
--------これは知らなかった。みんな不安がっていますよ。
◆「ひとつ。仮にこの法案が強行採決されるようなことになれば、全国各地でこれまで以上に声が上がるでしょう。連日、国会前は人であふれかえるでしょう。次の選挙にも 、もちろん影響を与えるでしょう。」
--------水害で困っている人を先に考えろってことよ。「助けてアメリカ!」というのは、法案提出者の方でしょうね。
◆「当然、この法案に関する、野党の方々の態度も見ています。本当にできることはすべてやったのでしょうか。私たちは決して、いまの政治家の方の発言や態度を忘れません。3連休をはさめば忘れるだなんて、国民をバカにしないでください。」
-------ほんとにそうだよ。うんうん。
◆「どうかどうか、政治家の先生たちも、個人でいてください。政治家である前に、派閥に属する前に、グループに属する前に、たった一人の個であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を出して孤独に思考し、判断し、行動してください。みなさんには一人ひとり考える力があります。権利があります。」
-------自民党の造反組歓迎!!、公明党は「平和の党」の看板降ろせ!!
耕作放棄地の太陽光発電と河川決壊
評価:
東京理科大学総合研究機構太陽光発電研究部門 秀和システム ¥ 1,512 (2013-09) |
耕作放棄地が日本中に多く広がるのは農家の後継者欠如と労働力に見合った対価が得られないせいだと考えます(「労働力」とした点に注意)。
1単位面積あたりの労働力対価は、稲作より太陽光発電の方が圧倒的に大きいのです。これでは、農家は太陽光発電にシフトしていくのが自然の流れです。
農家の1軒あたりの農業収入の「時間給」は、マイナスから250円ぐらいだという計算があるくらい、非人間的労働を社会的・歴史的に強いられています。農業収入では暮らせないし、アルバイト収入にも満たないうえ、季節労働、重労働なのです。
ちなみに、一般的な労働者の最低賃金と定められているのは、地域によって差はあるけれども800円程度です。アメリカのマクドナルドなど1500円という驚くべき最低賃金になっています。
ともかく、太陽光発電はそういう現状からの自然の流れで、農家が集団的に耕作放棄地に設置することが多いのです。
さて、今回の茨城の河川決壊は太陽光発電設備の設置のため、自然堤防を削りとったからだという報道があります。これを早くから心配する声も上がっていたようです。
この報道が事実だとしたら、全国各地で行われている太陽光発電の設置場所などの点検を早急におこなった方がいいと思います。
さらに、これは太陽光発電だけの問題にとどまらずに、やはり農政の問題だと言わざるをえないのです。河川決壊の堤防のみならず、上流地域でのダムのあり方、そして、ダムの代わりになる水田(むしろ、この方が優先するかもしれない)の役割を考えた方がよいのです。
日本最大の関東平野、そこを流れる日本最大の流量を誇る利根川、その支流となる鬼怒川。地球温暖化による双子の猛烈台風。
多くのマイナスの要素が重なって命が奪われたのです。へーベルハウスで助かった人は九死に一生を得ましたが、大局を見なくてはなりません。
自然と自然を相手にした労働を軽視した政治に対して、“鬼が怒”って、警鐘を鳴らしたのです。
歌ネタ王で「安保」が話題
歌ネタ王とは、歌のリズムとお笑いを融合したネタで爆笑をとる賞レースです。
アメリカに牛耳られた日本では流行らない政治ネタ?をあえて皮肉にも取り上げたグレープカンパニーの「田中上野」が、私には面白くて腹がよじれました。
彼らは、賞レースのファイナリストの一組です。一人はプロの漫画家でもあるというので、掲げるフリップは凄すぎの一言でした。
日本の貧しい青年の現実をリアルに取り上げて、「助けて アメリカ」と叫ぶシーンでは、これほどアメリカと安保条約を皮肉ったものはないと驚嘆と笑いが同居しました。
と、同時に、ちょっと脂汗も出て、アメリカに支配されたテレビで言っていいネタなのかと、その争う土俵と「田中上野」の行く末を心配しました。
こういう笑いが出てきた日本と、関西系テレビの度胸をリスペクトしますが、こういう話題を取り上げる「田中上野」を干したり、差別しないでほしいと訴えます。
これまで、こういうネタは、もし東京キー局なら「自粛」していたのかもしれませんが、選考の過程で、安保法制反対の流れに沿って出てきた素直な笑いと評価されたに違いありません。
私は、「田中上野」のネタに、それが特に意図がないと言っても、拍手を送りたいと思います。
彼らの言うとおり、私たちが貧困生活(といっても千差万別ですが)からの解放をアメリカに求めても、米軍にもとめても、それは絶対解決できないのです。
そのあり得ない要求を皮肉をこめて、ネタにしたと解釈してもいいでしょう。
優勝は逃したものの、他の出演者とはダントツの質の違いを見せた「田中上野」。
審査員の点数は厳しかったようですが、それは支配された芸能界の苦しい言い訳です。
安保法制反対運動の集会ならば、大爆笑間違いなしです。
安保条約は「経済」や「日本国の安全又は極東における国際の平和及び安全」に資するためにあるのであって、青年や老人のためにあるのではありません。
