一定期間更新がないため広告を表示しています
雨男の身の丈
評価:
山本 晴太,川上 詩朗,殷 勇基,張 界満,金 昌浩,青木 有加 現代人文社 ¥ 2,200 (2019-08-30) |
JUGEMテーマ:ニュース
別の場所や立場で言えば、ボキャブラリーが豊かな発言になるのに、政治家が公の場で発言すると全く違う意味を醸し出す2例が、最近ありました。
国民の置かれた状態を考慮しないに等しい「差別発言」なのです。
「雨男」とは、河野現防衛大臣が発した言葉で、台風で被害にあった人々の気分・感情を全く考慮せず、見下した笑いにつなげる考えです。自分が雨男だから台風が来て被害にあっても仕方ないじゃないか、と聞こえるのです。
また、「身の丈」とは、荻生田文部科学大臣が発した言葉で、大学入試に英語の民間試験を利用することに関連しての発言でした。
これは、経済的に貧しい家庭は「身の丈」にあった教育を受けるべきだという意味になるので、教育の機会均等を謳った基本法や憲法にも反する差別です。
これ以外にも、物品の供与で経済産業大臣を辞任したり、問題発言の多い麻生大臣を含め、「問題の多い」内閣です。
だいたい「アベノミクス」と自分で自分の政策に名前を付けること自体、前代未聞。
「問題の多い」トランプ大統領と仲良いことも問題。韓国に対して「徴用工」「慰安婦」など政治問題に対して経済政策で対抗するという禁じ手を打ってしまった問題は、救いがたいのです。
その人が来たら雨になるというジンクス。民間で言われることであって科学である政治に入れてはならないジンクスです。
「雨男」は「身の丈」を知らないようです。
P.S.
そのあと、法務大臣も妻(参議院議員)の公選法違反のため辞任しました。防衛大臣と法務大臣は舌禍と過失ですが、文部科学大臣については政策上の安倍政治の本質から来た問題なので安倍氏自体の責任が深く問われます。荻生田氏は、「モリ、カケ」問題の中心人物でもあるのでもっと深い闇がありそうです。
関係者の結婚は祝うべきことですが、大事なニュースを隠さないようにして取り上げてほしいものです。
全世界にラグビー芸術を
評価:
--- 文藝春秋 ¥ 582 (2019-10-17) |
JUGEMテーマ:スポーツ
ニュージーランド対イングランド戦で、“本家”のイングランドが勝ちました。
過去3回優勝経験のニュージーランド「オールブラックス」が敗れたのは、驚きました。
でも、戦いぶりを見ていれば、最初からイングランドが勝っていたのがわかります。
ニュージーランドが闘いの前の儀式「ハカ」を演じていたのに対し、イングランドは「V字体型」で臨み、観客は否応なしにこの好対決に大興奮を感じました。
どのチームも戦いの雄たけびの「ハカ」を演じればいいのにと思います。
その国や地域の伝統的な「雄たけび」の踊りはあるはずで、それを試合前にダンスすることで芸術的な試合をすることを望みます。
こういうところに、すべてのエネルギーを使うことが、今後全世界に広がることを期待してやみません。
日本対南アフリカ戦では、1回もトライを入れさせてもらえなかったのが世界の壁でしょうが、その前のアイルランド戦では、オフロードパスが連続して見事に成功し、トライにつながりました。
サッカーとは違う盛り上がりに、こういう世界があったのかといつもとは違う感覚で見ている人も多かったと思います。
ルールが難しい部分があるので、そこを何とか理解すれば、サッカーを超える人気を獲得するのではないか。
いずれにせよ、体力の限りを尽くして素手で戦う姿は、すがすがしい光景でした。
世界の隅々までこのスポーツを広げたいものです。
リチウム電池とコンゴ内戦
JUGEMテーマ:ビジネス
(産経デジタルより転載)
吉野さんが、リチウム電池を開発したことでノーベル化学賞を受賞し、世間は騒いでいます。
それはそれとして、お祝いすべきことですが・・・・・・。
今朝のNHK「おはよう日本」では、コンゴ民主共和国の医師で昨年のノーベル平和賞を受賞した方が、資源争いがもとで「性暴力」が使われていると訴えていました。
コンゴ民主共和国といえば、リチウムイオン電池に使われている「コバルト酸リチウム」のコバルトを多量に産出する資源国であり、世界のコバルトの6割を占めているのです。
モバイル社会が到来した80年代から90年代。「しもしも〜」と言っていた時代。
このアフリカですでに資源争いが始まっていたのでしょう。
この地域の内戦とアメリカの干渉を扱った映画もあり記憶に新しいのです。
ブルース・ウィルス主演「太陽は沈まない」、ダスティン・ホフマン主演「アウトブレイク」など、それを反映した映画だったのでしょうね。
科学・技術の進歩は進歩としてあつかう必要があり、内戦を辞めさせるさせるためにリチウム電池は使わない、携帯は使わないという選択肢にはならないと思います。
かつて、ココアがそうだったように、コバルトを採掘している人たちはコバルトが何に使われているのか、スマホとは何かを知らずに暮らし、内戦の苛烈さだけを甘受していることは、想像すべきことです。
ホリエモンこそ、終わってる
JUGEMテーマ:ビジネス
勤続12年で給料14万、日本終わっている、とネットの掲示板に書いたことにたいして、共感と批判が渦巻いています。
いかに、それと同じ状況の人が多いということと、さらに陥れようという人が多いことか。嘆いています。
ホリエモンは、書いた本人が悪いと決めつけ、お前が終わっているとさげすんでいます。
これが日本の「格差社会」、「階級社会」なのに、それを助長する発言が有名人や“成功者”によってなされると、それが「真理」「一般的な常識」となって歩き始めます。これが、今までの風潮です。
1.一国の大使に対して面罵する・・・・河野前外務大臣など
2.弱者をさげすむ・・・・・・・・・・ホリエモンなど
3.意見の違う者に対して、「無礼」扱いする ・・・・三原じゅん子衆議院議員など
4.主張の理由を聞いてもはぐらかす・・・・・・小泉進次郎現環境大臣など
