ユーロドル日記 12 個人投資家よ、団結せよ!

2011.11.22 Tuesday
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    評価:
    メアリー バフェット,デビッド クラーク
    日本経済新聞社
    ¥ 1,785
    (2002-05)

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    この一年をふりかえって。
      リーマンショックを乗り越えて、日経平均がなんとか2月17日に10891円になってウキウキしていましたね。 ところが、3.11大震災で日経平均は3月15日に8227円という下ヒゲをつけてしまいました。
     その後、揺り戻しがあっても、7月8日の10207円という高値を最高に、8月のアメリカのデフォルト危機騒ぎ、ランクダウンで、一気にに冷え込んでしまいました。 8343円という下ヒゲが10月5日に来て、大底かと思いきや、10月31日までいったんは9152円まで回復したのち、11月になってからは滑り台のように転げて落ちています 。
     このところ連日、終値で年初来安値を更新するという現実です。 
     それもこれも、ヨーロッパ金融危機のせいで、おおまかにはNYSEが下がれば、東京も下がるという構図になっています。 
     すると、ヨーロッパ金融危機を無くせば、日本株が上がるのかというとそんな保証は実はどこにもないのです。
      日経新聞コラム氏や寺島実郎氏によれば、ヨーロッパはなにも国民がものすごい無駄遣いをしたというのではなく、ヨーロッパの銀行が企業を育てるという視点ではな く、金融で儲けるという立場に陥ったことが、今回の原因だという分析をしているのが、なかなか慧眼だとおもいました。 銀証分離(銀行業務と証券業務は一緒にしない)。 今更ながら、心に響いてくる大原則です。それは、アメリカ発の大恐慌から得た歴史的経験ではなかったのか。

      投資して儲けようという考えは否めないでしょう。 しかし、株価または為替が下がった方が儲かる仕組みである「空売り」は、実態を反映せずに株価の下落に拍車をかけてしまいます。 だから、大口の空売りには規制がかかっているのですが、まだまだ足りない気がします。 
     ウォーレン・バフェット氏が日本に来て、日本人に勇気を与えていますが、それは大儲けの対象として希望があるということでしょう。 これまで、彼が買わなかったコンピュータや半導体、ソルーション関連をどしどし買っているというのですが、本当でしょうか。 いずれにせよ「投資」して企業を育て、製品やサービスを作っていくという根底思想に揺るぎが生じるなら、資本主義も終了します。 そして、培った民主主義でさえ損なわれかねません。 
      一人で、手をこまねいている個人投資家諸君。 たたかいの土俵がぐずれている場合、それを立て直すのが、資本主義というものではないか。
      ともに団結して株価をあげましょう。 売り急ぐと損しますよ。


     追伸
       おっと。アメリカでは共和党と民主党の赤字削減策の協議が決裂したというニュースが今、入りました。日本時間の11時なんて、アメリカの夜中ですよ。頑張っているというか、いい加減にしてほしいというか。これじゃ、明日(アメリカ時間11月22日)のNYは大暴落ですよ。すると、全世界に影響が出る。
      協議内容が知りたいですが、世界派遣の軍隊を削減するという話はないでしょうね。それを支えているのは中国と日本をはじめとしたアメリカ国債保有国家です。
     軍隊を減らせばその分、中国も日本も民生部分に回せるじゃないですか。
     全部なくすのが理想だけども、半分くらいで手を打ってはどうか。そういう抜本協議なら時間をとってやてもらいたいものです。

    ユーロドル日記|-|-|-|-|by ネコスキイ

    ユーロドル日記 11 フランクフルト・グループ

    2011.11.09 Wednesday
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       パリのロイターより。

       このグループを構成するのは、
       ドイツのメルケル首相
       フランスのサルコジ大統領
       欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員長
       ファンロンパイ大統領
       欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁
       国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事
       ユーロ圏財務相会合のユンケル議長
       レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)
       の8人。
       