また、今回の安保法制の焦点は、他国への侵略を容認し協力する集団的自衛権を認めるのであって、国民の苦難、ましてや青年の失業を解決するものではありません。
しかも、その方法は「自由な諸制度を強化することにより、これらの制度の基礎をなす原則の理解を促進することにより、並びに安定及び福祉の条件を助長する」ことによってなすと具体的に書かれているにもかかわらず、青年の経済的・精神的・肉体的貧困の解決は置き去りにされます。
ここに、笑いを発見した「田中上野」は天才であり、その訴求力のある絵を含めて絶賛に値すると思います。
これは昔から言われる「武器としての笑い」(飯沢匡)の再発見でした!!
p.s.
実は、「田中上野」のネタでは「安保」という言葉自体出てこなかったと思いますが、「歌ネタ王」司会の小藪氏が、「安保はそんなためにあるんじゃない!」などとフォローしていたとおり、誰もが同盟を結んでいるアメリカや米軍なのに、日本の生活困難さえ助けてくれないという叫びを感じていました。
また、審査員の志村けん氏は「どこで笑ったらいいのか」と評していましたが、日本という範疇を超えた笑いを日本というテレビのなかで評価することは難しかったのではないかと思います。すでに伝説の大御所がそう評価したとて落ち込む必要はないのです(「志村けん」という伝説はそれはそれとして歴史を作ったのです)。
むしろ、僭越ながら伝説を遠くに飛び越えていた「芸」だったのです。一時的に結成した二人組とはいえ、「歌ネタ」だけではなく、「フリップ芸」という新しいジャンルを組合せた前衛芸術、アヴァンギャルドに近いと思うのです。
最近芥川賞を受賞した又吉氏も彼らを評価しているのは、やはり、本質的にそんなところをもつポテンシャルではないかと思います。
p.s2.
その後、「田中上野」はアベマTVの「フリップ芸」のグランプリに輝きました!
やはり、アングラでは、いや若者の間では、生活苦をアメリカ軍助けてもらうという矛盾が笑いとして昇華されています。頼もしいことです。
日米平和友好条約 草案骨子
安保法制の議論が山場に来ました。仁比参議院議員が自衛隊の内部資料をすっぱ抜き、自民党の了承さえ得ないまま、安保法制成立前提で日米軍協力を約束していたことがわかり、自民党に激震が走っています。
今はまだ、「集団的自衛権」を認める違憲の安保法制に対する反対運動が展開されているので、安保廃棄というところには民衆の意識は収斂しないけれども、もし、そうなってきた場合は、その後の日米関係について考える必要がどうしても出てきます。
そこで、少し早いのですが、「日米平和友好条約」について考えたいと思います。
以下に、その骨子を考えてみました。どうでしょう。
■日米平和友好条約 草案骨子■
【前文】
安保条約第10条により、これを廃棄し、日本国憲法と法の支配の原則のもと、名実ともに対等平等の日米関係を構築する。
【目的】
米軍基地を撤去することで戦争の火種を完全に放棄し、経済的にも対等平等の関係を築く。
【方法】
既存の条約、国連の諸原則及び国際司法裁判所等諸機関の見解を相互に厳守すること、また、相互の憲法を尊重することで、その目的を達成する。
【宣言】
政治的圧力をかける等のこれまで秘密に行われてきた外交姿勢をあらためるよう、両国の国是としてこれを確立し、内外に宣言し、外交交渉の際はこれを復唱するように、義務付ける。
【施行】
安保条約廃棄を通告した1年後に、この条約は施行される。
【批准】
両国の憲法に沿って批准される。
【細則】
米軍撤去の方法、その後の関係者の生活保障等は、別途、下位の法律で規定される。
【予算】
撤去費用はすべて米国が拠出し、関係者の生活は日本国がこれを保障する。
米大統領候補トランプ氏発言に疑問
米大統領候補トランプ氏発言で間違いがあるので、修正していただきたいと思いました。
『週刊文春』9月10日号の記事によると、米大統領候補トランプ氏は、8月21日の決起集会で彼は2万人の聴衆を前に熱をこめて、「日米安保条約の規定ではアメリカは日本が攻撃されれば、日本を防衛する義務がある。だが日本はアメリカが攻撃されても支援しなくてよい。これでよいと思うか」と語ったとされています。
しかし、この安保条約の片務性については疑問があります。
下記に引用している外務省のホームページからとった安保条約を見て、いったいどこに「日本を防衛する義務がある」のでしょうか。
第六条には、「日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際の平和及び安全の維持に寄与するため、アメリカ合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される。」とされているだけで、日本国の安全に寄与するため基地を使用する、と言われているだけなのです。
安保条約は「日本を防衛する義務がある」とは書かれていないのが本質です。
ましてや、「日本人」を救出するとか、「アメリカ人」を守るとも書かれていないのが実態なのです。
これでは「片務」どころか、日本防衛については「ゼロ務」、つまり何もしないということなのです。
トランプ氏もよく読んで演説してほしいものです。
