一定期間更新がないため広告を表示しています
元警視正・亀井静香の主張
JUGEMテーマ:ビジネス
『月刊 日本』12月号で、面白い対談が掲載されています。
元警視正で自民党政権で大臣を務めた亀井静香氏と日本共産党委員長の志位和夫氏の対談です。
これは表面的に水と油という関係に見えますが、中身は超面白い一致性があります。
1.米軍基地撤退・・・ 日本は最前線の軍事基地になっている(亀井氏の言葉、以下同じ)
2.安保条約いらない・・・・冷戦が終わったんだから
3.アジアで対等平等な国際関係をつくる ・・・ 戦前の大東亜共栄圏は・・・あれは間違いだった。
4.安倍政権について・・・多数決原理だけでいくとファッショになる
5.資本論について ・・・私も資本論は否定しないよ。全部読んでいるんだから
6.野党共闘について・・・野党共闘がどんどんできれば、自民党は負けるよ
そして、亀井氏は来年の参議院選挙は衆参同時選挙になると“断言”しました。
洞察力があるのは元警察官僚の勘と情報網でしょう。
同時に、警戒しないといけないのはこういう対談の後、気の緩んだ共産党に協力者(スパイ)が増えるということです。
やっちゃえ! NISSAN
JUGEMテーマ:ニュース
「やっちゃえ 日産」
の標語どおり、大金をちょろまかしていました!
それもカルロス・ゴーン会長がです。まだ、容疑者ですが、特捜が資料をつかんだようです。
10億の報酬を受け取っていること自体が問題だったのに、さらに報酬を半分しか明示していなかったのです。
だいたい、日産の経理はどうなっているのか。
組織自体も疑わしいことになりました。
日産の派遣切り。
これはもう2008年の有名な悪行でした。
アメリカの金融破綻後の経済不況によって、全国に調整弁として「派遣切り」が行われ、国民が立ち上がったのです。
「派遣村」なるもののが出現し、炊き出しなどで応援。湯浅誠さんなど有名な人が救援を呼びかけました。
日産の幹部がこれですから、当然、「派遣切り」という神も仏も涙もない所業に及ぶのも必然だったということが、10年たって判明したのです。
これからも、構造的原因を他の大企業も含めて暴いていきたいと考えています。
ルノーや日産の株主総会でも約半分の株主が高すぎる役員報酬について反対票を投じてきたのに、縛りがないためにまさに「搾取」されてきたのです。
株主民主主義の限界は東電原発事故のときに指摘したとおりですが、この場合でもそれが露呈しました。
司法取引で、日産と他の企業の経理を暴くべきです。
金返せ!!
自動運転より先に、労働者の生活を安定させよ
これから日産のスローガンは、
「嘘つけ! 日産」
です。
P.S.
(以下は、2008年12月17日のブログ「知の知人」です。)
これは、警鐘乱打です。
1500人を08年12月末までに解雇する予定でしたが、さらに500人を解雇するニュースが飛び込んできました。
栃木工場(栃木県上三川町)、九州工場(福岡県苅田町)、追浜工場(神奈川県横須賀市)の3工場などです。これで、08年4月時点で2000人いた日産の派遣社員はすべて削減されることになります。
派遣、期間工の皆さん、契約途中であるならば、訴えてください。労働契約法17条で、簡単に解雇できないはずです。
社会全体が失業者であふれるならば、困るのは企業ですからね。
金は天下の回り物。
労働者が消費するものは企業のつくった製品、サービスですから、労働者が無一文になったら、連鎖的に購買力が低まります。それが消費不況です。
たちあがりましょう。
これが、社会を作ることです。
人間は、幸せになるために生まれてきたんですよ。
p.s.2
以下、フランス「ルモンド」紙より
L’état-major de Nissan décide du sort de Carlos Ghosn
Alors que le président du groupe est toujours en détention, le conseil d’administration du constructeur automobile devrait le limoger dans la journée.
来た!! ボヘミアン・ラプソディ
評価:
クイーン Universal Music =music= ¥ 8,800 (2018-10-19) |
JUGEMテーマ:映画
この映画は最近公開された世界でも有名なロック・グループ「QUEEN」の結成から、ボーカルのフレディ・マーキュリーの死までを描いたものです。
個人的には、経歴について色々と知っていたので、もっと大河ドラマっぽいのを期待していたのですが、あまりそれを求めないにしても社会性に乏しい映画になりました。
ラストの方で、ゾロアスター教の父に善き事をせよという言葉どおりに、アフリカ・エイド・ライブに出演、大きな共感を呼びました。
このブログでも漫画家の松本零士氏が絶賛している「ボヘミアン・ラプソディ」のCDを宣伝しているように、私の基調に流れる精神というか通奏低音は、この社会性であることは間違いありません。
テレビの映画紹介では、最後の20分はみんなロック会場にいるほど興奮するぞ、という前宣伝でしたが、観客層は壮年が多く(QUEENはそういう世代のスターでしたが)落ち着いた雰囲気でした。だれしも、ビートルズの集団音楽に飽き、フレディー・マーキュリーの高音にしびれた世代なのです。
そして、彼の名を高らしめた社会性のある「ボヘミアン・ラプソディ」は、謎に満ちつつ、英国の現実社会を色濃く反映した含蓄がありました。
一人の青年が銃で人を殺してきたと母親に告白する
刑務所に行く際の心境
その現実と向き合い気がおかしくなる
優しい「ママ」、ううう!