       このグループは、カンヌで開かれたG20首脳会議で非公式に会議をもち、ギリシャには最後通牒を、イタリアには財政再建をIMFの監視下で実行するよう強く迫った、と言います。
       今後、このグループ。釘達造危機対応で主要な役割を果たすこと、▲罅璽躔共同債の発行に反対するドイツを説き伏せられるか、はまだ分かりません。
       「グループが欧州の経済・財政運営にかかわる問題で指導力を発揮し、信用不安の鎮静化という一大目的を達成することができるのか、その手腕に世界の目が注がれている」とロイター氏は期待するものの、ではG20とは何だったのかと言わざるを得ないのです。
       そこにまた国際政治に対する不安が生まれます。
       フランクフルト空港は透明なガラスの空港じゃないですか。グループも透明性をもってやってほしい。
       
       その後のユーロ/ドルは、1.3800前後でこう着しています。
       また、野村証券がイタリア国債を持っているとか、それを売却するとか、そういう不明な情報が流れて、昨日の日本株は欧米の流れに比して大幅にダウンしてしまいました。今日の外国系証券も売り越しが多いようで、日本も世界から見放されているように見えます。
       震災後の株価までは下がると予想します。その後、小康こう着状態が続いて様子見。
       その後は、・・・・
       オリンパス・ショック、トヨタ、パナソニックなど大手の先行き不透明感・・・「わが亡き後に洪水よ来たれ」とはいうものの、タイには来てしまっています(笑)
       
       そうだ、京都に行こう!!という乗りで、信用売りと即時決済で行こう!!

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      ユーロドル日記10 ドイツ連邦議会の判断

      2011.09.29 Thursday
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         9月29日19時10分ごろから、ドイツ連邦議会下院で、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の機能拡充法案の採決があり賛成多数で可決したと報道がありました。
         ところが、上げたのはドル/円であって、ユーロではないというところが深刻です。
         それまで、40分程度は揚げ調子だったのに、採決開始ニュースが伝わる19時10分ころを天井(1.3678)にして、20時過ぎには1.3606へ落下。実に72ポイント下落しました。日本円にすると10万円投入して、40分で5500円以上下落したのですから、大幅な下落になります。
         
         そもそも、EFSFの機能の拡充はいいことなんじゃないのか、と思うのが人情でしょう。
         でも、市場は冷たくドイツを足蹴にするのです。ロンドン、フランクフルトの株式市場も小幅の下落のままという調子です。
         まさに根強い欧州不安があることがわかります。
         ユーロ/ドルは時間足で見ると、9月22日から1.3680-1.3360の間をさまよう相場になり、若干右肩上がりです。
         だったらFXチャートのカーブの上下に分析ラインを引くと、売り・買いポイントが分かります。
         そして、何かのニュースをきっかけに「上ッパナレル」か「下ッパナレル」かをじっと見つめるしかないのです。今のところ、ほぼ同じ幅のボリンジャーバンドなので、半期末を気を付けて、ドテン買い・売りを繰り返せば結構、儲かるのです。
         ただし、「下放れる」ということはユーロ不安が増すので、一旦は売買中止。ヨーロッパ情勢、とくにギリシャへのトロイカの調査を待つことになります。
         とにかく、小さくスキャルピングを重ねて益を出しても、方向を見誤ると小さい魚が一気にクジラに飲み込まれるように、利益を持って行かれます。そのクジラも環境要因という経済情勢によって上下します。また、大きな「仕掛け」でもって食い荒らされるのです。
         しかし、そういう弱肉強食の世界で素人がいいのは、プロと違って売買を中止できることです。また、FX会社の業績宣伝のために「お化粧買い・売り」をしなくてもよいという利点があります。
         乱高下が予想される重要な指標の前後や会議・講演の前後はあまり手を出さないほうが無難なのかもしれません。でも、乱高下がまたジェットコースターで楽しいという麻薬性もあるのです。
         