しかも、過去の軍隊の実態は、自国民を防衛したとは言えない現実がありました。『ブラトーン』における米軍の上官殺しなど、沖縄戦における皇軍の住民虐殺、関東軍の住民そっちのけの引揚げ・・・、枚挙にいとまがありません。
米軍と日本軍の「敵」は実は民主主義だという歴史的事実を忘れてはならないのです。当然、中国軍もそうなのです。
ということで、この安保条約は日本を出撃基地にするための日本にとっての不平等条約なのです。
したがって、辺野古移転問題、厚木基地問題、古くて新しい砂川事件地裁判決を見ても、安保条約を廃棄し、対等平和条約を締結する時期に来ていると考えます。
次回は、新しい日米平和条約について考えましょう。
------------------------------------------------------------------------------
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約
日本国及びアメリカ合衆国は、
両国の間に伝統的に存在する平和及び友好の関係を強化し、並びに民主主義の諸原則、個人の自由及び法の支配を擁護することを希望し、また、両国の間の一層緊密な経済的協力を促進し、並びにそれぞれの国における経済的安定及び福祉の条件を助長することを希望し、
国際連合憲章の目的及び原則に対する信念並びにすべての国民及びすべての政府とともに平和のうちに生きようとする願望を再確認し、両国が国際連合憲章に定める個別的又は集団的自衛の固有の権利を有していることを確認し、
両国が極東における国際の平和及び安全の維持に共通の関心を有することを考慮し、相互協力及び安全保障条約を締結することを決意し、よつて、次のとおり協定する。
第一条 締約国は、国際連合憲章に定めるところに従い、それぞれが関係することのある国際紛争を平和的手段によつて国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決し、並びにそれぞれの国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎むことを約束する。
締約国は、他の平和愛好国と協同して、国際の平和及び安全を維持する国際連合の任務が一層効果的に遂行されるように国際連合を強化することに努力する。
第二条 締約国は、その自由な諸制度を強化することにより、これらの制度の基礎をなす原則の理解を促進することにより、並びに安定及び福祉の条件を助長することによつて、平和的かつ友好的な国際関係の一層の発展に貢献する。締約国は、その国際経済政策におけるくい違いを除くことに努め、また、両国の間の経済的協力を促進する。
第三条 締約国は、個別的に及び相互に協力して、継続的かつ効果的な自助及び相互援助により、武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を、憲法上の規定に従うことを条件として、維持し発展させる。
第四条 締約国は、この条約の実施に関して随時協議し、また、日本国の安全又は極東における国際の平和及び安全に対する脅威が生じたときはいつでも、いずれか一方の締約国の要請により協議する。
第五条 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従つて直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執つたときは、終止しなければならない。
第六条 日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際の平和及び安全の維持に寄与するため、アメリカ合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される。
前記の施設及び区域の使用並びに日本国における合衆国軍隊の地位は、千九百五十二年二月二十八日に東京で署名された日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定(改正を含む。)に代わる別個の協定及び合意される他の取極により規律される。
第七条 この条約は、国際連合憲章に基づく締約国の権利及び義務又は国際の平和及び安全を維持する国際連合の責任に対しては、どのような影響も及ぼすものではなく、また、及ぼすものと解釈してはならない。
第八条 この条約は、日本国及びアメリカ合衆国により各自の憲法上の手続に従つて批准されなければならない。この条約は、両国が東京で批准書を交換した日に効力を生ずる。
第九条 千九百五十一年九月八日にサン・フランシスコ市で署名された日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約は、この条約の効力発生の時に効力を失う。
第十条 この条約は、日本区域における国際の平和及び安全の維持のため十分な定めをする国際連合の措置が効力を生じたと日本国政府及びアメリカ合衆国政府が認める時まで効力を有する。