5.三権分立の憲法をないがしろにする・・・・・大島衆院議長、安倍総理など
6.多額金品を授受しても無感覚・・・・・・・・関西電力幹部
これでは、子どもたちも、若い先生方もおかしくなるのも、わかる気がします。
それを許さないのが人間の歴史です。
ホリエモンらはいつかソ連のように自己「崩壊」して、終わりがくるでしょう。
その日まで抵抗運動はつづきます。・・・・・・「バカとつき合うな」とは我々の言いたいことです。
p.s.
その後、関電の会長は退任の意向を示し、社長も事が済んだら退任するとのニュースがでました。問題はその腐敗構造が何十年も続いたということと、今後も原子力行政に頼るということについて、どう考えるかでしょう。
また、ホリエモン氏はN国党から立候補するという噂があり、それを完全否定していませんが、弱者いじめの先鋒に立つ人を国会議員にしてはなりません。
いじめが無くならない理由
JUGEMテーマ:ニュース
先生が先生をいじめて、子どものいじめがなくなるはずはありません。
ヘビースモーカーの先生が、たばこ禁止の指導はできません。
多量の核兵器保有国が他国に核兵器廃絶を押し付けるのは無理です。
神戸で小学生の先生が、同僚の先生をいじめて告発されているというニュースが流れています。
一部の報道では「前代未聞」という言葉が飛び交っていますが、それは記録上のことでしょう。
子どもにいじめをなくすためにどうしたらいいか、人権論文を書かせている教育委員会もあります。
いじめが無くならない理由は、社会にいじめが蔓延しているからです。
国が悪法を放置しつづけた結果、いじめ、差別、偏見を助長し、世論を作っていることもあります。
それは、いわんや県や市でも、ということになります。
また、関西電力が賄賂をもらって、原発を推進しているという構図とそれに許認可について国や国会議員が絡んでいるということは、誰も裏付けられなくて攻め入ることができない領域でした。
そういうところにも、いじめ、差別、偏見というものがあり、それに気づかずに過ごしている幹部や国民もいるのです。
しかし、子どもたちは敏感に態度や言葉の端々から、あるいは暴力的に感知するのです。
そんなことは、常識でしょう。
- 雨男の身の丈 (10/29)
- 全世界にラグビー芸術を (10/27)
- リチウム電池とコンゴ内戦 (10/11)
- ホリエモンこそ、終わってる (10/08)
- いじめが無くならない理由 (10/05)
- January 2024 (1)
- December 2023 (1)
- October 2023 (1)
- September 2023 (1)
- August 2023 (1)
- May 2023 (2)
- April 2023 (1)
- March 2023 (2)
- February 2023 (1)
- January 2023 (1)
- October 2022 (5)
- September 2022 (10)
- August 2022 (6)
- July 2022 (2)
- June 2022 (1)
- May 2022 (1)
- April 2022 (1)
- March 2022 (2)
- February 2022 (3)
- January 2022 (4)
- December 2021 (2)
- November 2021 (5)
- October 2021 (19)
- September 2021 (8)
- August 2021 (11)
- July 2021 (2)
- June 2021 (1)
- April 2021 (1)
- March 2021 (4)
- February 2021 (6)
- January 2021 (6)
- December 2020 (8)
- November 2020 (11)
- October 2020 (15)
- September 2020 (12)
- August 2020 (2)
- July 2020 (8)
- June 2020 (1)
- May 2020 (2)
- April 2020 (1)
- March 2020 (3)
- February 2020 (2)
- January 2020 (8)
- December 2019 (6)
- November 2019 (3)
- October 2019 (5)
- September 2019 (2)
- August 2019 (2)
- July 2019 (3)
- June 2019 (11)
- May 2019 (4)
- April 2019 (3)
- March 2019 (3)
- February 2019 (5)
- January 2019 (8)
- December 2018 (4)
- November 2018 (4)
- October 2018 (7)
- September 2018 (4)
- August 2018 (7)
- July 2018 (6)
- June 2018 (4)
- May 2018 (3)
- April 2018 (5)
- March 2018 (6)
- February 2018 (9)
- January 2018 (10)
- December 2017 (8)
- November 2017 (1)
- October 2017 (3)
- September 2017 (5)
- August 2017 (1)
- July 2017 (2)
- June 2017 (5)
- May 2017 (4)
- April 2017 (4)
- March 2017 (6)
- February 2017 (2)
- January 2017 (5)
- December 2016 (1)
- November 2016 (2)