もうみんなと会えなくなる
夢うつつかもしれない
ガリレオ、フィガロ、マニフィコ・・・・いやいや
何言ってんだ!俺
「オペラ」を超える何かを求めた彼らに、社会性あるオペラティズムを作らしめたのです。
音楽会社EMIはそのリリースを認めず、理解されないプレッシャーがQUEENにはありました。
ビートルズもそうですが、社会性が曲に出てきたら終了!!
これがショー・ビジネスの限界です。
それより向こうは死んでから他人が作るのですから。
この作品についての感想は以上です。
p.s.
第91回アカデミー賞で5部門にノミネートされた映画「ボヘミアン・ラプソディ」が、2019年1月22日までに累計興行収入100億4168万7580円、観客動員727万904人に到達!!
米国中間選挙考
JUGEMテーマ:ニュース
これほどまでに米国中間選挙が報道されたことはないと思います。
ひどい中傷合戦に、事実と違う報道もなされています。
米国議会において大統領を支持する議員が多数を占めるかどうかが、世界の大問題であるかのように報道されています。
トランプ政権はSNSを駆使して劣勢を覆すように涙ぐましい努力がなされているようです。
アメリカの民主党が「社会主義」を唱えているようなことを言い出したり、国民皆保険制度が「社会主義」制度であるかのような話を聞くとヘドがでそうな気分になります。
トランプ氏が出てから人に対して悪口を言ったり毒づいたりすることが当たり前のことになってしまいました。
大統領になってからそのことがお墨付きのようになっています。
この事態を憂慮する報道がNHKでもなされました。
アメリカ国民のみなさん
良識(コモン・センス)を発揮してください。
アメリカ政府の敵は「民衆」であり、「民衆の敵」はアメリカ政府になっていることを早く気づいてください。
権力を持てば「正しく」、野に下れば「悪い」ということではありません。
「多数」が正しく、「少数」が悪いという証明はどこにもありません。
アメリカの意向でイランからの石油を止めたり、北朝鮮と対峙したり、そういうことは独自の外交であることを一般論として考えないといけません。もしそういうことができるならば、アメリカ第一主義、保守主義に従え!!ということになるのです。すごい矛盾です。
そして、
あらゆる種類の誤解に対する
最も強力な武器は理性である。
私はそれ以外の
武器を使ったことがないし
今後も使うつもりはない。
そのままでいる方がずっと楽である
トマス・ペイン
- 元警視正・亀井静香の主張 (11/26)
- やっちゃえ! NISSAN (11/20)
- 来た!! ボヘミアン・ラプソディ (11/12)
- 米国中間選挙考 (11/06)
- January 2024 (1)
- December 2023 (1)
- October 2023 (1)
- September 2023 (1)
- August 2023 (1)
- May 2023 (2)
- April 2023 (1)
- March 2023 (2)
- February 2023 (1)
- January 2023 (1)
- October 2022 (5)
- September 2022 (10)
- August 2022 (6)
- July 2022 (2)
- June 2022 (1)
- May 2022 (1)
- April 2022 (1)
- March 2022 (2)
- February 2022 (3)
- January 2022 (4)
- December 2021 (2)
- November 2021 (5)
- October 2021 (19)
- September 2021 (8)
- August 2021 (11)
- July 2021 (2)
- June 2021 (1)
- April 2021 (1)
- March 2021 (4)
- February 2021 (6)
- January 2021 (6)
- December 2020 (8)
- November 2020 (11)
- October 2020 (15)
- September 2020 (12)
- August 2020 (2)
- July 2020 (8)
- June 2020 (1)
- May 2020 (2)
- April 2020 (1)
- March 2020 (3)
- February 2020 (2)
- January 2020 (8)
- December 2019 (6)
- November 2019 (3)
- October 2019 (5)
- September 2019 (2)
- August 2019 (2)
- July 2019 (3)
- June 2019 (11)
- May 2019 (4)
- April 2019 (3)
- March 2019 (3)
- February 2019 (5)
- January 2019 (8)
- December 2018 (4)
- November 2018 (4)
- October 2018 (7)
- September 2018 (4)
- August 2018 (7)
- July 2018 (6)
- June 2018 (4)
- May 2018 (3)
- April 2018 (5)
- March 2018 (6)
- February 2018 (9)
- January 2018 (10)
- December 2017 (8)
- November 2017 (1)
- October 2017 (3)
- September 2017 (5)
- August 2017 (1)
- July 2017 (2)
- June 2017 (5)
- May 2017 (4)
- April 2017 (4)
- March 2017 (6)
- February 2017 (2)
- January 2017 (5)