         そう考えていたら、なんと、また福島沖で地震があったとのニュース、強い揺れも感じたというのです。
         経済不安もそうですが、生きる不安というのも本当にあるのですね。
         たった3年間、フランスで企業で働いて10万近くの年金がもらえる外国人がいる!!と日経電子版で読んで、「無駄遣い・浪費」攻撃にむかっ腹が立っていた時でした。
         出しゃばりのサルコジ大統領、ひっこみ思案のメルケル首相、そしてパパンドレウ首相のことばかり考えていても始まらないな、とハッと我に帰りました。

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        ユーロドル日記9 G20声明批判序文

        2011.09.24 Saturday
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           欧州株、ユーロ/ドルの下げが止まらない、どうしよう。
           
           G20はこの緊急事態に対処せんがため、急遽、予定にない「声明」を発表しましたが、あまり具体性のないものに終わったため、反応は一部にとどまりました。
           いったい、G20の「威力」というものは何なのでしょうか。
           カジノ資本主義の猛威は集団の力をもってしても制御できないというのでしょうか。
           
           そこで、G20声明がどんなものだったかを少しばかり検討するのも、今後の対処の方法として良かろうかとおもいます。
           

           ◆ロイター電子版・日本語版より要約
           
           【各国の対応】
           .罅璽躔は、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の柔軟性を増し、危機の伝播を抑えるために行動を実施する。
           ∧胴颪蓮∪長と雇用を強化するための相当な規模の政策を打ち出した。 
           F本は、中期的な財政健全化、震災復興のための本格的な財政措置を実施しつつある。
           た袈住埔豺颪氾咯綛颪蓮内需主導の成長で、グローバルな成長に対する貢献は増加すると考える。
           
           【対策】 
           グ拌悒譟璽箸硫疆戮諒册阿簗誼畚な動きは、経済および金融の安定に対して悪影響を与えることを再確認する。
           成長を支え、信頼に足る財政健全化計画を実施し、強固で持続可能かつ均衡ある成長を確保するために、すべての国が各々の役割を果たす、集合的で大胆な行動計画が必要。
           Дンヌ・サミットに向けて、協調的なアクションプランを策定するため、協働していく。
           必要な場合に銀行システムと金融市場の安定を保つために必要なすべての行動を採る。
           銀行は現在のリスクに対応するために十分な資本および資金が必要であり、バーゼルIIIを完全に実施することを確保する。


           だいたい以上ですが、疑問と批判があります。

           
           .罅璽躔対策はEFSFしかないのでしょうか。
            オランダ中銀総裁は、1兆ユーロ以上が必要だと述べているようです。IMF専務理事はIMFとECB合同で債券買い入れが必要と個人的意見を表明しています。
           ∧胴颪料蠹な規模の政策とは、従来の枠組みを出ないもの。
            軍事費の半減とかでないなら、グローバル社会への貢献とは言い難いのです。パレスティナの国連加盟表明、米国の拒否権発動予想を見ても、その方向は見えてこないのです。
           F本は、復興税に消費税を充てない、大企業の内部留保を3%崩すとか、そういう政策が見えないと国民の懐をあたため、将来不安をなくすことはできないのです。
           た袈醜颪六埔譴任△蝓∪源差場でもあるため、大国の思惑に支配されやすいのです。
            だから、(先進国)+(新興・途上)=(グローバルな成長)、という簡単な図式にはいかないのです。
           ゥ好ぅ好侫薀/ドルは急激な変動、ユーロドルは「無秩序」な動きです。この認識は良いのです。
           Α嵜頼に足る財政健全化計画」に信頼がないものだから、各国首脳から様々な発言が飛び出るのです。
           Г海療世これからの見せ場です。
           ┐泙拭峺的資金」注入ですか。ラブ注入の方がまだいい。誰が出すと思ってんねん。
           バーゼル掘9駝韻北堆任けず、やってください。