- October 2016 (2)
- September 2016 (2)
- July 2016 (2)
- June 2016 (4)
- May 2016 (4)
- March 2016 (1)
- February 2016 (1)
- January 2016 (2)
- December 2015 (4)
- November 2015 (1)
- October 2015 (1)
- September 2015 (6)
- August 2015 (3)
- July 2015 (4)
- June 2015 (12)
- May 2015 (3)
- April 2015 (1)
- March 2015 (1)
- January 2015 (5)
- December 2014 (2)
- October 2014 (3)
- September 2014 (1)
- July 2014 (3)
- June 2014 (1)
- March 2014 (1)
- December 2013 (2)
- October 2013 (3)
- September 2013 (1)
- August 2013 (4)
- July 2013 (6)
- June 2013 (1)
- May 2013 (3)
- April 2013 (2)
- March 2013 (4)
- February 2013 (5)
- January 2013 (4)
- December 2012 (4)
- November 2012 (3)
- October 2012 (4)
- September 2012 (3)
- August 2012 (2)
- July 2012 (5)
- June 2012 (6)
- May 2012 (6)
- April 2012 (3)
- March 2012 (7)
- February 2012 (9)
- January 2012 (5)
- December 2011 (6)
- November 2011 (5)
- October 2011 (10)
- September 2011 (16)
- August 2011 (5)
- July 2011 (4)
- June 2011 (14)
- May 2011 (7)
- April 2011 (6)
- March 2011 (17)
- February 2011 (19)
- January 2011 (18)
- December 2010 (58)
- November 2010 (8)
- October 2010 (28)
- September 2010 (18)
- August 2010 (20)
- July 2010 (32)
- June 2010 (32)
- May 2010 (41)
- April 2010 (51)
- March 2010 (16)
- February 2010 (30)
- January 2010 (17)
- December 2009 (8)
- October 2009 (37)
- September 2009 (30)
- August 2009 (45)
- July 2009 (53)
- June 2009 (62)
- May 2009 (88)
- April 2009 (56)
- March 2009 (79)
- February 2009 (104)
- January 2009 (95)
- December 2008 (161)
- November 2008 (114)
- 映画談義のパラディソ (73)
- 勝手なギャラリーノ (20)
- 美術を歩こうよ (30)
- 鎌倉歴史文化研究所1 (176)
- 演劇はサクレ・クール (98)
- 音楽は楽しい (61)
- ネコとあそぼう (4)
- 日記だょん (80)
- 論評desse (21)
- スポーツしよう (55)
- 居酒屋探訪 (25)
- 鎌倉歴史文化研究所2 (7)
- 文学ディスカシォーネ (62)
- 歴史さんぽりーの (121)
- 宗教の時間でございます (20)
- 科学はだいじだよ (68)
- 哲学のラ・フォンテーヌ (41)
- マンガにメーション (10)
- はい!こちら社会部 (19)
- 国会・地方議会・自治体 (10)
- 安心・安全のために (32)
- 学習・教育・文化論 (13)
- 裁判員制度を考える (3)
- 平和問題・憲法9条 (37)
- 社会保障・医療 (8)
- 真面目なメディア論 (6)
- 日本政界への気合だ! (152)
- 世界政治を語れば (128)
- 経済・税財政論・会計学 (69)
- 雇用を守れっつーの (33)
- 芸能を正しく見る〜と (21)
- テレビーノTV (9)
- 地球環境・農業 (9)
- ポエミック・ポエム (3)
- おすすめ書籍 (1)
- 小説ブログ (3)
- 人権ドロワ・ド・ロム (5)
- チョコレート評論 (10)
- 久々の物理学 (48)
- 数学へのプロムナード (3)
- 労働力価値研究 (1)
- 駅めぐり (40)
- 健康手帳 (6)
- マイ・ディア・マルクス (12)
- 外国語習得への道 (7)
- 笑いがイチバン (8)
- 料理のピカソ (4)
- マルクス・ガール (10)
- 政治経済学再入門 (53)
- 図書館学私論 (20)
- アダルト童話 (2)
- Foreign news (4)
- どこ吹く風 (12)
- トルストイに学ぶ (4)
- マルエン全集ノート (3)
- ユーロドル日記 (22)
- 科学・技術論 (1)
- 古い法学系ノート (11)
- 実践FXの記録 (4)
- 正義・道徳 (4)
- 早朝の風 (101)
- 短歌・俳句など (1)
- 超約 韓流時代劇 (4)