- December 2016 (1)
- November 2016 (2)
- October 2016 (2)
- September 2016 (2)
- July 2016 (2)
- June 2016 (4)
- May 2016 (4)
- March 2016 (1)
- February 2016 (1)
- January 2016 (2)
- December 2015 (4)
- November 2015 (1)
- October 2015 (1)
- September 2015 (6)
- August 2015 (3)
- July 2015 (4)
- June 2015 (12)
- May 2015 (3)
- April 2015 (1)
- March 2015 (1)
- January 2015 (5)
- December 2014 (2)
- October 2014 (3)
- September 2014 (1)
- July 2014 (3)
- June 2014 (1)
- March 2014 (1)
- December 2013 (2)
- October 2013 (3)
- September 2013 (1)
- August 2013 (4)
- July 2013 (6)
- June 2013 (1)
- May 2013 (3)
- April 2013 (2)
- March 2013 (4)
- February 2013 (5)
- January 2013 (4)
- December 2012 (4)
- November 2012 (3)
- October 2012 (4)
- September 2012 (3)
- August 2012 (2)
- July 2012 (5)
- June 2012 (6)
- May 2012 (6)
- April 2012 (3)
- March 2012 (7)
- February 2012 (9)
- January 2012 (5)
- December 2011 (6)
- November 2011 (5)
- October 2011 (10)
- September 2011 (16)
- August 2011 (5)
- July 2011 (4)
- June 2011 (14)
- May 2011 (7)
- April 2011 (6)
- March 2011 (17)
- February 2011 (19)
- January 2011 (18)
- December 2010 (58)
- November 2010 (8)
- October 2010 (28)
- September 2010 (18)
- August 2010 (20)
- July 2010 (32)
- June 2010 (32)
- May 2010 (41)
- April 2010 (51)
- March 2010 (16)
- February 2010 (30)
- January 2010 (17)
- December 2009 (8)
- October 2009 (37)
- September 2009 (30)
- August 2009 (45)
- July 2009 (53)
- June 2009 (62)
- May 2009 (88)
- April 2009 (56)
- March 2009 (79)
- February 2009 (104)
- January 2009 (95)
- December 2008 (161)
- November 2008 (114)
- 映画談義のパラディソ (73)
- 勝手なギャラリーノ (20)
- 美術を歩こうよ (30)
- 鎌倉歴史文化研究所1 (176)
- 演劇はサクレ・クール (98)
- 音楽は楽しい (61)
- ネコとあそぼう (4)
- 日記だょん (80)
- 論評desse (21)
- スポーツしよう (55)
- 居酒屋探訪 (25)
- 鎌倉歴史文化研究所2 (7)
- 文学ディスカシォーネ (62)
- 歴史さんぽりーの (121)
- 宗教の時間でございます (20)
- 科学はだいじだよ (68)
- 哲学のラ・フォンテーヌ (41)
- マンガにメーション (10)
- はい!こちら社会部 (19)
- 国会・地方議会・自治体 (10)
- 安心・安全のために (32)
- 学習・教育・文化論 (13)
- 裁判員制度を考える (3)
- 平和問題・憲法9条 (37)
- 社会保障・医療 (8)
- 真面目なメディア論 (6)
- 日本政界への気合だ! (152)
- 世界政治を語れば (128)
- 経済・税財政論・会計学 (69)
- 雇用を守れっつーの (33)
- 芸能を正しく見る〜と (21)
- テレビーノTV (9)
- 地球環境・農業 (9)
- ポエミック・ポエム (3)
- おすすめ書籍 (1)
- 小説ブログ (3)
- 人権ドロワ・ド・ロム (5)
- チョコレート評論 (10)
- 久々の物理学 (48)
- 数学へのプロムナード (3)
- 労働力価値研究 (1)
- 駅めぐり (40)
- 健康手帳 (6)
- マイ・ディア・マルクス (12)
- 外国語習得への道 (7)
- 笑いがイチバン (8)
- 料理のピカソ (4)
- マルクス・ガール (10)
- 政治経済学再入門 (53)
- 図書館学私論 (20)
- アダルト童話 (2)
- Foreign news (4)
- どこ吹く風 (12)
- トルストイに学ぶ (4)
- マルエン全集ノート (3)
- ユーロドル日記 (22)
- 科学・技術論 (1)
- 古い法学系ノート (11)
- 実践FXの記録 (4)
- 正義・道徳 (4)
- 早朝の風 (101)
- 短歌・俳句など (1)
- 超約 韓流時代劇 (4)