           
           このように考えると、各国国民の意識とズレがある声明があるのが分かりました。しかも、構造的なズレです。 だから、やっぱり根本的に考え直す必要があります。

           この「根本的」という点で、今朝のニュースを見て驚きました。
           ニュートリノの速度が「光速」より早いということを、スイスとイタリアの施設を使った実験で、名古屋大学の教授が確認したというのです。
           こんなバカな基本的なことを確認しようと何万回も実験しているのは「イグ・ノーベル賞」級ですが、基本的事実の確認から科学を再構築していくのは、相対性理論の精神と同じです。
           その精神が、相対性理論の破れと発展につながっていくのです。
           経済構造も同じで、基本になる人間や商品の特性をよく研究して、そこから出発する政策こそが、金融危機の現在求められているのです。
           これを民主的「ファンデメンタルズ」研究と言います。これは、今後の研究に待ちます。

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          ユーロドル日記8 シュタルクECB専務理事

          2011.09.22 Thursday
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            評価:
            欧州中央銀行,ヨーロッパ中央銀行=,ECB=
            東洋経済新報社
            ---
            (2002-06)

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             やはり、ユーロ崩壊のビッグバンは近いのかもしれません。
             これはグリーンスパン氏も、浜矩子氏も指摘していました。
             今回は、ヨーロッパ中央銀行(ECB)の専務理事で、突然辞任を表明したシュタルク氏も22日に発表した論文(注)で懸念しています。
             一部のユーロ導入国が放漫財政で、それがソブリン債務危機を引き起こし欧州経済通貨同盟(EMU)が存続の危機に陥っている、と厳しく喝破しています。
             だから、自分の力では解決できないから、辞任したのかどうかについての表明はないわけですが、ECBの中心にいた専門家がそういうのですから、なかなかパンチのある論文です。
             ユーロドルは2010年6月30日の1.1875をめざしているのか、ジグザクを経ながら下降し、午後10時現在では1.3404前後の下向きになっています。
             ロンドン、フランクフルトはいきなり4%-5%のキツイ下げがあり、それを嫌気してユーロドルも下げているようです。そうなるとアメリカ勢が参入する午後10時30分ころには、もっと下げがきつくなるかもしれません。
             ボンドドルも2010年12月30日以来の安値を更新したと言いますから、ヨーロッパは大変な状況に陥っています。
             ユーロドルも、落ち着いて月足で見てみても、MACDはデッドクロスが近いし、RSIが50まで下がっています。なにより、一目均衡表の下に終値が来て、遅行線もローソクを上から下へ勢いよく切ってきているので、これはもう売るしかないのです。
             2010年6月30日のポリンジャーバンド・ボトムと現在はほぼ同じなので、このラインまで下がっても文句なしです。そのようなテクニカル分析もできると考えます。ただ、月足は大転換の政策には弱い指標かもしれません。
             といっても、大転換しそうだった昨日のFOMC発表で逆に下げに転じているので、政治要因も考えてやっぱり下降でしょう。
             と、書いていたら、ユーロドルはピボットサポート(2)まで下げてきています。次は、下のターニングポイントをめざすでしょう。それを越えれば、これはボリンジャーバンドの1.2220をめざすことになります。
             
             (注)http://www.ecb.int/pub/pdf/scpops/ecbocp129.pdf :「The stability and growth pact: Crisis and reform」

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            ユーロドル日記7 走れトロイカ!

            2011.09.21 Wednesday
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               走れトロイカ 朗らかに 鈴の音高く〜。
               とは、うまくいかねぇや。
               
