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    世界一への執念と少数派

    2016.09.27 Tuesday
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      JUGEMテーマ:ニュース

       

       安倍首相の臨時国会所信表明の最初の言葉が、民進党代表・蓮舫氏への当てつけのような言葉でした。

       しめくくり演説でも挙げられた蟹かまぼこが世界のトップシェアを誇るようになるまでの道筋は、NHKの「プロフェッショナル」のような苦難の道があっただろうと容易に想像できます。

       しかし、こういう問題は、どの点からみて、トップとか一位という評価が与えられるかが問題です。

       SMAPの歌にもあるように「NO.1にならなくてもいい、もともと特別なONLY1」というのは、評価軸が違うところからきています。

       安部氏の表明は、当然ながら2020年オリンピック・パラリンピックを見据えての発言でしょうが、それを経済分野のシェア一位にすり替えた発言だと思うのです。

       科学技術も一番に発見しないと最先端には行けませんが、だからと言ってそれがシェア1位を獲得するとかとは関係がありません。

       

       振り返って、軍事費1位とか、核兵器保有数1位というのは良いことがどうか。

       「幸福度」ナンバーワンというのが先進的なのかどうか。

       これは「多数」ならば正しく、「少数」ならば間違っているという考え方に近い、過去の過ちです。つまり、なしてはならない歴史上の汚点なのです。

       

       今回、自衛隊や海上保安庁についての演説をしているときにスタンディング・オベーションだったことがニュースになり、それが素晴らしいとか、反対に恐ろしいという評価が下っています。「人殺し」予算と発言した共産党幹部への批判としての群衆心理がここにも表れています。国会はかなり危ないことになってはいないか、国民は相当チェックする必要があります。

       この事態について、かつてのファシスト党や現在の北朝鮮を思い浮かぶ筋もありますが、この「少数・多数論」を歴史上の教訓として議論すべきときが来たのではないかと思います。

       そして、それが現代民主主義を論ずる上で中心点として本質的議論がなされる問題なのです。

       

       

       

       

       

      日本政界への気合だ!|-|-|-|-|by ネコスキイ

      来年はロシア革命100周年

      2016.09.20 Tuesday
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        JUGEMテーマ:学問・学校

         

         来年はロシア革命100周年であることを最近ふと気づきました。

         ロシア全史を学習するなかで、あっそうだ、と気づいたわけです。

         

         アメリカ独立革命、フランス革命は盛大に祝いますが、このロシア革命は一体だれが祝うのでしょうか。

         ロシア革命は「社会主義」革命と言われますが、実態はレーニンが言うように、労働者権力と電化ぐらいしか手に入れていないような状況だったのです。そういう脆弱な状況の中で「革命」を守るために反政府勢力等とのたたかいが5年以上続き、レーニンからスターリンへと最高権力が受け継がれ、「社会主義」独裁国家として世界に君臨し続け、資本主義の盟主であるアメリカとの死闘で権力をさらに強化されて1990年まで続きました。

         そのソヴィエト政権は73年間“栄えて”ついに崩壊、ロシア共和国に変化します。

         『悪の権化』『巨悪』とまで言われて続いた国家の建国を祝うのは、「社会主義」革命の瞬間への未練がある人々でしょう。

         レーニンまでは良い、スターリン以降は悪い。と区別すれば、祝福できるかもしれません。

         しかし、レーニンも所々間違いの点があり、決定的にマルクスの理論とは食い違っているという議論もあります。

         

         ツァーリ政権の民主勢力弾圧と戦争動員、その帝政ロシア崩壊後の政権が戦争を継続することへの猛反発、これらが次なる政権・ソヴィエトへの人民の期待を生み、そのエネルギーが「社会主義」政権を生んだのです。

         他の政党は暴力主義へと転落し自滅したため、選びようもなかった当時の状況もありました。

         とにかく、戦争による人心の荒廃や経済の混乱の中で、人々にとって「社会主義」政権は一条の光輝に見えたはずです。

         

         祝うとしたら、アメリカ独立革命、フランス革命、パリ・コンミューン革命へと続く、民主主義への革命と、戦争終結・民族独立の3点セットという点から祝われるでしょう。

         各国の共産党や社会党などはある程度祝うでしょうが、諸手をあげてお祝いし難い「革命」ではあります。

         祝うかどうかは別として、来年は、相当、「社会主義」論の議論が多発するでしょう。

         

         

        世界政治を語れば|-|-|-|-|by ネコスキイ
         
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