もつとも、この条約が十年間効力を存続した後は、いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意思を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行なわれた後一年で終了する。
以上の証拠として、下名の全権委員は、この条約に署名した。
千九百六十年一月十九日にワシントンで、ひとしく正文である日本語及び英語により
本書二通を作成した。
日本国のために
岸信介
藤山愛一郎
石井光次郎
足立正
朝海浩一郎
アメリカ合衆国のために
クリスチャン・A・ハーター
ダグラス・マックアーサー二世
J・グレイアム・パースンズ
- 海外FXのわなにハマってみる (09/21)
- SEALDs奥田愛基という男 (09/15)
- 耕作放棄地の太陽光発電と河川決壊 (09/13)
- 歌ネタ王で「安保」が話題 (09/10)
- 日米平和友好条約 草案骨子 (09/05)
- 米大統領候補トランプ氏発言に疑問 (09/04)
- January 2024 (1)
- December 2023 (1)
- October 2023 (1)
- September 2023 (1)
- August 2023 (1)
- May 2023 (2)
- April 2023 (1)
- March 2023 (2)
- February 2023 (1)
- January 2023 (1)
- October 2022 (5)
- September 2022 (10)
- August 2022 (6)
- July 2022 (2)
- June 2022 (1)
- May 2022 (1)
- April 2022 (1)
- March 2022 (2)
- February 2022 (3)
- January 2022 (4)
- December 2021 (2)
- November 2021 (5)
- October 2021 (19)
- September 2021 (8)
- August 2021 (11)
- July 2021 (2)
- June 2021 (1)
- April 2021 (1)
- March 2021 (4)
- February 2021 (6)
- January 2021 (6)
- December 2020 (8)
- November 2020 (11)
- October 2020 (15)
- September 2020 (12)
- August 2020 (2)
- July 2020 (8)
- June 2020 (1)
- May 2020 (2)
- April 2020 (1)
- March 2020 (3)
- February 2020 (2)
- January 2020 (8)
- December 2019 (6)
- November 2019 (3)
- October 2019 (5)
- September 2019 (2)
- August 2019 (2)
- July 2019 (3)
- June 2019 (11)
- May 2019 (4)
- April 2019 (3)
- March 2019 (3)
- February 2019 (5)
- January 2019 (8)
- December 2018 (4)
- November 2018 (4)
- October 2018 (7)
- September 2018 (4)
- August 2018 (7)
- July 2018 (6)
- June 2018 (4)
- May 2018 (3)
- April 2018 (5)
- March 2018 (6)
- February 2018 (9)
- January 2018 (10)
- December 2017 (8)
- November 2017 (1)
- October 2017 (3)
- September 2017 (5)
- August 2017 (1)
- July 2017 (2)
- June 2017 (5)
- May 2017 (4)
- April 2017 (4)
- March 2017 (6)
- February 2017 (2)
- January 2017 (5)
- December 2016 (1)
- November 2016 (2)
- October 2016 (2)
- September 2016 (2)
- July 2016 (2)
- June 2016 (4)
- May 2016 (4)
- March 2016 (1)
- February 2016 (1)
- January 2016 (2)
- December 2015 (4)
- November 2015 (1)
- October 2015 (1)
- September 2015 (6)
- August 2015 (3)
- July 2015 (4)
- June 2015 (12)
- May 2015 (3)
- April 2015 (1)
- March 2015 (1)