               トロイカとは、欧州委員会、欧州中央銀行、国際通貨基金がギリシャ債務問題に対してタッグを組む様子を表現したものです。
               今後の欧州債務問題もすべてこのトロイカ体制が調査し、政策・勧告などを行っていきます。
               本日、ギリシャ議会は、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)拡充案を承認したと伝えられます。
               どれほど国債、債権を買い取れるものかは、分かりませんが、10月17日から始まるEU首脳会議で本格的に議論が固まれば、年末は安心ということになるでしょう。ストラテジストもだいたいの予想はしています。
               今日の東京市場のドル/円は戦後最高の円高76.11円(bid)となりました。8月19日のNY市場75.95円(bid)の戦後最高と合わせて、記憶されるでしょう。
                明日未明、午前3時15分まで目をあけている自信はありませんが、トロイカとの調整を経て、本日遅くギリシャは何らかの対策を発表するそうです。そのころまでは、起きていようと覚悟しています。
               ユーロ/ドルは、17時から25時までが勝負なので、かなり体力が必要ですね。
               おっとどっこい、南アフリカの「ランド」も3年ぶりの安値をつけています。これはランド/円で、円にシフトした結果だという分析もあります。
               これでは、すべての通貨は「円」に通ずるような格好になるのではないかと、不安です。
               なぜって、日本国民は高齢化して、働く人々は疲弊し、将来を担う若者は不安でいっぱいだからです。そんな日本に期待をかけてもらっても、荷が重いのです。
               そんななか、経団連会長は復興財源に消費税増税を議論しないのは違和感があるとノタマッテいます。
               政府の会議で、国民年金は月800円減らす案が出される!!
               おいおい。
               江戸時代の百姓ではありません。尻の毛までむしり取り、生かさず殺さずということでは、憲法25条生存権を保障した近代日本とは言い難いのではあーりませんか。

               現在、MACDは「買い」を示し、平均移動線は「売り」を示し、ユーロドルは方向感のない動きが続いています。一目均衡表ではローソク足が雲の下、遅行線はローソク足を上から下に貫通していますから、1.3631を下抜けばさらに下降線を描くとも言われています。
               FOMCが短期国債を売って長期国債を買い増し、その比率高めること以外に、サプライズな政策を打ちだすことなく推移すれば、・・・
               Buy the rumor、sell the fact。
               そうなれば、円高は一層進むことになりますから、今日の戦後最高値と合わせて、日本の介入は必至ということでしょう。
               明後日金曜は秋分の日。いや醜聞の日か。
               今から明日は臨戦態勢。
               日本のAKB48と中国のAK98の酷似にも注意を払いながら。
               
               トロイカよ、ともにガンバロウ。

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              ユーロドル日記6 嵐の前のタイフーン

              2011.09.21 Wednesday
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                 日本列島を縦断しそうな勢いで予報円が北上しています。
                 各地で獰猛な体をくねらせながら、心身と親兄弟を奪っています。
                 いったんくるりと輪を描いて南下する風変わりなタイフーンが、すべてを飲み込んで轟音をたてて過ぎ去ります。
                 日本の安全保障の中心は、地震・津波・台風など自然災害に対する防備のことだったと、あとで後悔します。
                 北朝鮮が攻めてくる!中国が危ない!!と言われ続けている間に、災害で何人の人が死傷したことでしょう。
                 
                 経済災害も深刻です。あす未明(22日午前3時15分予定)に、アメリカFOMCの政策が発表される台風の目になっています。
                 「予報円」の通りすすむのか、そうでないのか。
                 それが問題だ!
                   東証一部の日本株の売買代金が1兆円を下回る薄商いとなり、かなり様子見状態がわかります。大津波の前には潮が引き、台風の前には静かになる自然災害に似ています。
                 株全体が下がり続け(今日の終値はマイナス前日比19.92安の8741.16円でしたが)、ある程度上がりを想定するか、暴落のショックを和らげるか、株取引自体をやめているか、という極限状態なのです。
                 21日10時にいきなり、ドル/円は76.12円をつけて、さあ75円突入かと思いきや、76.35付近にまで戻し様子をうかがっています。
                 ユーロ/ドルは9月17日朝の下げの窓開けで寄り付いた1.3700付近に落ち着いています。この数日は1.3700-1.3600間のレンジ相場で方向感がない状況です。
                 
                 この経済全体の「引き潮」はどんな災害を意味するのか。
                 「金」(gold)だけが、全体として堅調です。この一年で6割も価値を増加させているのですから。
                 世界経済を左右するもの、アメリカ雇用、EUの債務、中国の金利。そして、日本の復興が追加されました。

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                ユーロドル日記5 フィッチ社に雨が冷たし

                2011.09.20 Tuesday
                0
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                   9月20日21時52分、ロイターから格付け会社フィッチは、ギリシャがデフォルトに陥る可能性が高いとの見方を示したと、ニュースが舞い込みました。
                   ほんの一週間前も、危ない!!と欧州で付け焼刃を打ったのですが、またかという印象です。ただ、ユーロ離脱はありえないということも付け加えています。ユーロ離脱の可否を問う国民投票をするとかしないとか、混乱したニュースも朝方飛び交いました。
                   IMFは「数週間以内にデフォルトに陥る事態を回避するため」「公的部門の縮小」を要求しています。
                   ユーロ/スイスフランが、1.2000の最低基準から1.2500にされるとの出所不明のニュースに振り回されて、急落するなど、噂や不用意な発言で数十万吹き飛ぶトレーダーもいるのですから気を付けてほしいのです。こういうのは風説の流布にならないのかどうか。
                   
                   いったいぜんたい。怒りの矛先は何処に向ければいいのか。
                   やはり、資本主義の本質に向けるしかないのか。
                   それにしても、スイス国立銀行は否定するのではなくコメントしないという立場ですから、これまた情勢判断しにくいところです。
                   東京市場の株価は前日比マイナス140円安の大幅下落、一方、イギリス、ドイツは1%以上高ですから対照的な動きを見せています。
                   こりゃ、ほんとうに方向性も見えない森に潜り込んでいます。
                   今日のFOMCに期待が高まり、また、恐怖感も抱いています。
                   22時30分、ニューヨーク市場がオープン。アメリカの成長率が予想より低かったことから小安く推移しています。ユーロ/ドルはまた下降に向っています。
                     

                   名古屋じゃ、100万人以上が避難勧告または避難指示!!
                   名古屋市の人口の半分以上じゃないの?
                    一体、どこに行けというのか。尼寺じゃなし。
                   ユーロ/ドルもどこに落ち着こうとしているのか。
                   
                   おかまいなしに、雨は降り。

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                  ユーロドル日記4 中国、為替スワップ取引停止

                  2011.09.20 Tuesday
                  0
                    JUGEMテーマ:日記・一般

                     すわ、イタリアもか。
                     今朝早く格付けが下がったとたん、一気にユーロ/ドルが下がりました。
                     先日、アメリカ、フランスと格付けが下がりましたので、全体として景気後退と先の見えない状況が続いています。
                     9月12日にユーロ/ドルは1.3500を下回り危機的状況でしたが、新興国を含む世界がユーロを支える緊急対策を講じて、なんとか1.3900を超えるところまで持ち直したのに、今日は1.3600を下回り、午後にはMACDが下向きのデッドクロス迎えているところです。
                     いつまで続くぬかるみぞ。
                     
                      これでは、今週のFOMC、G20、IMF、世銀総会は欧州債務危機の打開策で持ちきりです。
                     今週は、後から考えると金融社会における“関ヶ原”なのかもしれません。
                     中国はフランスの大手銀行に対して、「為替スワップ取引」を停止しているとのこと。
                     これがユーロ/ドル相場の下落に影を落としています。
                     韓国はドル/ウォンに対するドル売り介入を行って、ウォン高に持ち込むなど、国内企業を守るための必死の防戦をやっています。
                     先日、スイスがユーロ/スイスフランを1.2000以下に下げないよういくらでも介入することを宣言したため、それ以後は安定しています。
                     日本はたぶん再び急激にドル/円が75円になったら「断固たる措置」=介入を行ってくることが見えてきました。
                     しかし、素人目から見ると、日本のドル買い/円売り介入→ドル/円高騰(ドル高)→ユーロ/ドル下落、という構図になってしまい、ただでさえユーロが下落して危機に瀕しているのに、さらに下落に拍車をかけてしまいそうです。
                     すると、ギリシャ等の債務問題がさらに深刻になり、またデフォルト危機が生じるという悪魔の構図に見えてしまいます。
                     円高は国内企業に深刻な打撃があり、産業空洞化に拍車をかける。しかし、それを是正しようと介入するとヨーロッパ圏を苦しめるという関係になっているのです。
                     だから、ここは痛み分け、ということになるのが今週の一連の国際会合の内容となることでしょう。
                     