- January 2015 (5)
- December 2014 (2)
- October 2014 (3)
- September 2014 (1)
- July 2014 (3)
- June 2014 (1)
- March 2014 (1)
- December 2013 (2)
- October 2013 (3)
- September 2013 (1)
- August 2013 (4)
- July 2013 (6)
- June 2013 (1)
- May 2013 (3)
- April 2013 (2)
- March 2013 (4)
- February 2013 (5)
- January 2013 (4)
- December 2012 (4)
- November 2012 (3)
- October 2012 (4)
- September 2012 (3)
- August 2012 (2)
- July 2012 (5)
- June 2012 (6)
- May 2012 (6)
- April 2012 (3)
- March 2012 (7)
- February 2012 (9)
- January 2012 (5)
- December 2011 (6)
- November 2011 (5)
- October 2011 (10)
- September 2011 (16)
- August 2011 (5)
- July 2011 (4)
- June 2011 (14)
- May 2011 (7)
- April 2011 (6)
- March 2011 (17)
- February 2011 (19)
- January 2011 (18)
- December 2010 (58)
- November 2010 (8)
- October 2010 (28)
- September 2010 (18)
- August 2010 (20)
- July 2010 (32)
- June 2010 (32)
- May 2010 (41)
- April 2010 (51)
- March 2010 (16)
- February 2010 (30)
- January 2010 (17)
- December 2009 (8)
- October 2009 (37)
- September 2009 (30)
- August 2009 (45)
- July 2009 (53)
- June 2009 (62)
- May 2009 (88)
- April 2009 (56)
- March 2009 (79)
- February 2009 (104)
- January 2009 (95)
- December 2008 (161)
- November 2008 (114)
- 映画談義のパラディソ (73)
- 勝手なギャラリーノ (20)
- 美術を歩こうよ (30)
- 鎌倉歴史文化研究所1 (176)
- 演劇はサクレ・クール (98)
- 音楽は楽しい (61)
- ネコとあそぼう (4)
- 日記だょん (80)
- 論評desse (21)
- スポーツしよう (55)
- 居酒屋探訪 (25)
- 鎌倉歴史文化研究所2 (7)
- 文学ディスカシォーネ (62)
- 歴史さんぽりーの (121)
- 宗教の時間でございます (20)
- 科学はだいじだよ (68)
- 哲学のラ・フォンテーヌ (41)
- マンガにメーション (10)
- はい!こちら社会部 (19)
- 国会・地方議会・自治体 (10)
- 安心・安全のために (32)
- 学習・教育・文化論 (13)
- 裁判員制度を考える (3)
- 平和問題・憲法9条 (37)
- 社会保障・医療 (8)
- 真面目なメディア論 (6)
- 日本政界への気合だ! (152)
- 世界政治を語れば (128)
- 経済・税財政論・会計学 (69)
- 雇用を守れっつーの (33)
- 芸能を正しく見る〜と (21)
- テレビーノTV (9)
- 地球環境・農業 (9)
- ポエミック・ポエム (3)
- おすすめ書籍 (1)
- 小説ブログ (3)
- 人権ドロワ・ド・ロム (5)
- チョコレート評論 (10)
- 久々の物理学 (48)
- 数学へのプロムナード (3)
- 労働力価値研究 (1)
- 駅めぐり (40)
- 健康手帳 (6)
- マイ・ディア・マルクス (12)
- 外国語習得への道 (7)
- 笑いがイチバン (8)
- 料理のピカソ (4)
- マルクス・ガール (10)
- 政治経済学再入門 (53)
- 図書館学私論 (20)
- アダルト童話 (2)
- Foreign news (4)
- どこ吹く風 (12)
- トルストイに学ぶ (4)
- マルエン全集ノート (3)
- ユーロドル日記 (22)
- 科学・技術論 (1)
- 古い法学系ノート (11)
- 実践FXの記録 (4)
- 正義・道徳 (4)
- 早朝の風 (101)
- 短歌・俳句など (1)
- 超約 韓流時代劇 (4)