                      金が余っているのに、国民は苦しむという「過剰苦」。
                     この「痛み分け」に各国の金融覇権が新興国を含んで展開されるのです。
                     
                      世はまさに「通貨戦国時代」。
                     ドル、ユーロ、円、人民元、スイスフラン、グレートブリテンポンド・・・。
                     どれが、たぬき?
                      どれが、どじょう?

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                    ユーロドル日記3 ドル資金供給はどこから?

                    2011.09.16 Friday
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                      JUGEMテーマ:日記・一般
                        
                        ドイツ・フランス・ギリシャの電話会談と、世界の主要5銀行のドル資金供給で、なんとかユーロ/ドルの下降は止まり緩やかに回復傾向に見えましたが。
                       また、下がりつつあります。押し目ととらえる向きもないかもしれませんが、まだまだ、一時的な対策であり、各国首脳もおちおち安心していられません。
                       ド素人の目から見ると、
                       ヾ圓辰討海覆い曚票擇蠅振發鬟リシャ等が無計画に使い込んだように見えない、
                       △修龍ゝ襪気譴襦屮疋襦廚辰討いΔ發里蓮△發箸發斑が預けているのか
                       なんて疑問がわきますがね。
                       来週は、最大の山場であるFRBのFOMCが20、21日(アメリカ時間)に開催され、22日にG20、23、24日がIMFと世銀の年次総会と重要日程が続いています。
                       まさに世界を巻き込む金融不安になっているのは間違いありません。
                       
                       ,竜震笋砲弔い
                         以前のブログでも書いたように高い消費税を払っているヨーロッパ国民が世界を揺さぶる無駄遣いをしたとは思えないし、日本人と比較したらそれほど勤勉じゃないとしても、失業率は高いといっても働いている人の方が圧倒的なのに何故にそれほど全体として苦しむのか、理解しづらいのです。やはり、オリンピックの債務や投機による損失など、国民生活とはかけ離れた無駄な借金を抱えているのではないかと思いますね。
                      その関係ねぇ借金のために消費税を上げたり、社会保障を切り捨てたり・・・と国民に押し付けているのでしょう。
                         
                       △竜震笋砲弔い
                        ECB、FRB、BOE、スイス国立銀行、日銀のドル供給、つまり国際介入に使う「ドル」は各国通貨によって買われコンバージョンされたものです。
                        その「お金」は、さかのぼると各国国民が年金・保険・預金などとして積み立てたり、貯めたお金。「金はバイタである、誰とでも寝る」とシェイクスピアが書いたように、「年金」とか、「保険」とか、「預<金」とか、綺麗な形で集めて、どこにでも“つっこむ”ことになったのです、今回の“事件”は。
                        いや、「金」(かね)は生まれた時からそういう運命を背負って誕生したのです。

                        昨日の10時過ぎに、ユーロ/ドルちゃんは、一気に150ポイント暴騰しました。日本円にすればだいたい5万賭けて1万円儲けたようなものです(なかなかうまく波に乗れないのですが、100万だったら20万!!)。
                       1時間でそのような暴利を上げる(一方で損失を被る)のですから、運が良けりゃ、運が良けりゃ、一か月働かなくてもよいと考えるのは庶民でしょうか。
                       いずれにしろ、銀行が使っている金は全〜部、国民のお金。ヨーロッパの国民も贅沢なんかしていないと声を荒げて政府に迫ってください。
                       
                       
                        
                        
                          
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